ポリゴン上の取引が急増
暗号資産(仮想通貨)ポリゴンのネットワーク「Polygon PoS」は15日、トランザクションの数が急増した。
14日のトランザクション数は289万超だったが、15日には617万超となり、一気に2倍以上に増加。以下の画像は「PolygonScan」のグラフで、期間を「全て(All)」にしており、トランザクションが急増したことが明確に示されている。
トランザクションが急増すれば、ネットワーク手数料(ガス代)も急騰する。本記事執時点でPolygonScanのガスのデータが表示されないため「Nansen」のデータを以下に添付するが、平均的なガス価格は15日に70Gewi台の水準から一気に1,365Gwei(一部では4,000Gwei=0.08ドルも)まで上がった。なお、「Gwei」とはガスの単位で、「1Gwei=0.000000001MATIC」である。
Polygon PoSにおけるトランザクション数の増加には、PRC-20という規格で発行されるトークンが大きく影響しているとの見方が上がった。
以下は「Dune」のデータで、1時間ごとのPRC-20トークンの発行量を示している。このデータからは、15日から発行が行われていることがわかる。
PRC-20とは
海外メディアなどによるとPRC-20とは、ビットコイン(BTC)ブロックチェーンの「Ordinals」に似たトークン規格。Ordinalsは、ビットコインブロックチェーンでNFT(非代替性トークン)のようなトークンを発行できる機能だ。
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PRC-20で発行されるトークンの総称は「POLS」。Ordinalsとは「刻印(Inscription)」の方法が異なるというが、Ordinalsから着想を得てこの規格は開発された。
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PRC-20では画像をNFTのようにトークン化したり、一般的なトークンを発行したりすることができるという。
ポリゴンとは
イーサリアムのスケーラビリティ問題に取り組むプロジェクト。「Polygon PoS」や「Polygon zkEVM」など複数のソリューションを開発しており、大手企業らに技術が採用されている。
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