
国内のビットコイン購入企業が増加
株式会社エニッシュ(enish)は4月1日、1億円相当のビットコイン(BTC)を取得すると発表した。取得期間は4月1日から4月4日までで、国内仮想通貨情報交換業者を通じた市場購入により行う。
同社はブロックチェーンゲーム「De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)」を提供するなど、Web3領域での事業展開を推進している。今回のビットコイン取得は、ブロックチェーン技術の理解を深め、同社のゲーム開発における技術的な強化を図ることが目的だ。
エニッシュは仮想通貨の取得を財務戦略の一環として位置づけ、財務資産の分散化を図るとともに、ビットコインの流動性や市場規模の安定性、将来的な価格上昇による収益機会も期待している。また、手元資金の一部をビットコインに投資・保有することで事業基盤の強化や技術的向上も目指すとしている。
保有するビットコインについては四半期ごとに時価評価を行い、評価損益については損益計算書に計上する方針。業績に影響を与える事項が生じた場合には速やかに開示するとしている。
海外ではストラテジー社やゲームストップ社など、国内ではメタプラネットやバリュークリエーションなどの上場企業も相次いでビットコインを購入を実施しているところだ。
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