今週のニュース
時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)の騰落率(前週比)は、以下の通り。
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本記事では、注目銘柄に関する材料をまとめている。
ビットコイン(BTC)
米ナスダック上場企業のマイクロストラテジー社は20日、11,931 BTC(1200億円相当)を買い増した。
一方、ドイツ当局が過去に押収した670億円相当の仮想通貨ビットコインの一部を売却し始めた。データ分析サイトArkhamによると、当局のウォレットには47,259 BTC(4,600億円)が保有されている。
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イーサリアム(ETH)
コンセンシス(Consensys)は19日、イーサリアム(ETH)が有価証券にあたるどうか調査していた米SEC(証券取引委員会)が調査終結し、事実上ETHを有価証券とみなさないことを発表した。
これに伴い、ステーキング利回りを提供するためのイーサリアム現物ETFを今後提供できるとの期待感が高まった。
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アバランチ(AVAX)
アバランチは先週20日、日本上場の大手ゲーム企業コナミ傘下の株式会社コナミデジタルエンタテインメントがアバランチを、NFT提供ソリューション「リセラ」の利用ブロックチェーンとして採用した。
「リセラ」では、ユーザーにNFT取引のガス代が発生せず、安定的な処理速度を実現するために、アバラボ提供の「Avalancheサブネット」を活用しサービスを提供する方針だ。
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ジュピター(JUP)
ソラナ基盤の仮想通貨DEXアグリゲーター「Jupiter Exchange(ジュピター)」のガバナンストークン「JUP」に関しては、市場供給量が減少する可能性が浮上した。
ジュピターの共同創設者@weremeowは6月20日、トークンの完全希薄化後時価総額(FDV)を減らす目的として、チームへのアロケーション分のトークンをバーン(焼却し)、総供給量の30%を減らす提案を明かした。
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ニア(NEAR)
NEARプロトコルに関連するニア財団は20日、今月初めに開始した第1回「NEAR Horizon AIインキュベーション・プログラム」に選ばれた6つのAI(人工知能)チームを発表した。
NEARプロトコルは人工知能のWeb3アプリケーション開発にも取り組んでいるプロジェクトで、AIとWeb3の交差点で構築されているトップクラスのAIチームと提携することで、スケーラブルで効率的、かつ安全なユーザー所有のAIをサポートする基盤モデル、モデルトレーニング、開発者ツールのインフラ開発に貢献するという。
今回選ばれたのは、Pond、Nevermined、Hyperbolic、Ringfence、MIZU、Exabitsの6プロジェクトで、オープンデータやAI導入の決済技術など多岐にわたる。
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プライム(PRIME)
人気トレーディングカードゲーム「Parallel(パラレル)」のガバナンス・ユーティリティトークン「プライム(PRIME)」については、関連するAIプロジェクト「Wayfinder」におけるトークンロックアップが6日より始まって以来、26日の時点で流通するPRIMEの約42%がロックアップされている。
WayfinderでPRIMEをロックアップすると、Wayfinderの独自のトークン「PROMT(プロンプト)」が付与される。ロックアップ期間は21日から最大3年間まで選択することができ、最大まで選択すると85.19倍ものPROMTトークンを3年後に取得することができる。なお、3年間のステーキング窓口はすでに終了している。
Wayfinderとは、ユーザーが所有する自律的なAIエージェント(シェル)がブロックチェーンをナビゲートし、専用ウォレットを介して自律的に資産を取引するために設計された、AIに焦点を当てた「オムニチェーン(全てのチェーンに対応)」ツールである。
ユーザーはPROMPTを使って新しいシェル(AIエージェント)を作成し、テキストファイルやその他のデータのような関連情報を与えて、特定のタスクのためにシェルを訓練する。その後、シェルのメモリを拡張またはリセットすることで、シェルのパフォーマンスを最適化し、動作を調整することができる。
Wayfinderのニュースのほか、PRIMEエコシステムを管理するエシュロン財団は先日の11日に、パラレルのゲーム開発を担うParallel Studiosのトークン解除予定日を、2024年6月から一年延期し2025年6日〜2027年12月とすることを発表した。
また、パラレル創設者ら向けのトークン解除予定日も1年伸ばし、2025年6月から開始することとなる。トークンの供給を需要にマッチさせるためのスケジュール変更だった。
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