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イーサリアム、ステーキング出金機能を備えた公開テストネットをローンチへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アップグレードのテストを継続

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は日本時間2日の0時、ステーキング引き出し機能を備えた公開テストネット「Zhejiang(浙江省)」をローンチする。

ローンチの情報は、イーサリアム財団で開発・運用に携わるParithosh Jayanthi氏らが発表。今回は、Zhejiangのローンチから6日後を予定する「epoch 1350」で、「Shanghai(上海)」と「Capella」のテストネットがアップグレードされることも公表された。

関連:国内取引所のステーキングサービスを徹底比較|イーサリアムのステーキング手順も解説

Shanghaiは実行レイヤーのフォークの名称で、Capellaはコンセンサスレイヤーのアップグレードの名前。つまり、この2つの名称でイーサリアムの次期アップグレードを指す。

Jayanthi氏は、ShanghaiとCapellaのテストネットのアップグレードで、ステーキングされたイーサリアムの出金をテストできるようになると説明。全額を出金することも、一部を引き出すことも可能になるとした。今回のアップグレードには、他のEIPも少し含まれると述べている。

EIPとは

「Ethereum Improvement Proposals」の略で、訳は「イーサリアムの改善提案」。プロトコルの仕様などを番号を振って管理して内容を公開し、コミュニティに情報を提供する役割も果たしている。

▶️仮想通貨用語集

そして、同氏は以下のようにコメントした。

今回発表したアップグレードは、出金情報を収集したり、表示したり、使用したりすることを試すツールにとって最適な機会となる。

我々にとって現在の優先事項の1つは、ユーザー体験をスムーズに行えるようにすることだ。

関連:仮想通貨ウォレットMetaMask、イーサリアムのステーキング機能を実装

本番環境のアップグレード

イーサリアムのブロックチェーンは現在ステーキングはできるようになっているが、ステークしたイーサリアムを出金する機能がまだ実装されていない。ShanghaiとCapellaがメインネットで行われれば、ステークされたイーサリアムが本番環境で引き出しできるようになる。

メインネットにおけるアップグレードは、3月に実施することが目標。現在もイーサリアムの公式ウェブサイトには、23年6月までに実施予定と記載されている。

これまでロックされてきたイーサリアムが出金できるようになるため、次期アップグレードには投資家も注目。出金機能の実装がイーサリアムの売り圧になると懸念する声もあるが、引き出しができるようになることで新たなステーキング参加者を呼び込めるといった前向きな見方も上がっている。

関連:3月予定の上海アップグレード、イーサリアム市場に与える影響は?

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