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DEXアグリゲーターのOpenOcean、新バージョンをローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

新バージョン概要

DeFiおよびCeFi領域をカバーする、DEXアグリゲーターのOpenOceanは10月20日、 バージョン2となるAtlantic(アトランティック)の正式ローンチを発表。

このアップグレードにより、より低いガス料金やスリッページ、そして最大リターンの提示など、複数のパラメータに基づく、これまでよりも最適化された取引が可能になるという。

Atlanticでは、イーサリアムが今後対応予定となっているほか、Binance Smart Chain(BSC)、Solana、Avalanche、Polygon、オントロジー等を含む10の集約されたネットワーク上で50以上の取引所をサポートしており、同20日に稼働を開始している。

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パフォーマンスの改善および新機能

今回のアップグレードにより、OpenOceanは各スワップからガス代を気にすることなく最大限の利益を得るための最適なソリューションを提供できるとしている。

このバージョンの大きな特徴としては、ユーザーが他のDEXアグリゲーターを上回る最大のリターンを得ることができることに加え、サービスが引き続き無料で利用できるという点だ。また、テスト段階においてはBSC上で4,587回以上のケースが検証されており、平均して60%のケースで他のDEXアグリゲーターよりも良いリターンが得れたと報告されている。

DEX(分散型取引所)とは

分散型取引所とは、中央管理者がいない取引所を指す。

仮想通貨用語集

OpenOceanによれば、Atlantic開発チームは現在、オンチェーン・デリバティブのアグリゲーションをサポートする機能も開発中。今後はスポット取引の使い勝手を向上させるため、クロスチェーンスワップ、グリッドトレード、指値注文、逆指値注文などの機能も近日中に対応するとしている。

OpenOceanとは

OpenOceanは、世界初のDeFiとCeFiの両領域をカバーするアグリゲーターだ。独自発行する仮想通貨OOEは、OpenOcean取引所のガバナンストークンおよびユーティリティートークンとして機能している。

関連:DEXアグリゲーターOpenOceanの独自トークン「OOE」とは

OpenOceanは、最適化されたルーティングアルゴリズムを採用することにより、主要DEX(分散型取引所)およびCEX(中央集権型取引所)の流動性を一ヶ所に集約。ユーザーは、アルゴリズムで計算された最適レートを、CEXで提供されているレートと比較した後、DEXまたはCEXのどちらでトレードを実行するか選択できる。

今後、OpenOceanはオンチェーン・デリバティブのアグリゲーションをサポートする製品を積極的に開発し、デリバティブ・トレーダーのためのワンストップ取引所としての役割を目指すという。

関連:アグリゲーターOpenOcean、Avalancheにも対応

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