CoinPostで今最も読まれています

法務省が法改正へ、犯罪収益の仮想通貨没収を確実に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の没収を確実にする法改正

法務省は、マネーロンダリング(資金洗浄)などに使われた暗号資産(仮想通貨)の没収を確実にするため、組織犯罪処罰法を改正する方針を示している。読売新聞が報道した。

現在、同法では没収できる資産として「不動産・動産・金銭債権」が挙げられている。動産は、土地や建物といった不動産以外の現金・商品・家財などのことであり、金銭債権は預金や売掛金、貸金などを指す。

仮想通貨は現在、これらの分類のいずれとも明確に解釈できない状況にある。

そこで法改正することにより、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨も確実に没収対象とできるようにすることが狙いだ。

法務省は、2022年度中にも、法制審議会で議論を行った上で、法改正の具体的な内容を浮かび上がらせていく方針である。「秘密鍵」など仮想通貨特有の仕組みにどのように対応していくかも検討していく予定だという。

法制審議会とは

日本の法務省に設置された審議会等の一つ。法務大臣の諮問に応じて、民事法、刑事法その他に関する事項を調査して答申する。社会経済の時代的な変化にふさわしい法律のあり方についても審議してきた。

▶️仮想通貨用語集

改正資金決済法

マネーロンダリング対策に関しては、3日に可決・成立した仮想通貨に関する改正資金決済法にも盛り込まれていたところだ。

この法案は、仮想通貨やステーブルコインの発行を銀行や資金移動業者、信託会社に限定するというものである。ステーブルコイン規制、マネーロンダリングの共同監視ルール構築、高額電子ギフト券の送付なども含めたマネロン取り締まりが主な目的だ。

仲介業者にも、以前より厳格なマネーロンダリング防止策が求められることになる。

関連改正資金決済法が参院本会議で可決、ステーブルコイン関連の規制導入へ

疑わしい取引の届出件数は増加傾向

警視庁が3月に発表した、2021年における「犯罪収益移転防止に関する年次報告書」によると、金融機関からマネロンなど犯罪関与が疑われるとして届出が行われた取引の件数は過去最多の50万件以上を記録した。

このうち、業態別では「銀行等」が最多の73.6%を占めており、貸金業者(6.6%)、クレジットカード事業者(6.5%)と続く。暗号資産交換業者の届出件数は全体の2.5%であった。

警視庁はこの増加傾向について、「社会全体のコンプライアンス意識の向上」や「反社会的勢力や不正な資金移動に対する監視態勢の強化」を背景の一つとして挙げている。

関連暗号資産交換業者が届け出た「疑わしい取引件数」過去最多に=警視庁

なお、世界的にマネーロンダリングを防止する動きとしては、国際的な規制機関である金融活動作業部会(FATF)が定めたトラベルルールが存在している。

仮想通貨事業者間で、送金の依頼人と受取人に関する一定の情報を共有するものだ。日本でも3月頃より、取引所が順次導入を進めた。

関連4月1日より導入の「トラベルルール」 国内仮想通貨取引所の対応まとめ

トラベルルールとは

金融活動作業部会(FATF)が定めたマネーロンダリングの防止等を目的としたルール。VASP(仮想資産サービス提供業者)に対し、VASP間の取引における顧客情報の確認、共有において厳格な基準を設ける。

▶️仮想通貨用語集

コメントしてBTCを貰おう
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
12/05 月曜日
16:50
bitFlyer、ZPG取り扱い開始へ
国内仮想通貨取引所bitFlyerが金(ゴールド)価格との連動を目指すジパングコイン(ZPG)の取り扱いを開始すると発表。基盤技術としてbitFlyer Blockchainのmiyabiを採用している。
14:30
TEAMZ WEB 3.0 SUMMITが開催決定
TEAMZは11月29日、日本最大級となるWeb3カンファレンス「TEAMZ WEB 3.0 SUMMIT 2023」の開催日を発表。来年4月6日(水)〜7日(木)の2日間の日程で東京・虎ノ門ヒルズで開催される。
14:20
ETH時価総額、BTCを追い抜けるのか丨動画解説
なぜ有識者はイーサリアムの時価総額がビットコインを抜かせると考えるのか?大型アップグレード「マージ」で変化した重要点など、市場の売り圧力についてWeb3企業HashHubの平野CEOが解説。
13:15
運営停止中の仮想通貨取引所AAX、業務再開は困難か
運営停止中の仮想通貨取引所 Atom Asset Exchangeが、FTX破綻後の次なる犠牲となるのか憶測が広まっている。11月末に辞任したコミュニケーション担当責任者は、同取引所が通常業務を再開するよりも、「法的手続きに移行する」可能性の方が高いと指摘した。
12:54
みずほやSBI、Datachainと相互運用性に関する技術連携を開始
株式会社Datachainはみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社とSBI R3 Japan株式会社とのクロスチェーン技術における技術連携の開始を発表。相互運用性のユースケースを検討していく。
12:25
ドル指数続落で仮想通貨にも追い風、好材料のAVAXなど上昇
暗号資産(仮想通貨)ではドル指数(DXY)の続落を受けビットコインやイーサリアムが反発。アルトコイン相場では好材料の出たアバランチ(AVAX)やアプトス(APT)が上昇した。
12:00
ギャラクシーデジタル、セルシウス傘下企業を買収
米大手仮想通貨投資企業ギャラクシーデジタルは、カストディ企業GK8を買収すると発表した。破産申請したセルシウスの事業売却に伴うオークションで落札した形だ。
11:20
博報堂、Web3合弁会社を設立
広告大手の博報堂は仮想通貨アスターネットワーク(ASTR)の開発を手がけるStake TechnologiesとのWeb3合弁会社「博報堂キースリー」を設立。国内でのWeb3ハッカソンの企画や運営を強化していく。
10:12
ジェネシス、ジェミナイに1,000億円超の債務=報道
仮想通貨仲介事業者ジェネシスとその親会社DCGは、仮想通貨取引所ジェミナイに約1,200億円の債務を負っている。ジェミナイは資金回収について両社と交渉中だと伝えられる。
12/04 日曜日
12:00
「老後2000万円」問題とは、日本政府が投資をすすめる理由
「老後に2000万円が不足する」というフレーズを目にして、自分の将来や退職後の資金不足に漠然とした危機感を抱いている方が増えています。そこで、「老後2000万円問題」から現状の金融の問題を紐解き、ひいては投資の必要性についても詳しく検討していきましょう。
11:30
BTC中期レンジ下限の1.76万ドル周辺に注目|bitbankアナリスト寄稿
国内大手取引所bitbankのアナリストが、底堅く推移した今週のビットコインチャートを図解し今後の展望を読み解く。ビットコイン・オンチェーンデータも掲載。
11:00
週刊ニュース|バイナンスの日本進出に注目集まる
今週は、仮想通貨取引所バイナンスの日本進出に関するニュースが最も多く読まれた。このほか、バイナンスの通貨ペア廃止や、BlockFiの破産申請など、一週間分の情報をお届けする。
09:00
メタマスク共同創設者、「アップル税」に反対表明
仮想通貨ウォレット「MetaMask」の共同創業者は、30%のアプリ内購入手数料を強制するアップル社App Storeのポリシーを「独占の乱用」と批判した。
12/03 土曜日
15:00
アリババクラウド、アバランチのインフラ提供をサポート
Alibaba Cloudは、バリデーターの設置用途を含む、各種インフラストラクチャーの提供でアバランチブロックチェーンをサポートすることを発表した。
14:00
スリーアローズキャピタル清算人、資産掌握状況を報告
スリーアローズキャピタルの清算人企業は、清算プロセスの進捗状況を報告。現金、仮想通貨、NFT、証券などの資産を掌握したと発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2022/10/14 ~ 2022/12/31
東京 東京都渋谷区宇田川町
2022/12/06 13:30 ~ 15:00
その他 京都市下京区中堂寺南町/オンライン
重要指標
一覧
新着指標
一覧