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Rakuten NFT、今秋よりイーサリアム決済対応へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨での決済が可能に

楽天グループ株式会社は14日、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「Rakuten NFT」が、2022年秋から暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)での決済に対応することを発表した。

「Rakuten NFT」では、スポーツや、音楽・アニメなど様々な分野のNFTを、ユーザーが購入したり、個人間で売買したりすることができる。IP(知的財産)ホルダーはワンストップでNFTの発行、および販売サイトの構築を行えるのも特徴だ。

ローンチは22年2月に行われ、これまでは日本円とクレジットカード決済、楽天ポイントによる支払いに対応していた。今回そこに仮想通貨決済が加わる形となる。

関連:楽天、NFT電子市場「Rakuten NFT」をローンチ

イーサリアムでの決済は、デジタルウォレット「MetaMask」を通して行う。対応直後は、イーサリアムを使用できるのは1次流通(IPホルダーがコンテンツ販売を行う)NFTの購入のみとなる。将来的には2次流通(個人間売買)でも支払いや代金の受け取りが可能になる予定だ。

またイーサリアム以外の仮想通貨銘柄での決済についても検討を進めると、楽天は説明している。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

他銘柄での決済対応も構想中

今回、仮想通貨決済に対応した理由について、楽天は「暗号資産(仮想通貨)に親しみのあるユーザーに向けて決済方法を多様化すること」が目的と説明。

決済対応によって、より多くの人が利用しやすいサービスを構築していくことが目標と述べている。

楽天は、仮想通貨決済の対応を記念したキャンペーンも実施する予定で、最新情報は公式Twitterで発信される見通しだ。

なお同社は、2023年以降、国内外のIPホルダーが保有するNFTのグローバルマーケットへの展開についても構想を進めていると告知している。

ウルトラマンのNFTなどを販売

「Rakuten NFT」は「NFT市場を民主化する」ことを目的としており、サービス開始以降、主に日本発のNFTコレクションを精力的に取り扱っていることで知られる。

ローンチ直後には、アニメ『ULTRAMAN』(ウルトラマン)のCGアセットを使用したNFTや、競馬がテーマの「黒鉄ヒロシGI激闘史『2010年シリーズ』」のNFTを展開。

4月には、アニメ『TIGER & BUNNY 2』のキャラクターを使用したNFTを、6月には、大島司氏の漫画「シュート!」のNFTパックの販売を開始している。

関連:「Rakuten NFT」、Ado担当イメージディレクターのNFTなどを販売へ

アーティスト関連のNFT展開も行っており、歌い手Ado担当イメージディレクターORIHARA氏や、Ado氏の楽曲「ギラギラ」のジャケットとミュージックビデオのイラストを担当した、沼田ゾンビ!?氏などのNFTが「Rakuten NFT Art Gallery」の第1弾としてリリースされている。

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