はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

人気ゲーム「Overwatch」のeスポーツリーグ、仮想通貨企業のスポンサー禁止

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFT、AI、仮想通貨関連スポンサー禁止

人気ゲーム「Overwatch(オーバーウォッチ)」のeスポーツリーグは1月31日、公式ルールブックを発表。その中で、暗号資産(仮想通貨)企業のスポンサーシップを禁止を打ち出した。

eスポーツトーナメント運営会社ESL FACEITグループが監督する、「オーバーウォッチ・チャンピオンズシリーズ」のルールブックに掲載された格好だ。

アルコール飲料企業、タバコ、ギャンブル、政治活動、宗教などに関連する組織と並び、仮想通貨取引所などに関連する団体や企業が、ゲームプレイヤーやチームのスポンサーに付くことを禁止する。

NFT(非代替性トークン)や人工知能(AI)、機械学習の企業がスポンサーについているプレイヤーも出場してはならないとしている。理由については特に言及していない。

オーバーウォッチは、米大手ゲーム企業Activision Blizzard(アクティビジョン・ブリザード)が提供するチーム対戦型のアクションシューティングゲームのシリーズである。

eスポーツとは

Electronic Sportsの略で、ビデオゲームをスポーツとして捉えた名称である。マルチプレイヤーゲームの大会として開催されることが多い。オンラインストリーミングプラットフォームの普及に後押しされて人気が高まり、2017年時点で世界の観客は数億人に及ぶと見積もられている。シューティング、格闘、パズル、カードゲームなど様々な競技が存在する。

▶️仮想通貨用語集

関連ゲーム特化ブロックチェーン「Ronin」、月間アクティビティ急増で価格も高騰

Web3企業とeスポーツの提携事例

Web3企業とeスポーツチームが提携する例はこれまで数多い。最近では、ブロックチェーンゲームIlluvium(イルビウム)が昨年11月、世界最大級のeスポーツチームの1つ「Team Liquid(チーム・リキッド)」との提携を発表した。

関連Web3・NFTゲーム「イルビウム(Illuvium)」、最大手eスポーツチームTeam Liquidと提携

2021年には、その後破綻した大手仮想通貨取引所FTXが、米プロeスポーツ組織「TSM」の命名権を約230億円で獲得した事例もある。

関連仮想通貨取引所FTX、230億円で著名eスポーツチーム「TSM」の命名権獲得

ゲーム内アイテムを所有権の証明されるNFTの形で提供できること、NFTにより様々なブロックチェーン上のゲーム間でアイテムを持ち運べること、プレイヤーやeスポーツファンがトークン報酬を得られる可能性など、ゲームとWeb3には相性の良い点も指摘される。

しかし、2022年11月にFTXが破綻して以降、仮想通貨企業とeスポーツ業界の提携事例は目に見えて減少しており、eスポーツ団体の一部が以前よりも仮想通貨企業との関係を躊躇している可能性を指摘する意見もある。

Web3模索するゲーム企業

CoinGeckoは2023年9月に発表したレポートで、時価総額上位40のゲーム会社の中で、29社がWeb3事業を模索していると分析している。

関連世界のゲーム企業トップ40社のうち、29社がWeb3分野を模索

日本の代表的なゲーム企業であるスクウェア・エニックス・ホールディングスの桐生隆司社長は、今年の年頭所感でブロックチェーン、Web3、AIに取り組んでいくと語った。

スクウェア・エニックスは昨年12月、初のNFTコレクティブルアートプロジェクト「SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)」も正式に立ち上げている。

関連スクエニ年頭所感「ブロックチェーン、Web3、AI・クラウドに取り組む」

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 土曜日
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。
13:50
シティ、ステーブルコインとビットコインETF向けカストディを検討
シティグループがステーブルコインの裏付資産カストディや仮想通貨ETF関連サービスの提供を検討。議会法案成立を受け大手金融機関の参入加速。
13:20
今秋はアルトコインシーズン本格化か=コインベース分析
コインベースが今後本格的なアルトコインシーズンへ移行すると予測。個人投資家のキャッシュ蓄積や、イーサリアムへの関心の高まりなどを分析した。
11:46
ビットコイン一時急落、米財務長官の方針転換で市場動揺か
スコット・ベセント財務長官の相次ぐ発言変更でビットコイン市場の混乱を招いた。13日の購入否定から14日の取得検討表明まで24時間で方針転換となった。機関投資家のコインベース購入比率75%も話題に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧