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トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインなどで6億円以上の寄付

ドナルド・トランプ前大統領の陣営は、ビットコインやその他の暗号資産(仮想通貨)で選挙キャンペーンへ400万ドル(約6億円)以上の資金を調達した。選挙陣営の顧問がCNBCに話した。

「トランプ47」共同資金調達委員会は、米連邦選挙委員会に4月1日から6月30日までに受け取った寄付金についての報告書を提出している。

この書類によると、19人以上の寄付者が、「トランプ47」に215万ドル(3.3億円)以上のビットコインを寄付している。12州に居住しており、職業は、主婦、米軍将校、宣教師、画家、ピザ会社の営業担当者、国務省のセキュリティ技術者など様々だ。

特に寄付額が多かったのはウィンクルボス兄弟で、それぞれ寄付時点で100万ドル(1.5億円)相当だった15.57BTCを寄付している。寄付額が上限である84万4,600ドル(約1.3億円)を超えていたため、寄付金は一部返金された。

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また、仮想通貨セキュリティ会社BitGoのマイク・ベルシェCEOはビットコインで5万ドル(768万円)相当を寄付していた。

仮想通貨取引所クラーケンのジェシー・パウエル共同創設者も、上限額以上を寄付して一部返金を受けている。

リップル社のスチュアート・アルデロイ最高法務責任者は、XRPで30万ドル(4,600万円)を寄付した。

リップル社は、エリザベス・ウォーレン上院議員に代わって仮想通貨を肯定するジョン・ディートン弁護士が当選することを支援する団体「コモンウェルス・ユニティ・ファンド」にも約1.6億円を寄付しているところだ。ウォーレン議員は仮想通貨に批判的な姿勢で知られている。

関連米リップル社、仮想通貨支持の議員候補者を支援する団体に1.6億円寄付

その他、メッサリ元CEOのライアン・セルキス氏が、ステーブルコインのUSDコインで5万ドル(約768万円)を寄付した。

寄付者は主にビットコインで、その他にもイーサリアム、XRP、USDC、いくつかのミームコインなどで出資している。

今週「ビットコイン2024」に出席へ

トランプ氏は日本時間28日朝6時にビットコインカンファレンス「ビットコイン2024」にて基調講演を行い、さらに資金調達を行う予定だ。トランプ氏と直接対話可能な円卓会議のチケットは、84万4,600ドル(1.3億円)と高額だ。

関連トランプ氏、「ビットコイン2024」で円卓会議の資金調達を予定

トランプ陣営のブライアン・ヒューズ顧問は、次のように述べた。

バイデン大統領とハリス副大統領の政権が、規制強化と増税でイノベーションを抑制している一方で、トランプ大統領は、仮想通貨やその他の新興技術におけるアメリカのリーダーシップを奨励する用意がある。

なお、バイデン氏の後任候補となったカマラ・ハリス副大統領は、「ビットコイン2024」に招待されたものの出席しない。このことに対して仮想通貨コミュニティからは失望の声が上がった。

一方で、スカイブリッジの創設者であるアンソニー・スカラムーチ氏は、ハリス氏は仮想通貨に対して柔軟な姿勢を取っていると意見し、牽制している。

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