CoinPostで今最も読まれています

デロイト トーマツ、スポーツ庁の実証事業でAstar zkEVM活用 NFT開発支援サービスで対応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デロイト トーマツがAstar zkEVM対応

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は9日、企業や団体のNFT活用サービスの構築を支援するため、自社が保有するNFT開発ツールで、Stake Technologies及びStartale Labが展開するブロックチェーン技術「Astar zkEVM」に対応することを公表した。

現在、デロイト トーマツはスポーツ庁が推進する「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」の下、野球をテーマにしたNFTゲームアプリ「べスログ」のプロトタイプをAstar zkEVM上で構築している。

ベースボールログコレクト(ベスログ)画面イメージ 出典:デロイト トーマツ

このアプリは、デジタル技術を駆使した打撃練習システムを通じて、成績に応じてNFTの「エンブレム」を獲得し、アバターの進化を楽しみながら競争心を高めることができる設計。エンブレムの交換や、アバターを使ったチーム対戦など、将来的にはさらに多くのゲーム要素が追加される予定である。

このプロジェクトは、デロイト トーマツが受託した「スポーツ産業の成長促進事業」の一環であり、DXやテクノロジーを活用してスポーツデータを用いることで、スポーツをより身近に感じられる機会を提供し、スポーツの価値を高めることを目指している。この実証事業は、中学生向け野球アカデミーの生徒を対象に、2024年1月から2月にかけて行われている。

デロイト トーマツは、様々なブロックチェーン技術上で効率的なサービス開発を支援しており、NFTサービス構築に必要な基本的なプログラミングをAPIとして提供している。2023年6月にはPolygon上でクリエイター支援プラットフォーム「LIFE LOG BOX」を立ち上げた。

関連:デロイトなど、Web3時代のクリエイター支援プラットフォーム立ち上げへ

Astar zkEVMとは

Astar zkEVMはPolygon Labs社によって開発された「Polygon zkEVM」を利用する最初のネットワークとなる。イーサリアムの仮想環境(EVM)との等価性を持つため、既存の広範な開発リソースを使って容易に構築できる。また、ゼロ知識証明(zk)の活用により、スケーラビリティが高く、コスト効率の良いブロックチェーン環境が提供される。

Astar Network(ASTR)創設者で、Startale LabsでCEOを務める渡辺創太氏はAstar zkEVMを、日本企業やブランド、アニメなどIP(知的財産)を世界に広げるための架け橋として位置づけている。

Astar zkEVMは、2月下旬にメインネットローンチを予定で、日本複数の大企業やプロジェクトと連携し、ユースケースの開発を進めている。それらの詳細は近日公表される予定である。

関連:アスターがzkEVM版メインネットを2月下旬に起動 6つの初期プロダクト公表

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/14 火曜日
08:00
Jupiterローンチパッド投票第三弾、deBridgeなどが参加
仮想通貨ブリッジサービスのdeBridgeは今回の有力候補とされている。これまで20億ドル相当のブリッジボリュームを記録し500万ドル以上の手数料を徴収してきた。
07:26
トランプ前大統領、10億円相当の仮想通貨を保有か
米トランプ前大統領が10億円相当の仮想通貨を保有していることなどを公表し、Arkhamが著名人の所有額を比較。同氏はミームコインのTRUMPの次にイーサリアムを多く保有している。
06:40
エルサルバドル、ビットコイン保有の追跡サイトを公開
同国は現在5,749.76 BTCの仮想通貨ビットコインを保有しており、565億円に相当する金額だ。
06:20
GameStop株やミームコインが暴騰
仮想通貨市場では「GMCIミーム指数」は、301.1で7.67%上昇。GMEミームトークンは前日比で1,200%以上高騰した。
05/13 月曜日
15:05
リップルCEO「米国政府は、ステーブルコインUSDT発行企業のテザー社を標的にしている」
リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOはインタビューで、米国政府がステーブルコインUSDTの発行企業テザーに監視の目を強めていることを注視していると語った。
14:32
ユニスワップ創設者ら、SECの仮想通貨規制はバイデンの大統領選に悪影響と指摘
ユニスワップの創設者らは仮想通貨業界に対する米SECの姿勢を批判し、大統領選で現職バイデン氏の再選に不利になる可能性を示唆した。
12:18
JPモルガン、ビットコイン現物ETFの保有が明らかに
米JPモルガンはSECへ提出した書類の中で複数社のビットコイン現物ETFへの投資を報告した。ダイモンCEOはBTCに対して懐疑的な姿勢を保っている。
12:17
冴えない動きの続くビットコイン、15日にCPI控え様子見基調
暗号資産(仮想通貨)相場では、15日にCPI(米消費者物価指数)を控える中、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)相場の様子見基調が強まっている。売り優勢の局面を打開できずにいる。
05/12 日曜日
11:24
来週のビットコイン相場はPPIとCPIに注目、ネガティブならチャネル下限試すシナリオも|bitbankアナリスト寄稿
GW明けのビットコイン(BTC)相場をbitbankのアナリスト長谷川氏が分析。ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ前大統領の異例発言に高い関心
今週は、米フランクリン・テンプルトンによる仮想通貨ソラナのレポート発表、ビットコインの累積トランザクション数の10億件到達、ドナルド・トランプ氏による異例の発言に関する記事が最も関心を集めた。
05/11 土曜日
15:00
ビットコイン上のステーブルコイン発行計画 Taproot Assetsのテストが進行
Lightning LabsのCEOエリザベス・スターク氏が、暗号資産(仮想通貨)ビットコインのブロックチェーンにステーブルコインを導入する新技術「Taproot Assetsプロトコル」について解説。ライトニングネットワークを使った即時、低手数料の国際取引が可能に。
14:00
「Friend.TechなどでBaseがイーサリアムL2を主導」フランクリン・テンプルトン分析
フランクリン・テンプルトンは、仮想通貨ブロックチェーン「Base」がFriend.Techなどソーシャルファイに牽引され、今後も代表的なイーサリアムL2であり続けると予想した。
12:45
日本代表団、スイスのDFINITY本部を訪れる
平将明氏および加納裕三氏を含む日本の代表団がDFINITY本部を訪問。DFINITYが推進するInternet Computerは、高速で広範なブロックチェーンベースのプラットフォームで、スマートコントラクトとデータシャーディングにより、効率的なWeb3アプリの開発を可能にする。
11:20
米SEC、コインベースの仮抗告を却下するよう申し立て
米SECは仮想通貨取引所コインベースとの裁判で新たな書類を提出。コインベースが証券性をめぐり求める仮抗告を退けるべきだと申し立てている。
10:00
著名投資家マーク・キューバン氏、SECゲンスラー委員長を批判
著名投資家マーク・キューバン氏は米大統領選挙で仮想通貨も争点の一つになると意見した。また米SECのゲンスラー委員長に批判を向けた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア