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仮想通貨取引所コインベースが米国でビットコイン先物提供へ、リップル社がSECの上訴申し出に反対|17日朝の重要速報まとめ

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17日朝の重要速報まとめ

日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。

米国株続落 FOMC議事録を受け(注目度:★★★★☆)

今日のNYダウは-0.5%と続落し、ナスダックも-1%安となった。7月のFOMC議事録が公開され追加利上げの可能性が嫌気された模様だ。なお、仮想通貨相場も全面安。

7月26日の会合でFOMCはFF金利誘導目標レンジを0.25%引き上げたが、議事録では、「インフレにおける上振れリスクがあり、金融政策の追加引き締めが必要になり得るとの認識を大半の参加者は引き続き示した」という。

一方、9月20日の会合では再び金利据え置きとなり、11月1日の会合で利上げを再開する観測が高いようだ。

なお、市場は来週(24日~26日)開かれるジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)でパウエル議長が何らかのシグナルを発するか注意を向けている。

関連FOMCで0.25%追加利上げ「景気後退はもはや予想していない」

リップル SECの上訴申し出に反対(注目度:★★★★☆)

リップル社(Ripple Labs)はSECによる先週の中間上訴申請について反対すると表明した。

同社の最高法務責任者であるスチュアート・アルデロティ氏は、ツイッターで「上訴の前にすべての当事者に関するすべての問題を解決しなければならないという規則から逸脱することを正当化するような特別な事情は、ここにはない」と述べた。

先週の書類によると、SECはトーレス判事が下した「取引所でのプログラムされたXRP販売は有価証券に該当しない」との判決に対して上訴する意向。上訴の申請は、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所による承認が必要だ。中間上訴が承認されれば、SECは2回の事実審裁判を必要とせずに済むという。トーレス判事は7月当時、訴訟におけるすべての問題を最終的に解決することを拒否した経緯がある。

関連SECがリップル裁判で上訴申立て

コインベース 米国でビットコイン先物提供開始(注目度:★★★★☆)

米仮想通貨取引所大手のコインベースは昨夜、規制当局から承認を受けて米国内で適格な顧客にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)先物取引を提供できるようになったと発表した。

コインベースは先物市場を規制するCFTCが監督する自主規制団体「全米先物協会」から商品取引員として運営する許可を取得した。

コインベースが申請を行ったのは2021年9月で約2年間の審査を経て承認された形だ。近いうちに条件を満たした顧客がレバレッジを使ってBTC・ETH先物を取引することができるという。

関連米コインベースのビジネス分析と収益モデル、ブラックロックETF申請の影響は?

SBI VCトレード、Ava Labsと業務提携(注目度:★★★☆☆)

SBI VCトレードは昨日、L1ブロックチェーン「アバランチ(AVAX)」の開発企業Ava Labs Inc.と業務提携すると発表。アバランチの日本国内普及に向けた取り組みの一環となる。

提携内容について、SBI VCトレードでのAVAX入出金が可能となり、国内取引所初のAVAXステーキング対応としてAva Labsとの提携によりステーキング報酬の年率を0.5~2.0%改善する。

また、Ava Labsが提供するSaaS型クラウドサービス「AvaCloud」をSBI VCトレードも利用し、SBI Web3ウォレットとアバランチの接続等でアバランチ・ネットワークの活用及び普及を推進していくとした。

Valkyrie、イーサリアム先物ETFを申請(注目度:★★★☆☆)

米投資信託運用企業Valkyrieは16日にSECにイーサリアム先物ETFの申請を提出した。

現在、Grayscale、VanEck、Bitwise、Volatility Shares、ProSharesなどの主要プレイヤーによるイーサリアム先物ETFが申請されている状況だ。

重要経済指標(注目度:★★★★☆)

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バイナンス、大口顧客DWF Labsによる市場操作報道を否定
大手仮想通貨取引所バイナンス(グローバル版)は、ウォール・ストリート・ジャーナルが報道した、同社のVIP顧客DWF Labsによる市場操作と内部調査に関する疑惑を強く否定した。
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暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコイン(BTC)が反発、株式市場では大手取引所ビットバンク(bitbank)を持分法適用関連会社にするセレスの決算が好感され株価がストップ高となった。
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リップル社、DeRecの創設メンバーに参加
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カナダ当局、バイナンスに6.8億円の罰金
仮想通貨取引所バイナンスについては昨年11月アメリカで財務省と和解しており、マネロン対策と制裁法違反で合計43億6,800万ドルの罰金を支払うことになった。また、退任したCZ氏は先月末に懲役4か月の判決が下された。
05/09 木曜日
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TOKEN2049で注目を集めたCoinW、セキュリティと透明性へのコミットメント
豪雨の中、8000人以上が参加したTOKEN2049で、CoinWが安全性と透明性をテーマにブランド力を際立たせた。有識者パネル等を通してプロモーション展開に注力し、世界をリードする暗号資産(仮想通貨)取引所としての地位を固める。
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Astar Networkが提供するイーサリアムレイヤー2「Astar zkEVM Powered by Polygon」のローンチに合わせた「Yoki Origins」キャンペーンでNFTミントが150万枚を突破。ユーザー基盤も月間で100%増加し、5月31日のフィナーレに向け盛り上がりを見せている。
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米ロビンフッド1Q決算報告 仮想通貨収益倍増
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DeFimansが中高生向けにWeb3講座を開催 筑波大学附属駒場で
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米トランプ前大統領は独自NFTの特典として購入者らと夕食をとって過ごす。トランプ氏は仮想通貨に対してさらに肯定的な発言をしたところだ。

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