はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

JVCEAら、仮想通貨レバレッジ取引の上限倍率引き上げを7月末にも要望へ=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨業界の活性化へ

日本の暗号資産(仮想通貨)業界は7月末にも、レバレッジ取引の上限倍率の引き上げを金融庁や政府関係者に要望する方針であることがわかった。ブルームバーグが20日に報じた。

以前は証拠金に対して最大25倍の取引が可能だったが、現在の上限である2倍に引き下げたことで取引量が急減。上限倍率を引き上げることで、市場を活性化することが1つの狙いだ。

ブルームバーグは、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の小田副会長に取材し、今回の内容を報道。JVCEAと日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)と連名で、上限倍率の引き上げを金融庁らに要望すると小田氏が答えたと報じている。

要望する上限倍率は4〜10倍になる可能性がある。外国為替取引で6〜8倍程度の取引が多いことから、会員の仮想通貨取引所からは4〜10倍を求める声が多いとした。

上限を引き上げることで機関投資家からの資金流入や海外企業の日本参入も期待している。

レバレッジ取引とは

仮想通貨以外の資産でも行われている取引手段の1つ。自己資金以上の取引が行えることが大きな特徴である。

▶️仮想通貨用語集

関連JVCEA、自民党Web3PTで暗号資産IEO・レバレッジ取引の課題と改善策を提案

日本の規制

レバレッジ取引は自己資金以上の取引が可能であるため、より多くの利益が狙える一方で、損失が大きくなることもある。こういった特徴を考慮して日本は、個人投資家が仮想通貨のレバレッジ取引を行う場合は証拠金の2倍までとする法改正を、2020年5月に行った。

関連仮想通貨ビットコインFX「レバレッジ2倍」発言の真意は?中島教授に記者が質問

2倍まで下げた理由について、金融庁の資料には以下のように記載がある。

  • 主要な仮想通貨であっても価格変動が激しいものが複数存在しているため
  • 顧客に対する規制の簡明性を確保するため

日本政府は今、積極的にWeb3を推進しているが、上限を引き上げることに伴う課題への対応も必要になる。

関連仮想通貨投資家も実践する「レバレッジ取引」とは|初心者向けに解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/29 水曜日
18:28
平将明議員、高市内閣で新たなポジションに就任 引き続き「Web3政策」の中核担う
石破前政権でデジタル大臣を務めた平将明氏が、自民党のサイバーセキュリティ本部長とWeb3小委員会委員長に就任。暗号資産税制改革のホワイトペーパーを取りまとめた実績を持つ平氏が、党内で政策立案の中枢を担う。
18:04
GrayscaleソラナETF上場控え 市場の熱気高まる
グレースケールのソラナETF(GSOL)が29日にNYSE Arcaで取引開始。先行するビットワイズBSOLは初日5600万ドルの出来高を記録し、2025年上場の仮想通貨ETF中で最大に。米政府閉鎖下でも市場は活発な動き。
17:04
株主優待に「仮想通貨XRP」導入、SBIインシュアランスG
SBIインシュアランスグループが株主優待に仮想通貨XRPを導入。100株以上の保有で最大1.2万円相当を進呈。暗号資産優待の導入が国内でも広がりを見せている。
14:45
トム・リー率いるビットマイン、170億円相当のETHを新規購入か=Lookonchain報告
トム・リー氏率いるビットマインが約173億円相当のイーサリアムを新規購入かと報告。保有額は2兆円超え、世界最大のETH保有企業として総供給量の2.8%を保有。株式の流動性も米国46位にランクイン。
14:00
バイナンス、3銘柄を11月上場廃止予定
大手仮想通貨取引所バイナンスがフラミンゴ、カデナ、パーペチュアルプロトコルの現物取引ペアを11月12日に上場廃止すると発表した。定期審査の結果、業界基準を満たさないと判断された。
13:40
【2026年度】仮想通貨(暗号資産)の最新税制要望から読み解く今後の法改正シナリオ|Aerial Partners寄稿
JVCEAと金融庁が2025年に提出した仮想通貨税制の最新要望を解説。ETF導入、申告分離課税、株式等同等扱いの3つの改正シナリオと、今後の制度変更に向けて準備すべきことを整理する。
13:35
RWAトークン化企業セキュリタイズ、SPAC上場決定 評価額は約1900億円
RWAトークン化大手のSecuritizeが、Cantor Equity Partners IIとのSPAC合併により株式上場を発表。企業価値12.5億ドル、ブラックロックなど既存投資家が全株保有。市場シェア20%を占める最大手プラットフォーム。
13:25
米ビットコインETF、ブラックロック除外では年初来マイナスフローに
K33のアナリストが、米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFの年初来流入がIBITに集中していると指摘。ブラックロックの役割の大きさが示されている。
13:20
リップルやSBI出資のエバーノース、10億ドル相当のXRPを保有=オンチェーンデータ
エバーノースが約3.89億XRPを購入し、投資額は9.47億ドルに達したことが分かった。既に5000万ドル以上の含み益を得ている。
12:39
万博提供のデジタルウォレット、約100万ダウンロード達成
大阪・関西万博で提供された「EXPO2025デジタルウォレット」が約100万ダウンロードを達成。会期中に累計590万件の取引を処理した。10月31日より「HashPort Wallet」へリニューアルし、マルチチェーン対応やDEX機能を搭載する。
12:05
Oasys、イーサリアムとのブリッジ対応を発表
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysが、イーサリアムとのブリッジに対応。異なるチェーン間での資産移動が可能に。分散型取引所での交換も開始し、IPトークン化への展開を加速。
12:05
『甲虫王者ムシキング』のブロックチェーンゲーム 11月上旬にリリース予定
Kyuzanがセガの人気IP『甲虫王者ムシキング』のブロックチェーンゲームを開発。MUSHIトークンを活用した期間限定カードバトルとして10月下旬にリリース予定。約90種類のムシカードが登場。
11:35
トランプ一族関与のワールドリバティ、USD1ポイント参加者に1.8億円相当のWLFIトークンを配布
トランプ一族関連のワールドリバティがUSD1ポイントプログラム参加者への報酬配布を発表した。提携取引所を通じて合計840万WLFIトークンが配られる予定だ。
11:15
テザーゴールド、時価総額3200億円に倍増 金の価格高騰を受け
テザーが金連動トークンXAUTの第3四半期証明書を公開し、スイス保管の現物金による完全裏付けを報告した。金価格上昇を背景に時価総額は8月から倍増し3200億ドルに到達。
10:55
サークル独自のレイヤー1「Arc」、テストネット始動 ブラックロック・ビザ含む100社超が参加
サークル社が新ブロックチェーン「Arc」のテストネットを開始。ブラックロック、ビザなど100社超が参加し、USDC を活用した次世代金融インフラの構築を目指す。ステーブルコイン市場は3000億ドル規模に成長。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧