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『ビットコインは独創性に富む面も』世界的投資家バフェット氏が仮想通貨に言及、ブロックチェーンへの高評価が示唆するもの

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米著名投資家、ビットコインは妄想もブロックチェーンは一定の評価
仮想通貨への懐疑的な姿勢を示すバフェット氏だが、ブロックチェーンに対しては一定の評価を下し、バークシャー・ハサウェイの投資先の一つとして検討している可能性を示唆している。

バフェット氏、「ビットコインは妄想に過ぎない」

米国の機関投資家である大型持株会社、バークシャーハサウェイ社のCEOで著名投資家のウォーレン・バフェット氏がCNBCに出演し、仮想通貨に対して批判的な姿勢を一貫していることを示した。

2018年には、ビットコインを「殺鼠剤の2乗」と例えたバフェット氏は、仮想通貨に対して厳しい立場を一貫していたが、今回も以下のように言及している。

仮想通貨のアイデア自体は賢く、限られた発行数や時間が経つにつれ発行が難しくなる点など、独創性に富む面もある。だが、ビットコインには本質的な価値がなく、人々の「妄想」に過ぎない。一日中眺めていても何も生み出さないからだ。

ただし、ブロックチェーン技術に対しては高い評価を下しており、運用する投資会社「バークシャー・ハサウェイ」の投資先の一つとして、ブロックチェーン関連領域を検討している可能性も示唆している。

ブロックチェーンは重要だ。私よりも賢い専門家が、ブロックチェーンは仮想通貨と独立したものだと説明している。

JPモルガンは、独自の仮想通貨を発行し、米ドルに担保された通貨を発行した。

このように、JPモルガンのような大手金融機関が、ブロックチェーンに着目している点も事例として挙げた。

「オマハの預言者」と称されるバフェット氏は、仮想通貨に懐疑的な姿勢で知られるが、ビットコインに対して一定の評価を下したのは今回が初めてだ。

機関投資家の参入事例としては、米バージニア州の年金基金2つが著名仮想通貨投資ファンドのモルガン・クリーク・デジタルに出資していた事が報道されていた。

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