WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン5万ドル回帰で仮想通貨全面高、MicroStrategyの買い増しが及ぼす影響

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

最新のビットコイン相場

2日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン(BTC)価格は、前日比+5.9%の527万円(49,400ドル)に。株式市場反騰の影響もあり、一時5万ドルを回復するなど大きく持ち直した。

先物市場におけるFunding Rate(資金調達率)の乖離、OI(未決済建玉)減少のほか、4時間足レベルで強気のダイバージェンス(逆行現象)が確認されており、下落トレンドの勢いが弱まっていることを示唆していた。昨日には、オンチェーンデータでも反転を示唆するシグナルも確認されている。

詳細:ビットコイン識者は「クジラ間戦争」を指摘、反転の予兆を示唆する5ヶ月ぶりのシグナルも

一方、心理的節目の5万ドルでは上値も重く、売りも出ている。リスク回避局面で相関しやすい米株市場次第だが、目先トレンドはフラットに戻りつつある。

関連:MACDでトレンドを知る、投資に役立つチャート講座

Glassnodeのデータを参照したMoskovski CapitalのLex Moskovski CEOは、「42,000ドルの押し目をつけた昨日、ビットコインの非流動的供給量が急増した」と指摘した。増加幅は2021年に入ってから最大となる。

同氏は2月27日、過去2ヶ月に渡って採掘業者(マイナー)によるビットコインの売り先行が一転したと指摘。マイナーのネットポジション(買いと売りの差≒実際のポジション)が、プラスに転じたと説明していた。

関連:ビットコイン急落で全面安、仮想通貨相場に影響する複数要因を解説|CoinPost週次レポート

機関投資家の強気姿勢

ビジネス・インテリジェンス(BI)分野をリードする米NASDAQ上場企業MicroStrategyは1日22時12分(日本時間)、ビットコインを1500万ドル(16億円)相当買い増したことを明かした。

断続的に買い増しを続ける同社のその保有量は、21年3月2日時点で90,859BTC(44.5億ドル)規模に達し、市場に供給されている総BTCの内、0.433%に相当するという。

今回の平均取得価格は直近押し目の45,710ドル。これまでに購入した全保有分の平均取得価格は24,063ドルになることから、極めて大きな含み益が出ているものと思われる。

イーロン・マスク率いるテスラ社の保有量は48,000BTC、ギャラクシーデジタル社は16,402BTC、スクエア社は8,027BTCとされる。MicroStrategyは、転換社債の私募で9億ドル(950億円)規模の資金調達を行っていた。

関連:MicroStrategyのビットコイン追加購入計画、資金調達額を950億円に引き上げ

MicroStrategyは20年8月11日、約12,000ドル付近で推移していたビットコインを財務準備資産として21,454BTC購入。9月14日に16,796BTCの買い増しを行い、米ウォール街に衝撃をもたらした。

米CNNのデータによると、MicroStrategyの筆頭株主として、大手資産運用会社関連のBlackRock Fund Advisorsが14.62%、Vanguard Groupが10.32%、大手金融機関のMorgan Stanley Investmentが10.92%保有しており、間接的な影響は計り知れない。

出典:CNN

企業によるビットコイン大量保有の背景には、コロナ禍における各国の金融緩和において米ドルの価値が目減りするなか、インフレヘッジ需要による代替資産性に関心が集まっていることにある。

MicroStrategyのMichaelSaylor CEOが2月6日に主催した、企業向けのビットコイン説明会「Bitcoin for Corporations」には企業6917社の代表者が殺到するなど、企業の高い関心を示した。

米大手投資銀行ゴールドマン・サックスが、ビットコイン先物取引の再開を計画していると報じられたこともプラス材料となった。ロイターによれば、3月中旬にトレーディングデスクを再開。ビットコインの保管・管理業務を提供するサブカストディアンも検討している。

関連:ゴールドマンサックス、ビットコイン先物取引を再開へ=報道

マイナー収益が過去最大に

The Blockのデータによると、2月のビットコインマイニングの総収益は、17年12月の記録を塗り替え、過去最高に達した。

出典:The Block

21年1月の11.2億ドルから21.4%増加した。内13.7%は、取引手数料によるものだ。

2月のイーサリアム(ETH)のマイニング総収益が、過去最高の13.7億ドルに達した。

出典:The Block

1月〜2月間に65.1%増となり、取引手数料は122.1%増加している。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/06 火曜日
14:25
三井住友銀など9社、デジタル証券セカンダリー取引でDvP決済を実証完了
三井住友銀行・大和証券・SBI証券など9社が、ST二次流通取引でステーブルコインを活用したDvP決済の実証「Project Trinity」フェーズ2を完了。T+2のDvP決済の実現可能性を、法務・技術・業務運用の3面で一定程度確認した。
14:00
ZachXBT、ラザルス関連の中国系犯罪シンジケートに顧客を装い潜入丨Bybit事件関連の資金経路を特定
独立系アナリストのZachXBT氏が、ラザルスの盗難資金を洗浄した中国系グループに顧客を装って潜入。累計10億ドル超の洗浄に関与した組織と、Bybit事件のウォレットを特定した調査内容を解説する。
13:42
SBI証券ら9社、ステーブルコインでデジタル証券の同時決済──実現性を一定程度確認
SBI証券と大和証券を含む9社は6日、ステーブルコインを使ったセキュリティトークンの同時決済の業務運用検証が完了したと発表した。証券会社間での決済の実現可能性を一定程度確認し、制度・市場の整備動向を注視しながら今後の対応を検討する。
13:15
東アジアの仮想通貨経済、日本が2位 分散型取引所の利用が盛ん=チェイナリシス
チェイナリシスが東アジアの仮想通貨市場を分析。市場規模は韓国が首位で、日本、香港、中国と続いた。韓国ではAIトークン、日本はDEX、中国はP2Pの動きが注目されている。
13:00
米上場ストライブ、266億円相当ビットコイン購入──世界5位に
ストライブは5日、2,000BTCのビットコインを1億6,900万ドルで購入し、総保有量が2万9,462BTCのビットコインになったと発表した。購入資金の61.5%は優先株の販売で調達した。
11:04
米財務省、仮想通貨と偽慈善団体でハマスに送金した資金網を制裁
米財務省外国資産管理室は2日、偽の慈善団体と仮想通貨でハマスに200万ドル超を送金していた個人・団体5者を制裁対象に指定した。対象者の米国内資産は凍結され、米国人との取引は原則禁止となる。
10:15
クラーケン親企業ペイワード、一部の機関投資家向けに24時間決済を開始
仮想通貨取引所クラーケンの基盤を担うペイワードが、シンガポール・ガルフ・バンクとの提携で24時間・週7日の即時決済を可能にした。決済は米ドル建てで一部顧客向けに始まり、対象は順次広がる計画だ。
10:00
JPYSC用いた日本初「ステーブルコイン普及債」、年利5.0%で募集開始
日本初「ステーブルコイン普及債」が10月6日から募集開始。円建てステーブルコインのJPYSCで利払いと償還を行う自己募集型デジタル社債で、年利5.0%、一口10万円。発表会と個別取材から、仕組みと制度課題、今後の展望を報じる。
09:50
欧米富裕層のデジタル資産投資実態、2月の急落で投資意欲上昇=コインシェアーズ調査
ビザの調査でアジア太平洋の消費者の46%が5年以内のステーブルコイン利用に前向きだった。コインシェアーズ調査では米欧7市場の富裕層投資家の過半数がデジタル資産を保有している。
09:10
ビットコイン、上昇上位15日を除くと3年間11%の損失に=グレースケール分析
グレースケールは5日、ビットコインの3年間の累積リターンが上昇率上位15日を除くと約225%から11%の損失に転じるとするレポートを公表した。投資を見送って価格変動の落ち着きを待つことにも機会損失が生じるとの見方を示した。
08:15
米上場DeFiデベロップメント、1株あたりのソラナ保有量が2桁増の見込み
米上場企業DeFiデベロップメント(DFDV)は5日、ソラナ保有量が8月12日以降に約11%増加したと発表した。9月末の1株あたり純資産価値は8月比で100%超増える見込みで、優先株の初回配当も支払った。
07:30
ジーキャッシュ、次期アップグレード『NU7』をテストネットで稼働
ジーキャッシュが5日、次期アップグレード「NU7」をテストネットで稼働させた。ブロック生成間隔は75秒から25秒に短縮され、取引手数料の60%を準備金に積み立てる新制度も導入される。メインネットでは11月5日前後の実行を目標としている。
07:00
ビットマイン、1.5万ETHを追加購入|供給量5%目標に99%到達
ビットマインは5日、直近1週間で1万5,112ETHのイーサリアムを購入したと発表した。保有量は602万ETHのイーサリアムとなった。
06:34
米財務省、仮想通貨ミキシング規則案を撤回 正当な活動を妨げる懸念で
米財務省傘下の金融犯罪取締ネットワークが、2023年10月提案の仮想通貨ミキシング報告義務付け規則案を撤回すると通知した。定義の広さが正当な活動を萎縮させかねないとの懸念を踏まえた判断で、金融機関の既存の義務に変更はない。
06:10
米CFTCとSEC、ビットコインやイーサリアム・XRPを原則証券でないと共同解釈
米商品先物取引委員会のセリグ委員長は5日の講演で、個人向けレバレッジ仮想通貨取引を扱う取引所に、連邦登録の新区分「仮想通貨市場」を設ける枠組みを示した。州免許か連邦登録かを選べる仕組みで、準備金証明の義務化案も含む。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧