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BCH(ビットコインキャッシュ)ハードフォーク:新通貨付与に関する「仮想通貨取引所」対応一覧表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BCHハードフォーク:国内外の取引所対応表
11月15日に予定されていたビットコインキャッシュのハードフォークにおいて、チェーン分岐の可能性が生じたことで、新通貨の付与を目的にBCH価格は高騰を記録、終わってみればチェーンは実際に分裂、Bitcoin ABCとBitcoin SVの異なるチェーンが生まれた。国内外の仮想通貨取引所と一部ウォレットサービスのハードフォーク前後の対応方針をそれぞれ一覧表にまとめた。(随時更新予定)
目次
  1. BCHハードフォークでチェーン分 裂
  2. BCHハードフォーク後|国内外の取引所対応表
  3. フォーク後チェーンのモニタリングサイトまとめ
  4. 新通貨の先物取引

BCHハードフォークでチェーン分裂

追記:ビットコインキャッシュは日本時間16日未明に決行されたハードフォークでチェーンがBitcoin ABCとBitcoin SV、2つのチェーンに分裂した。

ハードフォーク後の詳細についてはこちらから

ビットコインキャッシュのハードフォークで通貨分裂を確認|今後の仮想通貨価格と展開は?
ビットコインキャッシュのハードフォーク実行がされた。BitcoinSV側がBitcoinABCのブロックを無効としたことも含め、明確に2つの通貨に分裂したことが確認された。

ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)は、ビットコインの技術的な限界を改善するため、2017年8月にビットコイン(BTC)のチェーンから分裂して誕生した仮想通貨だ。

日本時間11月16日に決行されたビットコインキャッシュのハードフォーク(大規模アップデート)において、アップデート内容について対立していた、「Bitcoin ABC」と「Bitcoin SV」が2つの別々のチェーンに分裂した

出典:Coin Dance

上図はビットコインキャッシュのブロックチェーンに関する様々なデータをわかりやすく提供するサイトCoinDanceのもので、チャートは同ネットワークの1時間足のハッシュレートだ。

黄色の線がBitcoin ABC、赤色の線がBitcoin SVのハッシュレートを表しており、2つの線に別れている。なお、以前のビットコインキャッシュ・ネットワークには戻ることができなくなっている為、ハッシュレートがゼロとなっている。

ハードフォークを控えた11月初旬には海外取引所のバイナンスや、国内大手取引所のSBIバーチャル・カレンシーズなどが、いち早くサポートを表明、「新仮想通貨」が付与される可能性が生じていることで、11月3日頃よりBCH価格が高騰し始めた背景があった。

このような状況で、ビットコインキャッシュ(BCH)を取り扱う国内外の仮想通貨取引所やハードウェアウォレットの対応を一覧にまとめた。(空欄は、現時点では不明。随時更新予定)

なお新通貨を受け取るためには、スナップショット(保有残高の記録)前に、保有するビットコインキャッシュを「新通貨付与をサポート予定のサービス」にあらかじめ送金・保管しておく必要がある。また、多くの取引所はハードフォーク後のチェーン状況を危惧しており、取引、売買や入出金はネットワークの安定が見られてから再開すると発表している取引所がほとんどだ。(16日現在)

【随時更新】BCHハードフォーク後|国内外の取引所対応表

サービス名 ハードフォーク後の対応内容
コインチェック

(口座開設)

15日午後12時から停止となっているBCHの入出金と売買の再開は、詳細が確定次第発表する予定。

(公式情報)

Liquid/QUOINE

(口座開設)

BCH ABC/SV双方の対応を決定。ただ、SVの取引開始時期については未定。

(公式情報)

バイナンス(Binance)

(海外)

BCHABCとBCHSVの新通貨がそれぞれ、ハードフォーク時に取得されたスナップショットを元に1:1の割合で付与された。 新通貨は日本時間16日午後5時からBCHABC/BTC, BCHABC/USDT, BCHSV/BTCとBCHSV/USDTのペアで取引開始。 BCHABCとBCHSVの入出金はネットワークの安定だと判断されたら再開の予定。

(公式情報)

Bitstamp

(海外)

ビットコインキャッシュの入出金は発表があるまで停止だが、BCH取引はそのまま続行。 Bitcoin ABCのみをサポート、Bitcoin ABCチェーンの価格をBCHとして記載。新通貨対応の予定はないが、状況を見守りながら今後変更が随時発表する予定。

(公式情報)

Coinbase

(海外)

予定通り16日午前1時に取引を停止。今後のネットワーク状況を見守りながら、送受・売買の再開を発表する。

(公式情報)

Poloniex

(海外)

BCH残高のBCHABCとBCHSVへの変換を完了し、BCH市場は停止。BCHABC/BTC, BCHSV/BTC, BCHABC/USDC, そしてBCHSV/USDCの取引が新たに開始されたが、ネットワークが正常化するまでBCHABCとBCHSVの入出金は停止を継続。

(公式情報)

BitPay

(海外)

BCH所有者へのリスクを最小限に留める為、ユーザーの安全な取引が保証されるまでBCH処理を全て停止。

(公式情報)

Bitfinex

(海外)

新通貨BABとBSVは無事Bitfinexユーザーに付与。BCHシンボルの割り当てはフォーク完了まで発表しない。

(公式情報)

Kraken

(海外)

Bitcoin ABCのみのサポート。SVについてはKrakenの上場要件を満たさないと判断。

(公式情報)

OKEX

(海外)

BCHABC/USDT、BCHABC/BTC、BCHABC/ETH、BCHABC/OKB、BCHSV/USDT、BCHSV/BTC、BCHSV/ETH、BTCSV/OKBのペアで取引を11月19日0時(日本時間)より開始。 ティッカーシンボルについては、今後のネットワークの動向、ユーザーのフィードバックを基に判断。

(公式情報)

(随時更新予定)

ハードフォーク前、国内外の取引所対応まとめ

サービス名 アナウンス内容
バイナンス

(海外)

スナップショットを日本時間16日午前1時40分に取得。チェーン分岐が無ければ随時取引再開の情報を更新、分岐があった場合はスナップショットのBCH残高に基づき、BCH ABCとBCH SVの両方を1対1の割合でユーザーに配布する。 【更新】入出金は日本時間16日0時から停止。ビットコインキャッシュの全ての取引は16日1時40分に停止。

(公式情報)

Coinbase

(海外)

最新の状況を踏まえ、BCHの全ての送受、売買と取引をハードフォークの約1時間前(16日午前1時)に停止し、スナップショットを取得する。 【更新】ハードフォーク中、BCHの入出金は停止され、再開の日時はネットワークが安定してから随時更新する予定。新しいチェーンに分岐となった場合は将来的に引き出しも可能性あるが、数週間以上かかると予想。

(公式情報)

Poloniex

(海外)

BTCABCとBTCSVの先物取引 (プレフォーク取引)開始。ビットコインキャッシュABCと、ビットコインキャッシュSVの両方の取引をサポート予定。

(公式情報)

Bittrex

(海外)

新通貨付与のため、努力する方針(1:1の割合)。スナップショットは、11月16日の1:40。

(公式情報)

Huobi

(海外)

Huobi GlobalはBitcoin Cashハードフォークをサポート。スナップショットは11月16日00:40:00,(GMT+8)(日本時間01:40)。15日午後11時から入出金停止。

(公式情報)

OKEX

(海外)

Bitcoin Cash(BCH)のハードフォークをサポート。すべてのOKExアカウントのスナップショットをUNIXタイムスタンプ1542300000で取得する。

(公式情報)

BitMEX

(海外)

BCZ18商品の価格はBitcoin ABCチェーンの価格を参考にする予定で、Bitcoin SV側の価格は参照しない。

(公式情報)

BitPay

(海外)

Bitcoin ABCで進める予定で、新通貨発行の予定はなし。15日午後11時40分頃から取引を控えるよう推奨。 新通貨・チェーンは分裂後の経過を伺う。

(公式情報)

Kraken

(海外)

Bitcoin ABCのみをサポートする予定。ハードフォーク1時間前から入出金停止され、取引の停止はしない方針。

(公式情報)

Bitfinex

(海外)

入出金は日本時間16日0:30から停止。どの新通貨が成功するかの判断は全てユーザー判断で行われる予定だが、現段階ではどの通貨が生き残るのか不明。ハードフォーク後の16日に再度発表をする方針。

(公式情報)

HitBTC

(海外)

9日からプレフォーク取引はBCHABCとBCHSV両方のオプションが発表され、トレーダーに選択肢を与えることを重要視している模様。プレフォークの2種類の通貨とBTC・USDT建ての取引ペアが提供されている。

(公式情報)

Bitstamp

(海外)

取引は停止しないものの、入出金は15日23:30から停止。どちらかのチェーンが過半数からのサポートを得るまでこの停止は続き、長引く可能性もある。(2つのチェーンに分裂した場合は別途、判断を下して発表する予定。)新通貨の発行に対応しない可能性がある為、新通貨の配布を受け取りたい方には15日の前に出金することを推奨。

(公式情報)

Bitfinex

(海外)

16日午前0:30にスナップショット取得。予想されるチェーン分裂から生まれる「ABC」と「SV」のCST(チェーン・スプリット・トークン)を設置し、スナップショット後、BCHと同等のCSTが配布される。 なお、米ドルとBTC建てで取引される予定だがマージン・レバレッジは扱わない。

(公式情報)

bitFlyer

(口座開設)

分岐チェーンが発生した場合、bitFlyerのサービスにおける BCHは「Bitcoin ABC」を指す。ただし、ハードフォークの状況に応じて表記を変更する可能性あり。15日午後10時頃からBCHの送受を停止。BCHの送受再開日時は、決まり次第別途連絡。

(公式情報)

コインチェック

(口座開設)

ハードフォークにより発生し得る新通貨の付与については、現時点で未定。利用規約によると、「ハードフォーク等により新たな仮想通貨が生じた場合であっても、登録ユーザーは、当社に対して、新たな仮想通貨の付与やその取扱いを請求できない」。ハードフォーク発生以降、引き続き、Bitcoin ABCが参照するチェーンをBitcoin Cash(BCH)として表記する。

(公式情報)

Zaif

(口座開設)

同時刻ころに顧客の保有残高スナップショットを取得。チェーンが分岐した際の新通貨付与、Zaifでの取り扱いについては未定。

(公式情報)

Liquid/QUOINE

(口座開設)

ハッシュパワーと呼ばれるネットワーク参加者によるマイニングの実施情勢が、ビットコインSV優位に傾きつつあるため、お客様の資産保護と利便性確保の観点から、「ビットコインSV」もサポートすることを決定。

(公式情報)

bitbank

(口座開設)

顧客資産のスナップショット(保有残高の記録)を2018年11月16日01時40分JST(Unixtime 1542300000)頃に取得、通貨付与に関しては現時点では未定。

(公式情報)

ビットポイント

(口座開設)

BCHのハードフォークへの対応は未定。

(公式情報)

GMOコイン

(口座開設)

2018年11月16日 1:40頃、顧客資産のスナップショットを取得。

(公式情報)

DMM Bitcoin

(口座開設)

16日0:00から3:00頃に取引を一時停止。取引停止対象銘柄は日本円とBTC建の取引ペアで、価格は「Bitcoin ABC」をサポートすることを表明している取引所価格を参照価格にする予定。

(公式情報)

SBIVC

(口座開設)

2018年11月15日時点前後の保有残高にかかるデータを確実に取得、保管。ハードフォークに対する準備を行い、BCH保有者には保有量に応じた形で新コインを供給する予定。(現金で支払う可能性あり)

(公式情報)

フィスコ 2018年11月15日(木) 12時(正午)頃にBCHの入出金の停止と新規アドレス取得停止。 入出金の再開は、ハードフォーク後、BCH・ブロックチェーンの安定稼動を確認した後に予定。 再開の際には改めて連絡。

(公式情報)

BTCBOX BCH 入出金の一時停止開始時刻は11月15日00時00分、スナップショット取得時刻16日午前1時40分。新通貨は、原則として付与する方針。

(公式情報)

Ledger

(ウォレット)

懸念点としてリプレイアタックが挙げられる。価格面と技術面において最も安定したチェーンが判明次第、対応方針を発表予定。

(公式情報)

Trezor

(ウォレット)

Trezorのサーバーは、bitcoin ABCのソフトウェアを採用している為、ABCの実装案に則る。リプレイプロテクションはない為、ユーザー自身の判断で新通貨、及びチェーンを選択する必要がある。

(公式情報)

Ginco

(ウォレット)

Gincoは取引所等とは異なり、仮想通貨資産の所有の証明となる秘密鍵は、顧客のもとにあるため、通貨がハードフォークした場合、自動的にBCHの保有量と同量の新通貨量が付与される。Gincoアプリでの新通貨の表示につきまして、対応は未定。

(公式情報)

Yenom

(ウォレット)

ハードフォークが行われた結果、チェーンが分岐(スプリット)して新通貨が生まれた場合、Yenom walletでBCHをお持ちの方は、ウォレットに紐づく秘密鍵に同額の新通貨が付与される。ハードフォーク後の対応方針については、公式情報参照。

(公式情報)

BTC.com

(ウォレット)

引き続きBitcoin ABCのサービスで続行。スナップショットを日本時間午前1:00に取得。チェーンのフォークが発生したら、フォーク通貨を送付する予定。フォーク前後は取引を控えるよう推奨。

(公式情報)

また仮想通貨ウォレットなどで新通貨が付与される場合、「残高表示や送受信」に関しては、新通貨専用の対応サービスが作成されていないと行うことが出来ない点には注意が必要だ。

例えば、仮想通貨ウォレットのYenomでは、ハードフォーク後の新通貨の開発状況(リプレイプロテクションの実装、独自のアドレスフォーマットの実装等)や、マイニング状況、価格状況を加味し、方針を決定するとしている。

BitMEXがブロックチェーン・モニタリングサイトを開始

また、ビットコインFXトレーダーの間で重宝されている仮想通貨商品取引所「BitMEXの調査部門が、ビットコインキャッシュ等のフォークをモニタリング可能にするサイト「Fork Monitor」を開始した。

Fork Monitorでは、BitcoinとBitcoin Cashが、ソフトフォークやハードフォークした際、意図せずに発生するコンセンサスバグにより、ネットワーク障害を起こす前に検知できるというメリットがある。

16日現在で、Bitcoin Cashのノード9つ、Bitcoinのノード5つと接続されており、常にネットワークの状況を監視している。

仮想通貨商品取引所BitMEXの調査部門、ビットコインキャッシュ等のフォークをモニタリング可能にするサイトを開始
レバレッジ最大100倍を誇るBitMEXがビットコインやビットコインキャッシュのフォークを監視するサイトを開始。また今月15日にはハードフォークが迫るビットコインキャッシュでカギを握るグループ等を解説した。

またFork Monitorでも2つに分岐したBitcoin ABCとBitcoin SVのブロックチェーンをモニタリングするサイトではCoin DanceChopsticks.cash等がある。

Coin Dance

CoinDanceはマイニングされたBCHブロック、ハッシュレートやその分布、それぞれのノード数等、多くの情報を公開している。

出典:Coin Dance

Chopsticks

ChopsticksではBitcoin ABC、Bitcoin SV、Bitcoin Unlimited、そしてBitcoin Naybcの4つのチェーン状況を可視化するサイトだ。

出典:ramen.chopsticks.cash

興味があるユーザーは実際に自分で新通貨のブロックチェーン状況を見てみるといいかもしれない。

HF前の先物取引について

また海外の大手仮想通貨取引所「Poloniex」は8日、先物取引商品としてプレフォーク取引(先物取引)を行うことを発表し、他取引所に先駆けて取引が可能となっていた。

仮想通貨取引所Poloniexがビットコインキャッシュ分裂通貨2種類の先物取引を公開|最新情報まとめ
仮想通貨取引所Poloniexが、日本時間16日未明に実施されるハードフォークに先駆け、BCHABCとBCHSVの先物取引を開始した。ハードフォークに関する最新情報もまとめて掲載。

HitBTCも先物取引提供を開始

またPoloniexに続き、海外の仮想通貨取引所HitBTCも先物取引を9日に開始、15日のハードフォーク決行まではBCHからBCHABC又はBCHSV、もしくはその逆の交換を提供した。

現在、以下の取引ペアが提供されている。

取引ペア

BCHABC・BTC

BCHABC・USDT

BCHSV・BTC

BCHSV・USDT

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