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【第1弾:紹介編】海外大手仮想通貨取引所のBinanceに独占インタビュー

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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CoinPostが仮想通貨取引所Binanceに独占インタビューを実施
2017年7月に設立後、1日の取引高が世界ベスト5入りするまでの急成長を遂げた仮想通貨取引所です。9月には日本語対応を開始し、日本支社も設立しています。
全3回のインタビュー記事を公開予定
かなり長時間のインタビューとなりましたので、3回に分けてお届け致します。

2017年7月に設立し、9月に日本語対応、そして日本支社を設立中の香港の仮想通貨取引所「Binance」は、1日の取引高が世界ベスト5入りする程までに急成長を遂げ、世界の取引所の中でも大手と言えるほどの規模を誇っています。

取り扱い通貨数は現在(※11月27日)79種類と非常に多く、設立から4ヶ月とは思えないほど通貨を続々と上場させています。

また、新たに上場する通貨をユーザーの投票で決定するという非常に画期的な取り組みを行っています。

そして最近では、様々なビットコインの分裂に対応し続けていることが話題になっています。

10月24日のBitcoin Gold、11月24日のBitcoin Diamondと続けて対応し、付与することを発表していたため、日本人投資家の中でもBinanceにビットコインを保管していた方々が多くいるでしょう。

取引手数料に関しても0.1%とかなり安いです。

更には、独自通貨であるBNB(Binance)トークンを使って取引することで50%OFFの0.05%となります。

日本では海外取引所といえばBittrexやPoloniexが馴染み深いと思われます。

しかし、それぞれの手数料を見てみると、Poloniexは0.15%~0.25%、Bittrexは0.25%なので、Binanceの方が安いです。

今後も注目度が高まっていくと思われるBinanceに、CoinPostが独占インタビューを行いました。かなり長時間のインタビューとなりましたので、全3回構成となっています。

インタビュー動画についても公開許可を頂きましたので、Part.3 記事内でまとめて全編公開致します。

公開許可をして頂いたBinance社及び長時間のインタビューにご協力頂いたChangPeng Zhao氏(写真左)、Ted氏(写真右)に御礼申し上げます。

質疑応答内容まとめ

―Q1.お二人の自己紹介をお願いします。

CZ氏

私の名前はChangPeng Zhaoです。仮想通貨界ではCZと呼ばれています。

仮想通貨界に入る前はBloomberg NY支社で働き、その後会社を設立し8年間働きました。

2013年にBlockchain.info社に入社した事をきっかけに仮想通貨業界に入りました。

Blockchain.infoではNicholas Cary氏などと一緒に仕事をしました。

一年後その会社を去り、OkCoin(中国大手取引所)で仕事をした後、再び独立をし交換システムの会社を立ち上げ、それが今のBinanceに発展しました。

Ted氏

私の名前はTedです。友人はテディと呼んだりもします。

私は常にビジネスとテクノロジーに熱心で、米国コーネル大学でコンピューターサイエンス学修士を得ました。

卒業後15年間はインターナショナルマーケティング・ブランディング組織に携わり、多種のテクノロジーの変化や部門の経験をしています。

2002年にはASUS PC部門で働き、その後モビリティ部門に異動しました。

Binance社に加わる前は、ヨーロッパのクラウド・Big Data・ハードウェア・ストレージを販売する企業でEMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)地域を管理していました。

ある日CZからの一本の電話があり、彼のブロックチェーンに対する情熱に惹かれて、この世界に入りました。

BinanceではHead of International Markets部門を指揮しています。

この部門はリサーチチームとInternational Expansion(インターナショナル拡大)チームに分かれています。

大きく貢献できることに期待しています。

ずっとテックの世界に興味があり、15年前にアメリカのコーネル大学でcomputer science 学部を卒業、15年間自分で事業をしたり2000年にはASOSで働いていたりしていました。

ヨーロッパでcloudデータの会社の経験があって、2017年CZから電話あり、彼のブロックチェーンに対する情熱に惹かれて、この世界に入りました。

―Q2.バイナンスとはどういった会社ですか?また、Binance の企業理念を教えてください。

CZ氏

Binanceは仮想通貨交換プラットフォームです。

我々のビジネスは一種の仮想通貨と他の仮想通貨を交換するサービスを提供することです。

仮想通貨に限定するのではなく仮想資産、すなわちトークンやコインなどの資産であれば取引が可能です。

取引所以外にも事業を拡大していて、現時点では取引所の他にBinance Launchpad(ICOプラットフォーム)、Binance Lab(テクノロジーインキュベーター)があります。

現在Binanceのエコシステムはこの3つによって成り立ちます。

企業理念:我々は“全ての物”がトークン化できると信じています。

国、州、企業、チーム、人、すべてのものがトークン化されます。

トークン化されるということは全てに価値がなければならず、そこには取引所として大きなビジネスチャンスがあると思っています。

―Q3.バイナンスは香港が本社の取引所で間違いないでしょうか?

CZ氏

元々事業を立ち上げた時はBinance社の登録は香港でスタートさせたのですが、今はカマルアイランド(Cayman Island)に本社を移そうとしています。

―Q4.中国から規制が香港まで影響することを懸念しています。

本社が今まで香港にあったということで、Binance に関して安全面を加味し取引所を使わなかった方々がいるのも事実です。

バイナンス取引所を使う安全面を教えていただいてもよろしいでしょうか?

また、香港と中国の政治の違いについてもお話して頂けますと助かります。

CZ氏

香港と中国の関係はとても面白いです。

中国の規制や政治ルールは香港本土には影響されません。

なので、今回中国の政府からのICO規制などもありましたが、バイナンスは香港を本社としていましたので、今回は規制の対象にはなりませんでした。

それにより事業を停止する必要がなく、続けてサービスの提供ができています。

ですので安全に取引をすることができます。

さらに今後はカマルアイランドに本社を移すので、もし香港の規制が厳重になったとしてその影響を受ける事はないでしょう。

―Q5.新しい通貨を上場する際にどのように上場する通貨を選んでいるのでしょうか?

Ted氏

“通貨”といっても現状では不換紙幣は取扱対象外になりますが、多くの“コイン”を上場しています。

新しい仮想通貨を選ぶ時はとても丁寧に選んでいます。そしてそのプロセスはとても複雑です。

そのプロセスは従来の投資銀行が上場するときと同じく、とても時間が掛かります。

さらに銀行の住宅ローンや負債部門といい勝負をしています。

バイナンスでは多方面からそのコインが最適なのかを調査するプロのリサーチチームがいます。

そのチームは、 どのコインが長期的にバイナンスコミュニティの良い投資になるかを研究します。

上場コインを選択する際のフィロソフィーとして、すべてのトークンとコインを長期的な投資としてみています。

その条件として、1つ目はコンセプト(コインを支える裏にはどのような研究チームがいるのか)2つ目=ブロダクトそのもの。

プロダクトで何を達成しようとしているのかというのをみます。

他に多くの条件が存在しますが、それらを私たちは“Trade Secret”と呼びます。

Binanceにとって“Trade Secret”はすごく大事な条件で、なぜならこれがコミュニティに安心に使ってもらうための条件だからです。

―Q6.バイナンスではユーザーからの投票システムをしていますが、どういった意図のもと投票システムを開始したのでしょうか? 

CZ氏

上場するコインを選択する際はBinanceリサーチチームが時間を掛けて多方面から慎重に調査しますが、ユーザーがなにを求めているかも重要視しています。

毎月ユーザーに上場コインの投票をしてもらいます。

もともと投票システムが始まったのはユーザーからのアイデアでした。

1回目ではスラックチャネルの当時のメンバーに『20票を得たコインを上場します』と投げかけたところ、98人だったメンバーが一日で500人にまで増えたのです。

その語、目標投票数が100に増え、それは簡単に達成しました。

ある日、クリスBHKという方から、いいアイデアなので毎月行うべきという提案があり、今の様な形になりました。

もちろん選択する際に調査をします。

―Q7.他のプラットフォームや企業とコラボレーション企画を始めたのはどのような意図のもと始めたのでしょうか?(例:Binanceは日本国内の取引所「QUONIEX」と提携している)

CZ氏

仮想通貨市場自体はまだまだ新しい市場です。

競争することも大事だと思いますが、今後さらに仮想通貨市場を大きくするために私たちは一緒に支え合うことが大事だと思います。

もちろん競争は存在しますが、現段階では協力が大事だと思います。

―Q8.私たちが取引所を利用する際に一番怖い点は、取引所がハッキング被害に遭うということで、これは取引所も一番警戒すべき点であると思います。

また、一度に取引が集中してしまった場合、取引所がシャットダウンしてしまうこともあります。

このような場合、対処はどのように行っているのでしょうか?

CZ氏

セキュリティーに関していえば、一日中話すことができます。

まず物理的セキュリティ、ネットワークセキュリティ、そしてビジネスセキュリティ(ビジネスパーソネル)などの形成があります。

我々はセキュリティを保証するために、非常に深い部分まで調査をします、なぜなら安全面は最優先だからです。

この世界で働き始めて20年が達ち、従来の金融界の経験も豊富なので、この面に関しては自信があります。

さらに言えば、安全面を確実に保証するために、ビジネスが遅延するほど時間を掛けているほどです。

取引量に関して話すと、システムエンジニアの方が対応しています。

Binanceは世界最大の取引プラットフォームになることが目標で、今日の取引量を千倍に増やします。

したがって元々一度に多量の取引ができるようにシステムの設計がされています。

例を出すと、現在我々のシステムは毎秒5GBのデータを放出しています。

DDoSのサイバー攻撃は通常、5~10、大きければ100~600GBの規模ですが、我々のシステムは毎秒5GBのデータを放出しているため、全く問題なく利用できるでしょう。

続きインタビュー記事、Youtubeはこちら↓
【第2弾:今後の予定編】海外大手仮想通貨取引所のBinanceに独占インタビュー
急成長を遂げるBinance、今後さらなる事業に挑戦。2018年までには最も高い取引量を誇るプラットフォームを目指し、対応言語、オフィスの数、チームも増やして行くそうです。今後、仮想通貨界でのキープレイヤーとなる注目の取引所です。
【第3弾:仮想通貨の未来編】海外大手仮想通貨取引所のBinanceに独占インタビュー
Binance CEOが語る仮想通貨市場の未来、仮想通貨はバブルではない ICOはスタートアップの...
【仮想通貨取引所】Binance口座開設方法/登録方法
binance(バイナンス)は2017年7月に上海を拠点として設立された取引所の一つです。他の取引所と異なる点は110以上の通貨を扱い、独自コインの発行で取引手数料の半額キャンペーンなどしているので今後非常に注目される取引所です。他の取引所では扱わないマイナーな通貨を導入しており、他の通貨にも投資してみたいと思われる方にはかなりおすすめです。
仮想通貨界で多くの事業を手がけるBinanceが日本から人材を募集中 
2017年7月に設立し、9月に日本語対応、そして日本支社を設立中の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は、取引高が世界ベスト5入りする程までに急成長を遂げ、現在日本からの人材を募集中です。また、質問なども募集中。
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