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ビットコイン年初来高値を更新 NYダウ・仮想通貨関連株全面高|21日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

1/21(土)朝の相場動向(前日比)

    暗号資産

  • ビットコイン:22,286ドル +6%
  • イーサリアム:1,640ドル +5.5%
  • ソラナ:23.9ドル +11.5%
  • 伝統金融

  • NYダウ:33,309ドル +0.8%
  • ナスダック:11,110ドル +2.3%
  • 日経平均:26,553円 +0.5%
  • 米ドル/円:129.5 +0.8%
  • 米ドル指数:102 -0.08%
  • 米国債10年:年利回り3.48 +2.4%
  • 金先物:1,928ドル +0.22%

本日のニューヨークダウは4日ぶりに反発、264ドル上げた。ナスダックやS&P500、昨日の日経平均も上昇した。

今週市場は予想以上に弱くなった12月の米生産者物価指数(PPI)が示唆する景気減速の進行や雇用の強さによるFRBの利上げ長期化のリスクを受け先行き不安が高まったが、20日にはIT・ハイテク株などへの買い戻しが全体相場を押し上げた格好だ。

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米国株

グーグルの親会社アルファベットは20日に、全世界の従業員の6%に相当する約1.2万人を削減すると発表した。コストダウン発表を受けて株価は上昇。アマゾンやメタ、ツイッターなどのテック大手も最近人員削減を発表しており世界的な景気減速への観測は高まっている。

出典:Tradingview

アルファベットのピチャイCEOは人員削減に際し社内向けの電子メールで人口知能(AI)が「大きな機会」となると指摘。近年AI/機械学習分野は開発や投資における競争が激化しつつある状態。ライバル企業のマイクロソフトは先日、対話型AIモデル「ChatGPT」を開発した米OpenAIに最大100億ドルの追加出資を行う可能性が浮上した。昨年12月にリリースされたChatGPTに対してグーグル幹部が危機感を抱いており社内の開発体制を根本的に変更したことなども報じられた。

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グーグルは仮想通貨分野にも積極的に携わっており、昨年11月にはソラナ(SOL)の検証ノード運用の代行サービスを導入している。

米国株の個別銘柄では、ビッグベア・ai(AI関連)+4.8%、アマゾン+3.4%、マイクロソフト+3.4%、アップル+1.5%、テスラ+4.6%、メタ+2.2%、コインベース+11%、マイクロストラテジー+8.3%。

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今週以降の重要な経済指標・イベント

  • 1月22〜27日:中国・中華圏の旧正月7連休
  • 1月26日:米実質GDP(前期比年率)(速報)
  • 1月28日:米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
  • 2月2日:FOMC政策金利
  • 2月3日:米失業率・非農業部門雇用者数

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米ドル/円:129.5 +0.9%

ドル円は1ドル=129.57円、+0.91%。昨夜ドル高円安の動きが強まり130円台をつけていた。米国債10年利回りも上昇した。

出典:Yahoo!ファイナンス

国際通貨基金(IMF)の専務理事は20日、世界経済フォーラムのダボス会議で世界経済の見通しについて「数カ月前に心配していたより悪くない」との認識を示した。日銀の黒田東彦総裁は同会議で改めて2%の物価目標を持続的に達成するため現在の超緩和的な金融政策を継続すると話した。これらを受けて金利差や欧米株高などリスク選好でドル買い円売りなどにつながったか。

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また、日本総務省が20日発表した22年12月の消費者物価指数(CPI)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数は前年12月の100.0から104.1に上昇、前年同月比で+4.0%。第2次オイルショックの影響が続いていた1981年12月以来、41年ぶりのインフレ水準となった。

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仮想通貨全面高

仮想通貨市場は株高などにつれて全面高。ビットコイン(BTC)は約22,750ドルとして年初来高値を更新。ソラナは前日比+17%超え、時価総額順でポリゴン(MATIC)を上回り再び10位にランクイン。

出典:バイナンス

19日にFTXのジョン・J・レイCEOが顧客への負債のために取引所を再開できないか検討していることや、20日午後に確定したGenesis Global Capital(ジェネシス)の破産申請なども材料視されたか。親会社のDCGが抱えるGBTCなどのポートフォリオを売らずにジェネシスの債務整理のために破産申請をさせた動きは短期的な売り圧解消につながったとみられる。なお、DCG傘下の大手仮想通貨メディアCoinDeskは買い手を探しているところだ。

Genesis Global Capitalに関する最初の法廷審問は米時間来週月曜日に予定されているという。

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また、ソラナ(SOL)についてはNFTの出来高続伸や1日のトランザクション数が主要L1チェーンの合計数を超えていたこと、新規開発者数が大幅に増えたことが価格を押し上げたようだ。

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その他、AptosやMagic、Hook、LDOなどの銘柄も高騰している。

仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース・グローバル|55ドル (+11%/+10%)
  • マラソン・デジタル・ホールディングス|8ドル(+9.9%/+5%)
  • マイクロストラテジー|240ドル(+8.4%/+10%)
  • マネックスグループ|475円(-2.2%/-0.8%)

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GMラヂオ 2023年第一弾は来週

今回は特別ゲストとして、Matter Labsのエンジニア部門のトップAnthony Rose氏を招待。同社はイーサリアム(ETH)のL2ソリューション「zkSync」を開発している企業だ。Matter Labsはゼロ知識証明という暗号技術を活用してイーサリアムのスケーラビリティを向上させる技術を開発しており、現在大きな注目を集めている。

配信は日本時間1月26日(木)12:30〜13:00に、@CoinPost_GlobalのTwitterスペースで配信予定。

前回、アニモカ・ブランズのYat Siu会長などの回のアーカイブの視聴はこちら。

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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

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