TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

NYダウ大幅下落、コインベース決算予想超え ポリゴン人員削減など|22日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2/22(水)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:33,129ドル -2%
  • ナスダック:11,492ドル -2.5%
  • 日経平均:27,473円 -0.2%
  • 米ドル/円:134.9 +0.58%
  • 米ドル指数:104.2 +0.3%
  • 米国債10年:年利回り3.9 +3.4%
  • 金先物:1,844ドル -0.3%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:24,339ドル -1.8%
  • イーサリアム:1,655ドル -2.7%

本日のニューヨークダウは反落し一時700ドル超下落。ナスダックやS&P500も続落した。先週発表されたCPIやPPI、小売売上高が底堅い経済状況を示したことから、市場は米FRBによる利上げの長期化への懸念を強めている格好だ。

また、23日には先月の米FOMC議事録が公開される予定だが、パウエル議長が当時のFOMC記者会見で「ディスインフレ」に言及したことを踏まえると、市場想定を超えるネガティブな材料までには及ばない観測が高いようだ。

関連ビットコイン直近高値圏で推移、香港情勢にチャイナマネーの流入示唆も

  • 23日4時00分(木):米FOMC議事要旨
  • 23日22時30分(木):米10-12月期 四半期GDP個人消費とコアPCE・改定値
  • 24日22時30分(金):米1月 個人消費支出(PCEデフレーター)
  • 24日24時(金):米ミシガン大学消費者態度指数2月・確報値

関連米経済「ノーランディングになるか」

関連世界の投資家が注目する米金融政策決定会合「FOMC」とは|分かりやすく解説

米国株

取引開始前に発表されたホームデポやウォルマートといった米国の小売り大手の決算を受けて市場は売り先行になった。

ホームデポは既存店売上高と売上高は予想を下回ったが、1株利益は予想を上回った。また、ウォルマートでは、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益と売上高とも予想を上回ったが、アナリスト予想を下回った通期の利益見通し(ガイダンス)が悪材料視された。

メタ・プラットフォームズの株価は一時上昇した。同社は週末にフェイスブックとインスタグラムで、クリエイター向けにより高い認知を期待できる有料のサブスクリプションサービス「メタ・ベリファイド(Meta Verified)」のローンチを発表した。オーストラリアとニュージーランドで今週サービスを開始し他地域でも段階的に導入する予定。ウェブサイトで月額11.99米ドル、iOSとAndroidで月額14.99米ドルで利用できるという。

22日のIT・ハイテク株や仮想通貨関連株も売りが優勢だった。個別銘柄の前日比では、NVIDIA-3.4%、c3.ai-9.2%、ビッグベア.ai-11%、テスラ-5.2%、マイクロソフト-2%、アルファベット-2.7%、アマゾン-2.7%、アップル-2.6%、メタ-0.46%。

関連仮想通貨投資家にもオススメ、お得な株主優待「10選」

仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース|62ドル(-4.8%/-4.8%)
  • マイクロストラテジー|269.9ドル(-8.2%/-8.2%)
  • シルバーゲート・キャピタル|16.3ドル(-9.6%/-9.7%)

仮想通貨関連株はビットコイン(BTC)などの下落に連れ安。コインベースは引け後に四半期決算を発表した。収益が6億500万ドルでアナリスト予想の5億8800万ドルを上回った。また、前期3Qの5億9000万ドルからは5%増加した。1株利益も予想を超えたが、取引高は前四半期比12%減の3億2200万ドルとなった。同期の最終損益は5億5700万ドルの赤字だった。同社株価は時間外で+1.26%。

コインベースは同日に、ユーロペッグのステーブルコインEUROCを米時間22日から取り扱う予定を発表した。EUROC-USDとEUROC-EURのペアで提供するという。

EUROCはUSDCを発行する米サークル社が発行するステーブルコインで、裏付け資産となるユーロはBNYメロンなどによって保管されている。

米ドルペッグのステーブルコインについては先週ニューヨーク州当局がBUSDを締め出したことを受け、USDCやUSDTも規制当局の標的になる懸念が広がり、バイナンスやコインベースを含む大手取引所はドル以外のステーブルコインの可能性を探り始めた格好だ。

関連パクソスCEO「現在SECと建設的な議論を行なっている」=報道

関連仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

仮想通貨関連

ポリゴン(MATIC)の主要開発企業のPolygon Labsは昨日、100人に相当する20%の従業員を削減したことを発表した。プレスリリースで、「今年初め、私たちは複数のビジネスユニットをポリゴンラボの下に統合した」としてカナダ・米国・インドでの大規模な人員削減を実施したと説明している。

関連ポリゴン、従業員の20%を削減 事業部門統合で

関連米ニューヨーク連銀、マクロ経済がビットコインに与える影響を分析

業界の資金調達ニュース|21日

21日には複数の資金調達の動きがあった。

仮想通貨利用でブロックチェーン基盤の画像系AIプロジェクトImgnAIは昨日5,000万ドルの評価価値として、750万ドルの資金を調達するためにVC投資家を探していることが報じられた。

Kaito AIの530万ドル調達については、Dragonfly Capitalが主導しSequoia Capital、Jane Street、AlphaLab Capital、Mirana Venturesも参加。Kaito AIは断片化する仮想通貨の情報を統合するAI基盤のサーチエンジンを開発している。サーチエンジンはChatGPTの言語モデルを利用し昨日からパブリックベータ版が利用できるようになった。

関連米OpenAI、対話型AI言語モデル「ChatGPT」でサブスクプラン発表

「ChatGPT」という偽物トークンが出回っていることに要注意。

リンク一つでNFTやトークンの送信ができる技術を開発するTipLinkはシードラウンドで600万ドルを調達。Sequoia CapitalとMulticoin Capitalがリード投資家を務め、Asymmetric、Big Brain Ventures、Circle Ventures、Karatage、Monke Ventures、Paxos、Solana Venturesも参加している。

ペイパル ベンチャーズとGalaxy Digitalが主導し、Hashkey、Coinbase、Uniswap、Lightspeed、Bessemerなども参加したChaos Labsの2,000万ドル規模のシードラウンドが発表された。Chaos LabsはDeFiユーザーの資産安全を強化しリスクを抑えるためのサービスを提供する企業だ。

なお、ZK関連では、Polyhedra NetworkはバイナンスラボやPolychain Capital、Animoca Brandsなどから1,000万ドルの調達に成功。同社はウェブ2とウェブ3間の資産送信のためのゼロ知識ブリッジ「zkBridge」やプライバシーID「zkDID」などクロスチェーン対応のZK証明関連のインフラを開発している。

ドル円反発

ドル円は1ドル=134.9円、前日比+0.58%。ドルはFRBの利上げ長期化懸念や堅調な米経済を背景に反発し一時135.23円まで急騰した。

出典:Yahoo!ファイナンス

関連仮想通貨市場にも影響する「ドル高」の背景は 相関性や円安要因についても解説

今週金曜日 GMラヂオ

今週のGMラヂオは金曜日12:30より、ETH・SOLロールアップ技術開発のEclipse Laboratories社の創設者Neel Somani氏と対談する予定だ。

関連「GM Radio」 次回はETH・SOLロールアップのプロジェクトEclipseが参加

月曜日のGMラヂオ

コインポストグローバルは20日の夜に第7回GMラヂオを開催した。今回はゲストに、Mantle Networkのコミュニケーション&事業開発部門のトップIgneus Terrenus氏と対談した。

関連「GM Radio」ゲストはイーサリアムL2開発企業Mantle

先週のGMラヂオ

関連「GM Radio」 次回はイーサリアムL2開発企業Scrollが参加

今週木曜日12:30から第6回GMラヂオを開催した。ゲストに、zkロールアップ開発企業「Scroll」の共同創設者Sandy Peng氏を招待し、「EVMの等価性におけるZK競争」をテーマにL2間の競争や今後の計画などについて話してもらった。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧