はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NYダウ・仮想通貨関連銘上昇 今後投資家心理を左右する要素は|17日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

10/17(火)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘上昇

  • コインベース|75.2ドル(+2.4%)
  • マイクロストラテジー|325.8ドル(+2.3%)
  • マラソン|8.1ドル(+5%)

コインベースやストロングホールドといった仮想通貨関連株銘柄はビットコインETF承認という虚報を受けて一時的高騰。虚報と明らかになったものの、いずれのETF承認への期待が高まっていることでプラス圏を維持した。ビットコインは前日比4.4%高となった。

関連「ビットコインETFは未だ審査中」ブラックロック関係者

国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|635円(+1.4%)
  • クシム|389円(+9.2%)
  • ドリコム|530円(-1.8%)

16日の日経平均は3日続伸し656円安の31,659円で取引を終えた。先週末の米IT・ハイテクの下落や中東情勢の不確実性が日経平均を押し下げた格好だ。東証株価指数(TOPIX)も−35.2の2,273.5で取引を終了した。

関連仮想通貨市場自体に関心の薄れ、目先ではビットコインの底堅い推移に期待|bitbankアナリスト寄稿

関連週刊仮想通貨ニュース|デジタル円「DCJPY」の発行計画に注目集まる、9月の米CPI発表など

また、来週から国内企業の本格的な決算シーズンに入る。Web3・仮想通貨関連では10月26日にドリコムが、10月27日にはマネックス・グループが決算発表を控えている。

関連仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

伝統金融 米国株上昇

  • NYダウ:33,984 +0.9%
  • ナスダック:13,567 +1.2%
  • 日経平均:31,659 -2%
  • 上海総合指数:3,073 -0.4%
  • 米ドル/円:149.5 -0.01%
  • 原油先物WTI:85.6ドル -0.8%
  • 金先物:1,933ドル -0.4%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:28,446ドル +4.8%
  • イーサリアム:1,589ドル +1.9%
  • ソラナ:23.9ドル +9%
  • IT・ハイテク全面高。個別銘柄の前日比:エヌビディア+1.4%、AMD+1.3%、テスラ+1.1%、マイクロソフト+1.5%、アルファベット+1.3%、アマゾン+2.1%、アップル-0.07%、メタ+2%。

    本日の米NYダウ・ナスダック・S&P500は続伸。今週から本格化する決算や利上げサイクル終了への期待感が相場を押し上げた格好だ。また、バイデン米大統領がイスラエル訪問を検討していることやプーチンロシア大統領が中東の4首脳と協議したことはイスラエル・パレスチナ自治区の軍事衝突の更なる激化への懸念を緩和したようだ。ブルームバーグによると、BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、イアン・リンジェン氏は「市場の値動きはイスラエル情勢に関する投資家の見通し改善というよりも、むしろ著しい悪化がないことを反映している」との考察を示した。

    先週金曜日に発表されたJPモルガンの第3四半期決算は金利高の恩恵を受けて利益が市場予想を上回った。また、大手銀ウェルズ・ファーゴも同期において景気減速の影響は見られたものの売上高と1株利益は予想を上回った。

    一方、企業決算に関しては、米企業の業績見通しが下方修正から上方修正されず業績低迷が続くリスクがあるとの見解も出ている。背景には、高金利環境やインフレ低下ペースの鈍化、原油高といった要素がある。

    今後の相場を左右する要素

    MarketWatchが掲載したアナリストの分析によると、投資家の主な懸念点は以下のものがあるとされる。

    • 最近のCPIや雇用統計などが示す米経済の底堅さから追加利上げの可能性
    • 中国の9月CPIが示すデフレ傾向
    • ポーランド総選挙
    • イスラエル・パレスチナ衝突激化による原油高の可能性

    関連米9月CPIデータでドル円・米国債利回り反発 仮想通貨関連株続落|13日金融短観

    ポーランド総選挙(両院戦)はウクライナへの軍事的支援に関わるものだ。15日に行われた選挙の結果、野党連立側が過半数を超える見通しが高まっており8年ぶりに政権が交代する可能性ができきた。野党によるウクライナへの支援は今後も続くとみられる。

    また、原油高の可能性についてはカナダBCAリサーチ社のチーフ地政学ストラテジスト、マット・ガートケン氏では、イスラエルがガザに限定して対応する可能性は30%に過ぎないと見ている。一方、戦争がレバノンやシリアのヒズボラや他の過激派組織にも拡大する可能性は45%で「石油に影響を与えるリスクは高いが、必ずしも直接的な影響がない地域戦争になる」。なお、「中東情勢が不安定になるにつれ、今後12~24ヶ月石油ショックが発生する可能性は31%に達する」としているという。

    さらに、ゴールド(金)相場については、先週末7カ月ぶりの大幅高となっており、ガザへのイスラエル地上侵攻の可能性が金の下値を支えていた格好だ。

    今週の重要経済指標

    • 10/17(火)21:00 米9月小売売上高
    • 10/18(水)21:00 米9月住宅着工件数
    • 10/19(水)21:30 前週分新規失業保険申請件数
    • 10/20(木)1:00 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
    • 10/20(金)8:30 日本9月全国消費者物価指数(CPI)

    関連株式投資初心者でもわかるPER(株価収益率)とは|株価の割安・割高指標を解説

    CoinPost App DL
    厳選・注目記事
    注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
    12/13 土曜日
    07:05
    バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
    バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
    06:35
    ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
    ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
    06:10
    米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
    米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
    05:45
    リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
    米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
    12/12 金曜日
    16:19
    ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
    ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
    15:10
    Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
    アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
    14:57
    米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
    米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
    13:55
    コインベース、予測市場とトークン化株式ローンチ予定=ブルームバーグ
    米最大手仮想通貨取引所コインベースが12月17日に予測市場とトークン化株式を発表予定。ジェミニのCFTCライセンス取得やDTCCのトークン化承認など、業界の競争激化と規制進展が加速している。
    13:20
    テラフォームラボのド・クォン創業者に懲役15年の判決 ステーブルコインUST崩壊背景に
    テラフォームラボのド・クォン創業者に米国地裁で懲役15年の判決。2022年のアルゴリズム型ステーブルコインUST崩壊により数兆円の被害をもたらしていた。
    13:10
    YouTube、クリエイター報酬でペイパルのステーブルコイン支払いに対応
    フォーチューン誌によると、ユーチューブが動画プラットフォームのクリエイターに対し、ペイパルのステーブルコインPYUSDでの報酬受け取りを選択できるようにした。現在は米国ユーザーのみに適用される。
    11:53
    ビットコイン9万ドル割れから反発、売り圧力後退も流入資金は半減
    12日の暗号資産市場でビットコイン(BTC)はFOMC後に一時9万ドルを割り込んだが米国時間にかけて反発した。ただアナリストは売り圧力減少による反発と指摘し、ステーブルコイン流入が8月比50%減の760億ドルまで縮小した。新たな流動性回復まで上昇は限定的で、週足9万3000ドル確保が強気継続の条件に。
    11:35
    コインベース、ソラナ系トークンの直接取引を開始 上場審査不要で即時売買
    米仮想通貨取引所大手コインベースが、アプリ内でソラナ系トークンをDEX経由で直接取引できる新機能を発表。従来の上場審査なしで数百万種類のトークンに即座にアクセス可能。1.2億ユーザーに順次展開予定。
    11:04
    国税庁が調査結果を発表、暗号資産取引の追徴税額46億円に
    国税庁が令和6事務年度の調査結果を公表。暗号資産取引に対する追徴税額は46億円で前年比31%増、1件当たり745万円と全体平均の2.5倍に。政府は分離課税導入に向け調整を進めている。
    10:02
    米上院銀行委員会長、仮想通貨「クラリティ法案」で銀行幹部らと協議
    米上院銀行委員長がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める法案で銀行業界と協議し、進展があったと報告した。ステーブルコイン利回りやDeFiが法案の争点となっている。
    09:49
    米CFTC、仮想通貨取引の引き渡し規則を撤廃 規制緩和へ
    米CFTCが仮想通貨の「現物引き渡し」に関する2020年ガイダンスを撤回。ファム委員長代行は「時代遅れで過度に複雑」と指摘し、規制簡素化へ。12月には現物取引承認やパイロットプログラム開始など、トランプ政権下で仮想通貨規制の整備が加速。
    通貨データ
    グローバル情報
    一覧
    プロジェクト
    アナウンス
    上場/ペア
    重要指標
    一覧
    新着指標
    一覧