仮想通貨 Chainlink(チェーンリンク)とは/Swiftとの関係性

Rippleとの関係も噂されるSwift(国際銀行間通信協会)と契約を結んでいる
SWIFTが例年主催し、2016年のSibos(世界各国の金融機関の幹部や関係者が出席する国際会議)をきっかけにSwiftと契約を結び、SmartContract社とSWIFTがChainlinkを使ってブロックチェーンの実証実験をして成功しました。
スマートコントラクトにアクセスするためのミドルウェアとして開発されたもの
ミドルウェアとは、ソフトウェアとハードウェアの中間処理、つまりはデータベース管理システム等のようなものです。これにより、スマートコントラクトの欠陥を無くし、外部システムやAPIに接続することが出来るようになります。
目次
  1. プロジェクト内容
  2. SWIFTとの関係
  3. プロジェクトチーム
  4. ICO調達額
  5. 取り扱い取引所
通貨名(通貨単位) ChainLink(LINK)
最大供給量 1,000,000,000 LINK
現在の供給量(記事作成時) 350,000,000 LINK
公開日 2017年6月27日
公式サイト ChainLink公式サイト
ソースコード ChainLinkソースコード
CoinMarketCap(チャート) ChainLinkチャート
ホワイトペーパー ChainLink White paper

Chainlinkはブロックチェーンの外部にあるデータをブロックチェーン内部に提供する、Smart Oracleなどの技術を使用したシステム開発を行うSmartContract社が、コーネル大学やUCバークレーなどの教員が主導しているブロックチェーン専門の研究機関であるIC3と協力して開発をしています。

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上記の通りコーネル大学のブロックチェーン研究専門機関が開発しているTownCrierというウェブサイトのデータを検索し、そのデータをブロックチェーンのスマートコントラクト(執行条件と契約内容を事前に決めておくことで、その条件に合致した場合に自動的に契約が履行される仕組み)に提供するシステムをChainlinkと組み合わせています。

ChainlinkはWebアプリケーション、Paypal、API、銀行口座などの決済や市場データ、金融システムを、Bitcoin、Ethereum、HyperLedgerのスマートコントラクトと安全に監視可能に繋げる最初のミドルウェア(最低限に必要な基本的機能を提供するオペレーションシステム=OSとOSではできない機能を提供するアプリケーションの中間に入りデータ処理などを行うソフトウェア)です。

というのも、スマートコントラクトはオフチェーン(外部)のデータやAPIといった主要な外部リソースに接続できない外部接続性に欠如があるからです。

この状態をChainlinkが中間に入ることで、スマートコントラクトとオフチェーン(外部)にあるデータなどを繋げることができるようになります。

RippleのILPと競合するのではないかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、ILPは銀行の国際送金や取引の主体となる資産のやりとりを仲介する機能ですが、Chainlinkのようにビットコインやイーサリアムのスマートコントラクトを外部データ、API、内部システム、既存の銀行決済システムに安全で瞬時かつ監査可能な形で接続することを可能にするものではなく、銀行間を繋げること、ドル、元、円などの価値を瞬時に安全に送金することが目的です。

またChainlinkのLINKトークンはChainLinkのネットワークで使用され、スマートコントラクトが金融システム、Paypal、Web、と繋がり、これらが持つそれぞれの決済がLINKトークンによってそれぞれのChainLink Node Operatorと決済することが可能となりLINKトークンはスマートコントラクトに直接提供されます。

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SWIFTが例年主催し、2016年のSibos(世界各国の金融機関の幹部や関係者が出席する国際会議)をきっかけにSwiftと契約を結び、SmartContract社とSWIFTがChainlinkを使ってブロックチェーンの実証実験をし成功しました。

そのSibosが10月16日にカナダのトロントで開催されます。ここでそのカウントダウンが行われているので、Chainlinkが参加する可能性は高いです。どのようなことが会議されるのか注目です。

ちなみに同日に同じトロントでRippleが銀行とブロックチェーンについての国際会議が開催されるので、こちらにも注目です。

SWIFT(国際銀行間金融通信協会)は世界各国の金融機関に金融メッセージ・クラウドサービスを提供し、あらゆる国際決済がSWIFTを通して行われています。

また、ブロックチェーン技術の可能性にも目をつけ、この技術が決済システムに組み込まれることでプロセスの効率を上げ、経済の活性化にも繋がります。

そして、昨年、SWIFTが例年主催しているSibos(世界各国の金融機関の幹部や関係者が出席する国際会議)をきっかけにSwiftと契約を結び、SmartContract社とSWIFTがChainlinkを使ってブロックチェーンの実証実験をし成功しました。

このようにブロックチェーン技術の採用を進めているSWIFT社と協力することで、Smartcotract社のブロックチェーン技術開発を大きく発展させるのではないでしょうか。

CEOであるSergey Nazarov氏はネットワーク上で売買の注文を完了できるサービスSecure Asset Exchangeやブロックチェーンベースの分散型電子メールサービスCryptamailなどのブロックチェーン分野の会社を起業してきた豊富な経験を持ちます。

技術顧問にはIC3の共同ディレクターのAri Juels氏、イーサリアムコミュニティメンバーのハドソン・ジェイムソン氏、ZcashとTezosのアドバイザーのAndrew Miller氏、Facebookのエンジニアリング・ディレクターやGoogle、Nvidia、インテルなどの大手起業で採用されているLLVMの開発をし、名誉あるACM Software Systems Awardを受賞しているEvan Cheng氏で編成されています。

9月19日から行われたICOはハードキャップである約36億円に到達し終了しました。このことからこのプロジェクトが期待されていることがわかります。

取引所 解説

Binance

2017年7月上旬に開設した中国資本の取引所。仮想通貨銘柄の追加スピードが早く、なおかつ僅か数ヶ月で世界のトップクラスの出来高まで成長した事から注目を集めている。
EtherDelta

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イーサリアムプラットフォームを採用している分散型取引所(DEX)。イーサリアムブロックチェーン上のトークン(ERC20トークン)は全てここで取引可能、基軸通貨はETH。ETH以外のトークン対トークンでも取引可能。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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