WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Plume Network、SECにトランスファー・エージェント登録 価格20%以上高騰

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

証券インフラをオンチェーン化へ

暗号資産(仮想通貨)プラットフォームPlume Networkは7日、米証券取引委員会(SEC)からトランスファー・エージェントの資格を取得したことを発表した。PLUMEトークン価格は前日比21.5%高騰した。

トランスファー・エージェントは、株式などの有価証券の名義・記録管理を行う専門業者のことである。

Plume Networkは現実世界の資産をブロックチェーン上でトークン化し、DeFi(分散型金融)との統合を実現するレイヤー1プラットフォーム。6月に運用開始しており、Superstateなどと提携して初日から215億円超の資産を確保していた。

関連:PlumeがRWA金融特化ブロックチェーン始動、初日に運用資産215億円規模

Plume Networkは、これにより1兆ドル規模の米国証券市場をオンチェーン化するというミッションを加速させると意気込みを示した。SECと連携して完全に法的準拠したトークン化資本市場を構築する第一歩だとしている。

また、株主記録、取引、配当という従来型トランスファー・エージェントのインフラをオンチェーン化するとも続けた。株主名簿(キャップテーブル)をブロックチェーン上で管理しSECとDTCC(米国の証券決済機関)に直接報告する形だ。

その他、発行体と資産運用会社向けのオンチェーンでのファンド管理、コンプライアンスを損なうことがない、迅速な登録手続きを提供するとしている。

Plume Networkは、基盤はすでに整っているとも述べた。同ネットワーク上に構築されたRWA(現実資産)トークン・プロジェクトのNestが、わずか3か月で20万人以上のRWA保有者と6,200万ドル以上のトークン化資産を管理するようになったことを挙げている。

Plume Networkのメインネットの預かり資産総額(TVL)は記事執筆時現在で約2.9億ドル(約437億円)である。その中でNestのTVLは6,800万ドル(約102億円)で6位にランクインしているところだ。

Nestは、RWAトークン保有者が、その利回りを維持しながら、DeFiでもオンチェーン利回りを得ることを可能にしている。

RWAとは

「Real World Asset(現実資産)」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債券等の有価証券などが含まれる。RWAのトークン化の可能性は、資産運用最大手ブラックロックらも注目している。

コインデスクによると、Plume Networkは合計39兆ドル超の資産を運用するSEC登録投資ファンド(40年法ファンド)のデジタル化を支援する準備が整ったとしている。

規制上の課題がまだあるものの、SECが2027年を目途に新たな規則を整備するにつれて軽減されると見込んでいるという。

トランプ政権下でSECは証券トークン化についても積極的な姿勢を示しているところだ。株式トークン化を可能にする規制変更について、すでに市場参加者と協議を行っていると報じられている。

背景としては、ナスダックが9月にトークン化証券取引の提供承認をSECに申請したことがあり、承認されれば、米国の主要証券取引所で初めてトークン化証券の取引が可能になる見込みだ。

関連:米SEC、株式トークン化規制実現で協議中 証券取引所グループから懸念の中=報道

ロビンフッドも6月、米国の株やETFをトークン化した商品の取引サービスをEU(欧州連合)のユーザー向けに立ち上げている。

関連:2025年注目の仮想通貨20選|Grayscale選定の成長銘柄とテーマを解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
17:00
機関投資家と仮想通貨ETF、米国の教訓と日本の展望|WebX2026
米国でのビットコイン現物ETF承認から約2年半。機関投資家の参入はどこまで進んだか。WebX 2026では、ビットワイズ出身のダウリング氏、フィデリティ・インターナショナル、コインベース、ブラックロック・ジャパンが登壇し、承認プロセスの教訓と日本市場の展望を論じた。
17:00
a16zポートフォリオ3社が示すWeb3の次の一手|WebX2026
a16zの投資先ナンセン・ジト・カントン・ファンデーション3社がWebX 2026に登壇。AIエージェントが変えるトレードの民主化、ジトのJTX始動、機関投資家のオンチェーン移行の本質、日本のレポ市場やJGBのオンチェーン化まで幅広く論じた。
16:35
米上院、FTX創業者恩赦に反対決議可決
米上院は7月16日、FTX共同創業者サム・バンクマンフリード被告への恩赦・減刑に反対する決議(S.Res.772)を全会一致で可決した。同被告は禁錮25年の判決を受け服役中で、大統領への恩赦を申請している。
15:25
FRBウォーシュ議長、仮想通貨も救済せずと証言
FRBのケビン・ウォーシュ議長は7月14日の米下院公聴会で、仮想通貨業界が危機に陥った場合でも救済しない方針を示した。ステーブルコイン破綻時の対応を問われたが、明確な確約は避けリスク抑制に努める姿勢を強調した。
15:00
bitFlyerが新ブランドと機関投資家向けPrimeを発表|WebX2026
bitFlyerが設立12周年を機にブランドロゴとアプリを刷新。欧州でMiCAライセンスを取得したほか、機関投資家・上場企業向けの新サービス「bitFlyer Prime」を発表。加納裕三CEOと金光碧CPOがWebX2026で語った内容をレポートする。
14:08
ビットコイン独歩安の主犯は需要減でなくレバレッジ=NYDIG
NYDIGの四半期レポートによると、ビットコインの下落は現物需要ではなく先物レバレッジの再構築が主因という。DAT(デジタル資産トレジャリー企業)は需要要因から供給リスクへ転じ、ETFも資金流出が継続している。
13:22
「OUSD」が「USDC」に与える影響、コインシェアーズ考察
多数の大手企業が参画予定の新ステーブルコイン「OUSD」の登場は、既存のUSDCやUSDTにどのような影響を与えるのか。コインシェアーズが分析した。
13:15
「仮想通貨の冬」でも関連株は23%のリターン、主要資産クラスを上回る=ビットワイズ分析
ビットワイズは2026年Q2レポートから抜粋した最重要と考える5つのチャートに基づき、「強気相場は至る所にある」との分析を示した。最も顕著なのは、仮想通貨全体は36%下落した一方、関連株指数が23%のリターンを記録した例だ。そのほか、分散型金融アプリ、RWAのトークン化、予測市場の領域では強気相場の様相を見せている。
11:30
RWA永久先物取引所Ostium、約29億円のUSDCが不正流出か
RWA永久先物取引所Ostiumから約29億円のUSDCが不正流出した可能性が浮上。問題が発生したことはOstiumのチームも認めており、現在も対応を継続している。
11:00
ビットコインポリシー研究所、380万ビットコイン訴訟に被告参加
米シンクタンクのビットコインポリシー研究所(BPI)が、380万BTCの所有権を求めるニューヨーク州の訴訟に被告として参加を申請した。自社の長期保有BTCも対象と同じ特徴を持つとして、遺失物法の適用に反論する構えだ。
11:00
HYPE投資企業Hyperion DeFi、HIP-3無期限先物でスキューと提携
米ナスダック上場DAT企業ハイペリオン・ディーファイは15日、スキュー・テクノロジーズとHAUS契約を締結した。50万HYPEをHIP-3無期限先物市場の展開に投じ、株式参加権と手数料収益の分配を受ける。
10:30
ビットコイン、底固め局面で反発の兆し、米ドルとの逆相関強まる=グラスノード
グラスノードの週間レポートによると、仮想通貨ビットコインは底固めの最中で反発の兆しを見せる一方、短期保有者の取得単価が次の関門に。ドルとの逆相関も強まっている。
09:54
Base創設者、SNS施策不振を認めアプリ統括退任
Base創設者のジェシー・ポラック氏は、Base公式アプリの運営統括をコビー氏(ジョーダン・フィッシュ氏)に移管すると発表した。SNS関連施策の不振を認め、今後はトレーディング・決済・AIエージェントを軸にチェーン基盤整備に専念する。
09:13
米財務省、イラン中銀関連のウォレットに制裁措置
米財務長官は、米財務省の外国資産管理局がイラン中央銀行に関連するウォレットに制裁措置をとったと発表。外国資産管理局は、仮想通貨トロンのブロックチェーン上のアドレスを制裁対象リストに追加したことを発表した。
09:05
国境を越える決済の主役は誰か、SWIFT・FRB・カルダノ責任者が討論|WebX2026
ステーブルコインはトレーディングから国際決済へ。SWIFT・元FRB・カルダノのスピーカーがWebX2026で語った、ジーニアス法とMiCAの明暗、エージェンティックコマースという次の成長ドライバー、そしてSWIFTと銀行が担う新たな役割とは。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧