はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

今週の仮想通貨市場 個別銘柄の注目材料まとめ|イーサリアムETF米国初上場やXRP裁判進展思惑など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の銘柄材料情報

前週比騰落率(7/21〜7/27)

  • ビットコイン(BTC):66,668ドル +4.5%
  • イーサリアム(ETH):3,497ドル +2.7%
  • ソラナ(SOL):171.5ドル +8.3%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

2014年に経営破綻した日本国内の暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックスによる、債権者へのビットコイン弁済が今週も進んでいる。

代理業者の1つである海外大手取引所クラーケンは、24日までに債権者への弁済資金を分配し終わったことを伝えた。ビットスタンプは25日より支払いを開始した模様だ。

発表に先立ち、マウントゴックス管財人のウォレットアドレスから数千BTCがビットスタンプのアドレスへ送金されていた。

関連取引所ビットスタンプ、マウントゴックス債権者へビットコイン支払い開始

関連:ビットコインETFは日本で買える?現物BTCとのメリット比較や関連銘柄の買い方も紹介

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

今週の23日夜、9つのイーサリアム現物ETFが米国証券取引所へと上場し、取引開始となった。

初日の取引量は10.8億ドル(1,680億円)で、2日目は約9.51億ドル(約1460億円)だった。ビットコインETF初日の取引量の約3分の1以下にとどまるものの、比較的高い水準と評価されている。

一方で、グレースケールの投資信託からは流出超過となり、今週のイーサリアム相場を押し下げたとの見方がある。

関連イーサリアムが強気相場入りしたと判断する3つの理由、元ウォール街トレーダーが分析

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

時価総額5位:ソラナ(SOL)

運用資産9,200億ドル(143兆円)超の米プライベートマーケット投資管理会社「ハミルトン・レーン」は23日、ソラナブロックチェーン上のプライベート・クレジット・ファンド「SCOPE」を立ち上げた。ソラナチェーン上初の機関投資家ファンド関連のRWAトークン化だ。

関連ソラナ初のプライベート・クレジット・ファンド、米大手投資会社ハミルトン・レーンが立ち上げ

また、ソラナ基盤のRWA(現実資産)電子市場「AgriDex」は24日に、初めてソラナチェーン上で、200本超のオリーブオイルと多くのケースのワインの取引を実行したことを明かした。このRWA実用例はソラナチェーンにおける初めての事例となった。

関連農産業専門のRWA電子市場「AgriDex」、ソラナチェーンで初の取引を実行

時価総額7位:XRP(リップル)

2020年12月から続くリップル社と米SEC間の訴訟について、近いうちに終了するとの観測が出ている。

米リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは18日、ブルームバーグのインタビューで具体的な日程について言及を避けながら、近い将来の解決を示唆した。

SECのウェブサイトによると、7月25日に延期された両者間の会議では「行政手続きの開始と解決、訴訟請求の解決、および調査と執行手続きに関するその他の事項」が挙げられている。

関連「対SEC訴訟、まもなく解決することを期待」リップル社CEOが言及

関連暗号資産XRPの買い方 リップル(Ripple)社との関係や将来性を解説

時価総額14位:アバランチ(AVAX)

今週、レイヤー1ブロックチェーン「アバランチ」に関するRWA採用事例が新たに確認された。

日本でセキュリティトークン(ST)事業などを行っている株式会社デジタルアセットマーケッツは24日にAva Labsと提携するための基本合意書を締結したと発表した。デジタルアセットマーケッツは、三井物産デジタルコモディティーズが発行する金連動のジパングコイン(ZPG)を支援している。

関連日本デジタルアセットマーケッツ、アバランチと提携 RWAトークン発行・流通を推進へ

今回の提携は、Ava Labsの日本国内パートナーとして、「Avalancheサブネット」と「AvaCloud」などを活用し、現実資産(RWA)に基づくトークンの発行支援・流通に関する事業や、オンチェーンでの個人情報活用におけるインフラ構築を推進するものだ。

関連ネクソン、NFTゲーム『メイプルストーリーN』のシナジーアプリなどを発表

関連アバランチ(AVAX)の買い方と企業採用事例|サブネットの活用方法を解説

来週のクリプト指標

CoinPostアプリをDL

暗号資産取引所・クチコミ調査

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/22 木曜日
10:55
VanEck、アバランチ投資ファンド「PurposeBuilt」を立ち上げ
資産運用大手VanEckが仮想通貨アバランチ上のプロジェクトに投資する新ファンドをローンチする。長期的価値を重視し価値ある事業を進めるプロジェクトに投資していく。
10:20
4月に新規採掘超えのビットコイン売却、マイナーの資金難鮮明に 5月の急騰直前=レポート
仮想通貨ビットコインマイニング企業が4月に生産量を上回る115%のビットコインを売却し5月の価格上昇の恩恵を受けられず。ハッシュレート競争激化の中、CleanSparkが40EH/s超え、IRENがRiotを抜き3位に浮上。
09:20
12億円でイーサリアム追加取得、米上場のBTCS社 ETH保有量38%増
米ナスダック上場BTCSが842万ドルで3450ETHを追加取得。保有量12500ETHで38%増。イーサリアム戦略強化でステーキング収益拡大を目指す。
08:25
二代目ソラナスマホのSeeker、独自トークン「SKR」発行へ
仮想通貨ソラナのスマホを開発するソラナ・モバイルは、独自トークンSKRを発行する計画を発表。Seekerの正式な出荷開始日は2025年8月4日に決定した。
07:45
イーサリアム・XRPなど仮想通貨市場で売り圧力が大幅低下=Cryptoquant分析
仮想通貨イーサリアム、XRP、ビットコインの取引所流入量が急減し売り圧力が低下。一方でUSDT在庫は469億ドルの史上最高を記録し、仮想通貨市場の流動性をブーストしている。
07:45
時価総額311兆円到達、ビットコイン 最高値更新でアマゾン超え世界5位に
ビットコイン時価総額が2.16兆ドルに達しアマゾンを上回り世界第5位に。機関投資家による需要がビットコインETFの運用資産額を大幅に押し上げた。
07:30
ビットコイン史上最高値更新、テキサス州法案可決とバンス副大統領期待が後押し|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、22日未明に史上最高値を更新した。その背景には、米国第2位のGDP規模を有するテキサス州において「ビットコイン準備金法案」の成立見込みが高まったことが決定的な要因として挙げられる。
06:29
運用額9兆円のビットコインETF『IBIT』、米ETFランキング5位に急浮上
米ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が1ヶ月で47位から5位へ急上昇。89億ドルの年初来純流入と669億ドルの運用資産を達成し、金など従来の金融商品と肩を並べる存在感を示す。
06:15
ミシガン州で仮想通貨法案4つ提出、州退職基金のビットコイン投資など
ミシガン州でも動き 22日に、ミシガン州議会で4つの仮想通貨関連法案が新たに提出された。 法案は州退職基金のビットコイン投資許可、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の禁止と権利保…
05:40
テキサス州下院がビットコイン準備金法案『 SB21 』を可決 最終成立には上院再承認が必要
テキサス州下院がビットコイン戦略準備金設立法案を可決。上院の再承認が必要で、知事の署名を経て、ニューハンプシャー州、アリゾナ州に続く米国3州目のビットコイン保有州となる見込み。なお、初期投資は数千万ドル規模と予測。
01:08
ビットコイン、4ヶ月ぶりの過去最高値更新で109500ドルまで上昇
暗号資産(仮想通貨)ビットコインが4ヶ月ぶりに1BTC=109,500ドル(約1,600万円)の過去最高値を更新した。米国ETFへの資金流入が継続し、累計6.2兆円規模に。専門家は「金からビットコインへの資金シフト」を指摘し、2025年には最大25万ドルの予測も。
05/21 水曜日
17:58
GMOコイン、ネムやモナコインなど6種類の仮想通貨を取扱廃止へ
GMOコインが6種類の暗号資産(仮想通貨)の取扱い廃止を発表。対象は、ネムやジム、ベーシックアテンショントークンなど(XEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONA)流動性不足を理由に8月2日までに段階的終了する。
15:19
バイナンス、3種類の現物取引ペアを停止へ 5月23日実施
バイナンス(国際版)が2025年5月23日に3種類の現物取引ペア(ACA/BTC、MASK/BNB、TRU/BTC)の取扱いを中止すると発表。トークン自体の上場廃止ではなく、別の取引ペアでの売買は継続可能だ。
14:41
NAC保有でNOT A HOTEL宿泊権がもらえる「THE DOOR」 6月リリースへ
NOT A HOTEL DAO株式会社が新サービス「THE DOOR」を2025年6月に開始。NAC保有者は毎月抽選で高級別荘の宿泊権を獲得可能。Web3技術と実物資産を融合した新たな宿泊体験を提供。
13:40
イーサリアムDEXトレーダー70%超急増、Uniswapが市場独占するも特許訴訟に
イーサリアムのDEX取引が活性化し、アクティブユーザー数が73%増の64,000人に到達した。イーサリアムの取引市場シェア86%を占めるUniswapが3兆ドルの累計取引量を達成する一方で、Bancorによる特許侵害訴訟に直面している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧