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仮想通貨投信大手グレースケールの運用資産額、ゴールド最大のETF超え

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

グレースケールのAUM

米最大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケールの運用資産額(AUM)は、600億ドル(約6.8兆円)を超えたことが分かった。

この金額は個別の投資信託ではなくグレースケール全体のAUMだが、この時点で、ゴールド(金)最大のETF(上場投資信託)「SPDRゴールド・シェア」のAUMを超えたことになる。SPDRゴールド・シェアのAUMは580億ドル(約6.6兆円)超だ。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略で、特定の指数と連動する投資信託のこと。グレースケールが提供しているような非上場の投資信託と違い、株式などと同様に証券取引所で売買ができる。

▶️仮想通貨用語集

関連:上場投資信託「ビットコインETF」とは|初心者向けに特徴と重要ポイントを解説

関連:米国初の「ビットコイン先物ETF」上場で今後の影響は|先物の元プロが解説

今回のグレースケールのAUMは、同社が10日に発表した。グレースケールが提供する仮想通貨投資信託の中で、最もAUMが多いのがビットコイン投資信託(GBTC)。GBTCのAUMは、435億ドル(約4.9兆円)超である。

次に多いのはイーサリアム投資信託(ETHE)で、AUMは148億ドル(約1.6兆円)超。グレースケールのAUM全体の内、GBTCのAUMが約72%、ETHEが約25%を占める計算だ。

グレースケールはGBTCとETHEの2つの投資信託をETFに転換することを検討。GBTCの方はすでに今月、米証券取引委員会(SEC)に申請が受理され、審査段階に入ったことが分かった。

SECは21日間のパブリックコメント期間を設けて、最初の判断については12月24日前後までに公表する予定。しかし、SECはルール上、判断期間を最大240日まで延ばすことができ、これまで全ての現物ビットコインETFに対してもこのルールを実施していたため、延期される可能性はあると見られる。

GBTCは約65万BTCのビットコインを保有しており、世界で最も規模の大きいビットコインETFが誕生する可能性がある。

関連:米SEC、グレースケールのビットコインETF変換申請を審査開始

シルバーの時価総額

仮想通貨とコモディティ(商品)の比較では今週、ビットコインの時価総額がシルバー(銀)の時価総額を一時超えた。

株式等を含め、単純に時価総額だけを比較したランキングは以下。11日にかけてビットコインの価格は急落しており、本記事執筆時点でビットコインの時価総額はシルバーの1つ下の8位につけている。

出典:8MarketCap

関連:ビットコイン最高値更新でシルバーの時価総額に急接近、個別銘柄はBATが高騰

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