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仮想通貨取引所BTSE、ビットコイン建のゴールド先物をローンチへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン建てのゴールド先物

仮想通貨(暗号資産)取引所BTSEは10日、ビットコイン(BTC)で取引するゴールド(金)の先物をローンチすることを発表した。

公式発表によれば取引はすぐに開始される予定。この先物は、BTCに対するゴールド1トロイオンス(約31グラム)の価格の騰落を予想して取引を行う。ゴールドの価格の指標には、テザーゴールド(XAU₮)を活用する。

BTSEは自社を、BTC建てのゴールドの先物をローンチする世界初の取引所だと主張している。

新型コロナウイルス感染拡大が世界経済に影響を与える中、BTSEは法定通貨ではなく、取引にBTCを選んだ。現在の状況下で、価値の保存手段としてBTCの需要が高まっていることがその理由にある。同じく景気後退やインフレ時のヘッジ手段として用いられるゴールドと合わせ、「健全なお金である2つの資産を組み合わせた」と述べている。

指標として利用されるXAU₮は、今年に誕生したばかりの仮想通貨で、スイスの金庫室で保管されているフィジカルなゴールドに連動し、1XAU₮は1トロイオンスに相当する。誕生後すぐに、仮想通貨取引所Bitfinexに上場した。

BTCを利用することによってその価格変動の大きさから、市場が大きく動いた場合は強制精算が起きやすい可能性も懸念されるが、BTSEはゴールドとBTCの正の相関性が高いため、ドルで取引するよりも価格変動は小さいとみている。

参考資料 : BTSE

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