はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米シンシア・ルミス上院議員「仮想通貨推進軍」結成を宣言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

議会に「仮想通貨推進軍を構築」

米国のシンシア・ルミス上院議員は23日、議会に「暗号資産(仮想通貨)推進軍」を構築すると発言した。これは、ドナルド・トランプ前大統領の声明にも呼応するものだ。

ルミス議員(共和党)は、以前より仮想通貨支持で知られており、特に カーステン・ギリブランド議員(民主党)と共同で、仮想通貨規制の包括的な枠組みを構築することを目指す超党派法案「責任ある金融イノベーション法」を起草している。

この法案は、米証券取引委員会(SEC)や米商品先物取引委員会(CFTC)の役割分担明確化や、仮想通貨の課税の改正などを規定するものだ。

関連: 米議員、包括的「仮想通貨法案」の改訂版を4月に公開予定

米国では22日、包括的な仮想通貨法案「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法(FIT21)」が超党派の支持を得て下院を通過している。

仮想通貨市場における規制の不確実性を解消し、イノベーション促進と消費者保護の強化を両立させる内容だ。なお、バイデン政権やSECゲンスラー委員長はこの法案に反対している。

関連: SECゲンスラー委員長反対も、仮想通貨重要法案「FIT21」は下院通過

ルミス議員は、下院での可決について、仮想通貨業界の規制枠組み創設に「超党派の強力な支持」があることを示すものだとコメントした。「責任ある金融イノベーション法」を進めていく上でも励みになるとしている。

関連: 2024年注目の仮想通貨10選 各セクターの主要銘柄と関心を集める理由を解説

SEC(証券取引委員会)とは

株や債券などの証券の取引を監督する米国の政府機関のこと。1934年設立。公正な取引の確保と投資家保護を目的としており、インサイダー取引や企業の不正会計、相場操縦などを防止する。仮想通貨が有価証券に該当するかという判断も行う。

▶️仮想通貨用語集

トランプ前大統領の呼びかけ

ドナルド・トランプ前大統領は最近、仮想通貨を擁護する姿勢を打ち出しておりビットコイン(BTC)など様々な銘柄での寄付を受け付けると発表したところだ。

その際トランプ氏の公式サイトは、民主党に対抗して「仮想通貨軍」を結成するとして、次のような呼びかけを載せていた。

バイデン氏の代理人であるエリザベス・ウォーレン議員(民主党)は、仮想通貨セクターを攻撃するに際して、「反仮想通貨軍」を構築していると述べた。これは、米国人が自らの経済的選択を行う権利を制限するものだ。

新しく仮想通貨による寄附オプションを手にしたトランプ支持者は、11月5日の大統領選を勝利に導く「仮想通貨軍」を結成する。

今回のルミス議員の発言は、この声明を念頭に置いていた可能性がある。

ウォーレン氏は、仮想通貨に批判的な立場で知られる議員だ。昨年には、仮想通貨セクターに幅広く銀行機密法による義務を課そうとする「デジタル資産マネーロンダリング防止法」を提出している。

関連: 米コインベースがウォーレン議員の主張に猛反発「法的遵守のための努力を曲解している」

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧