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スクエニの新NFTプロジェクト「シンビオジェネシス」、ポリゴンも採用へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ポリゴンも採用へ

国内大手ゲーム企業スクウェア・エニックス(スクエニ)は16日、NFT(非代替性トークン)コレクティブルアートプロジェクト「SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)」について、NFTコレクティブルアートはイーサリアム(ETH)、ゲームユーティリティはポリゴン(MATIC)のブロックチェーンを採用すると発表した。

昨年11月に、「新規IP(知的財産)による初のNFTコレクティブルアートプロジェクト」としてシンビオジェネシスを公開した際は、イーサリアムを使う予定だと説明していたが、今回ポリゴンも利用することが決定。海外メディアによれば、処理速度の速さと手数料の安さ、ユーザーの使いやすさ、持続可能性でポリゴンの導入を決めたという。

ポリゴンとは

暗号資産(仮想通貨)イーサリアムのスケーラビリティ問題に取り組むプロジェクト。最も知られている「Polygon PoS」のほか、「Polygon zkEVM」や「Polygon Zero」など複数のソリューションを開発している。

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関連スクウェア・エニックス、新NFTプロジェクト「SYMBIOGENESIS」を発表

シンビオジェネシスについては、NFTコレクティブルアートの販売および無料のブラウザ向けサービスとして、2023年春にローンチする予定ということは11月の時点で発表されている。

一方で今月1日、公式ウェブサイトとDiscordの公開には、もうしばらく時間がかかると説明した。

ポリゴンも15日、スクエニとコラボレーションして、ユニークなWeb3体験を提供すると発表。その発表でも春にサービス提供が開始されると述べられている。

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シンビオジェネシスとは

スクエニの松田代表取締役社長は今年1月、年頭所感の中で、ブロックチェーンゲームの開発をさらに進めていくと説明した。新規事業開発の中でも、特にブロックチェーンを活用したゲームに注力しており、積極的な投資・事業開発を進めてきたと述べている。

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シンビオジェネシスはNFTコレクティブルアートプロジェクトと紹介されているが、ゲームの要素を含んでいる。NFTコレクティブルアートである多数のキャラクターが共生する独立した世界の中で、プレイヤー同士の戦略的行動と物語の考察を楽しむ内容だ。

11月の発表後は、シンビオジェネシスの公式ツイッターアカウントで内容の説明を継続。「ゲームはパソコンとスマホのブラウザから行えること」や「推奨ブラウザはGoogle Chromeであること」、また「キャラクターNFTを所有している人は、ゲーム内からレプリカNFTを発行し売買することができること」などの特徴を紹介している。

ポリゴンは15日の発表で「今年の春から、プレイヤーは1万体のデジタルコレクティブルアートのストーリーに取り組む。NFTに変換可能な、浮遊大陸に隠された多くのアイテムを見つけることになる」と説明した。

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