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米SEC、コインベースの未登録証券提供を捜査か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

証券法違反の捜査、進行中か

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースがSEC(証券取引委員会)から未登録証券提供の捜査を受けていることがわかった。関係筋の話としてブルームバーグが報じた。

匿名の関係者によれば、SECはコインベースが未登録証券に該当する仮想通貨銘柄を提供している疑いで捜査をしていると説明。コインベースは2022年に入り、提供銘柄を拡大していたが、テラ(LUNA)USTのディペッグ騒動などが相場の急落を引き起こしたことで、米規制当局は法整備の必要性を強化している模様だ。

関連:米コインベース、銘柄新規上場の改善策を講じる

また、コインベースは元従業員のインサイダー取引疑惑も目下進んでいる最中だが、元従業員らが取引した9銘柄は未登録の有価証券に該当すると指摘。

この内、7銘柄は現在も取り扱っているという。なお、捜査は現在も進行中であるため、違反の疑われる銘柄の詳細は明かされていない。

関連: 米コインベースの元従業員ら3名、仮想通貨のインサイダー取引で逮捕

コインベースは米国の大手仮想通貨取引所。およそ150銘柄の仮想通貨取引を提供しており、21年4月にはナスダック上場も果たしていた。コインベースは上場銘柄の開示プロセスを4月に変更したばかり。

また、取り扱い銘柄の半数以上に上る約90の仮想通貨は2021年に上場しており、対象銘柄の急速な成長が目立つ。

関連: 米仮想通貨取引所コインベース、50銘柄の新規上場の可能性を検討

コインベースは反論

一方のコインベースは、インサイダー取引捜査に関する声明やSECに仮想通貨規制の明確な法的枠組みの確立を求めるブログ記事を投稿。司法省側はコインベースの取り扱い銘柄が証券法の違反したと摘発しなかったと反論したほか、同社が法的コンプライアンスを重要視している点を強調した。

米バイデン大統領は今春、仮想通貨規制の明確化に向けた大統領令を発令しており、多数の政府機関は現在も業界の調査を進めている。

関連:反響広がる仮想通貨関連「米大統領令」、政府関係者や有識者らの見解は

有価証券に該当し得る仮想通貨銘柄の規制を管轄するSECは、多数のプロジェクトを摘発してきた反面、取り締まりによる規制(Regulation by Enforcement)が先行しているとの批判も業界内からは途絶えない。

およそ100年前に整備された米国の証券法が仮想通貨を取り締まる準備が整っていないとコインベースは指摘しており、現実的で「実行可能な規制の枠組みの開発」を求めた格好だ。

関連: 米コインベース、SECに仮想通貨規制策定の嘆願書を提

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