暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ
前週比の騰落率(1/5〜1/11)
時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。
時価総額1位:ビットコイン(BTC)
今週、ビットコイン(BTC)は米長期金利上昇や米司法省の売圧への懸念を受け、10万ドルから大きく下げて一時91,000ドル台まで下落していた。
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また、ロシア政府による売圧も警戒されているところだ。ロシア政府が、2023年のInfraudハッカーグループの捜査で押収したビットコインの売却を開始したことが9日に報じられた。
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2024/12/08
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2024/11/11
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2024/11/11
時価総額2位:イーサリアム(ETH)
時価総額2位のイーサリアム(ETH)については、フィデリティ・デジタルアセッツが2025年の展望レポートにおいて、ETHの将来展望について、ロールアップ中心のロードマップの評価やレイヤー2との関係性を中心に詳細な分析を示した。
レポートでは、デネブ・カンクン・アップグレード以降のレイヤー1手数料の急落について、短期的な収益減少は避けられないものの、長期的なネットワーク効果を通じてポジティブな効果をもたらすとの見方を示した。また、L2とイーサリアムの関係について、「相利共生的」と形容し、イーサリアムは低コストのトランザクション実行とイーサトークンの分散化を実現しながら、分散化という核心的な価値を維持できる一方、レイヤー2はイーサリアムのセキュリティと流動性を活用できるとも分析した。
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24/12/31
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24/12/03
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25/01/10
時価総額4位:XRP
XRPレジャー上で発行されるリップル社の公式ステーブルコインRLUSDは、価格データを、Chainlink(チェーンリンク)のオラクルネットワークを活用してイーサリアムブロックチェーン上に提供することが決まった。
Chainlink標準の採用により、リップルはChainlinkの実績あるインフラ(Chainlink Price Feedsなど)を通じて高品質なオフチェーンデータをRLUSDエコシステムに提供することが可能となる。
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24/12/18
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24/12/04
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24/11/22
時価総額77位:SEI
Binance Japan(バイナンス・ジャパン)は7日、国内初としてセイ(SEI)の上場を発表した。
Seiとは、並列処理を導入して高速処理の実現を目指すレイヤー1のブロックチェーンで、仮想通貨SEIはそのガストークンとして機能する。SEIは現在17億ドルの時価総額で取引されている。
AIエージェントの現物上場
グローバル版バイナンスは10日、3つのAIエージェント仮想通貨銘柄を新規上場する予定を発表した。
対象となったのは、Virtuals(AIXBT)、ChainGPT(CGPT)、Cookie DAO(COOKIE)の3つで、発表を受け、各銘柄の価格は高騰した。(以下が24時間騰落率)
- AIXBT +27.6%
- CGPT +79%
- COOKIE +29.5%
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