CoinPostで今最も読まれています

BNBとALGOが国内初上場へ、JVCEAが新規取扱銘柄を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BNBとALGOが国内でも取り扱い可能に

暗号資産(仮想通貨)交換業、暗号資産関連デリバティブ取引業の自主規制団体であるJVCEA(日本暗号資産取引業協会)は1日、ビルドアンドビルド(BNB)とアルゴランド(ALGO)の新規取り扱いを発表した。取扱開始日は2023年8月1日付。

BNBとALGOの取扱いは国内初。BNBは8月にフルサービス提供予定とするバイナンスジャパンの初期取り扱い34銘柄にも記載があり、グローバル版バイナンスを利用していた顧客(日本居住者)の移行および日本法人運営に向けて、入念に準備を進めてきたものと見られる。

関連:Binance Japanがサービス内容発表、国内最多の34銘柄取り扱いへ

JVCEAは22年3月、暗号資産の新規取扱(上場)審査プロセスの改善とグリーンリスト制度を導入し、これまで長い時間を要してきた審査を効率化する取り組みを発表していた。

会員、協会ともに審査負荷と審査時間が過大に掛かり、結果的に国内のweb3業界低迷を招いていたが、審査処理の効率化によって暗号資産業界の活性化へ寄与することを目指すものだ。

銘柄紹介

BNBは2017年当初、最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスの取引手数料の割引を受けるために利用されるネイティブトークンとして発行された。

その後、BNBチェーンへ統合され、分散型ブロックチェーンとして様々なdApps(分散型アプリケーション)がチェーン上に構築されている。現在BNBはその分散型エコシステムを支えるネイティブトークンとして機能している。

BscScanのデータを元に解説したJVCEAの資料によれば、23年7月時点でBNBビーコンチェーンのバリデータとして11団体、BNBスマートチェーンのバリデータとして25団体が稼働しているほか、BNBスマートチェーンのバリデータは最大41団体を選出可能であり、BNBビーコンチェーンのバリデータの最大数についても100団体程度まで拡張する計画である。

BNBは22年2月、エコシステム分散化が進んだことを理由にバイナンスコインからBuild and Build(ビルドアンドビルド)へとリブランディング。バイナンススマートチェーン(BSC)も、BNB Chainへと改名されている。

Algorand(ALGO)は、エコシステム利用時のネイティブ(共通)通貨として発行された暗号資産。分散型アプリケーションが動作する実行環境の役割を果たす特徴を持つ。

昨年4月には、日本国内でアクセラレータープログラム「Algorand Japan Accelerator」の開催を発表した。

アクセラレータープログラムとは、スタートアップ企業が成長を加速させるために提供される支援の仕組みであり、東京を拠点にアルゴランドチェーンを利用したスタートアップ企業の輩出を目指している。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/09 木曜日
15:00
米下院、SECによる仮想通貨保管のガイドライン覆す決議案を可決
米国連邦議会下院は、議会審査法に基づき、証券取引委員会が発行した仮想通貨の保管に関する会計公報121号(SAB121)を覆す決議案を可決した。ホワイトハウスはこの決議案に拒否権を行使すると警告した。
14:00
米ロビンフッド1Q決算報告 仮想通貨収益倍増
大手取引アプリ米ロビンフッドは2024年第1四半期(1~3月)の決算報告を発表。仮想通貨収益が前年同期比で倍増していた。
13:20
DeFimansが中高生向けにWeb3講座を開催 筑波大学附属駒場で
株式会社DeFimansが筑波大学附属駒場中・高等学校で中学1年生から高校2年生を対象にWeb3講座を開催。ブロックチェーンとAIの活用案を考えるワークショップなど次世代育成に注力。
12:00
米トランプ前大統領、NFT購入者と夕食へ 仮想通貨に肯定発言も
米トランプ前大統領は独自NFTの特典として購入者らと夕食をとって過ごす。トランプ氏は仮想通貨に対してさらに肯定的な発言をしたところだ。
11:10
トランプ前大統領が異例発言、仮想通貨業界を味方に
今回の発言を受け業界の一部からトランプ氏を次期大統領として支持する声が増えているが、政治家として支持者を得るためのリップサービスにすぎないとの懸念も見られている。
10:20
金融庁、デジタル証券(ST)の規制緩和へ
日本の金融庁はデジタル証券(ST)を普及させるため規制を緩和することがわかった。早ければ8月にも内閣府令を改正する計画である。
10:00
Polyhedra、ゼロ知識証明の生成スピードで業界標準を刷新
Polyhedra Networkが新たに発表したZK証明プルーバー「Expander」は、業界標準を超えるゼロ知識証明の生成スピードを実現し、セキュリティと効率を大幅に向上する。
07:45
コインチェック、ナスダック上場申請で進展
De-SPACで仮想通貨取引所コインチェックのナスダック上場を目指すTHCPは、SECに申請書類を提出したことを発表。その後にコインチェックは、登録書類を公開することを発表した。
07:20
zkSync基盤のSophon、ノード販売で93億円調達
ノード販売とは、Sophonチェーンのノードを運用するためのNFT(ERC-721規格)ライセンスの販売で、早期段階でプロジェクトの仮想通貨トークンを割引価格で入手させるいわゆるトークンセールの一種だ。
06:45
Core Scientific黒字転換、1Qに270億円相当のビットコインを採掘
米ナスダック上場の仮想通貨ビットコインマイニング企業コア・サイエンティフィック社は、2024年第1四半期に2,825 BTCを自己採掘した。しかし半減期による影響はまだ反映されていない。
05:40
マスターカード、トークン化RWAの決済試験でJPモルガンやシティと提携
現在の課題として、投資適格債のような証券と、商業銀行のお金のような資産は、それぞれ別のシステムで機能している。RSNを利用すれば、単一のプラットフォーム上でトークン化資産の決済手続きを行うことができる。
05/08 水曜日
20:31
日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」、先着順の読者限定割引コードを配布開始
国内最大手暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostが企画・運営するWeb3カンファレンス「WebX2024」。先着順の読者限定割引コードを配布開始しました。
15:06
EVM互換のZKロールアップとして関心を集める「Zircuit(ザーキット)」とは
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム財団からL2研究助成金を獲得し、大手VCのPantera Capitalなどから出資を受ける「Zircuit(ザーキット)」について解説。ステーキングプロトコルは約2ヶ月で30億ドル以上を集めた。
14:35
懸念強まる仮想通貨業界へのSEC執行範囲、民主党と共和党議員が激論交わす
米国下院金融サービス委員会は、SECの暗号資産(仮想通貨)を念頭にした執行活動に関する公聴会を開催。民主党と共和党議員のスタンスの違いが鮮明となった。
12:50
FTXが再建計画書提出、すべてのユーザーに100%以上弁済の見込み
破綻した仮想通貨取引所FTXは、米破産裁判所に再編計画の修正版を提出した。すべての債権者が請求額の100%を受け取れるとしている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア