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DMM.com、Web3部門の新会社立ち上げへ

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トークン経済圏構築が目標

合同会社DMM.com(DMM)は6日、Web3(分散型ウェブ)を推進する新企業を22年内に設立することを発表した。GamiFi(ゲーム+金融)開発やNFT(非代替性トークン)のほか、DMMGroupの各種アセットの活用も検討されている。

DMMは現在、国内暗号資産(仮想通貨)取引所のDMM Bitcoinを展開している。同取引所はグループ企業の株式会社DMM Bitcoinが運営しており、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のほか、XRPやステラルーメン(XLM)など、計19種類(※)の銘柄を取り扱っている。

※2023年10月時点で計33種類の銘柄の取り扱い

Web3はブロックチェーン技術を基盤に非中央集権型のプロジェクトを実現する様々な試みを指す総称。主なユースケースとして、トークンインセンティブを駆使したDAO(分散型自律組織)運営、データの所有権を自分で管理できるNFTゲーム等が台頭している。

先日には、ゴールド価格との連動を目指す新型の仮想通貨ジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始することも予告された。

関連:アイドルとメタバースの融合目指す「オーバース」、DMM BitcoinでIEO実施へ

設立が発表された新会社は、独自トークンを軸とした、トークン経済圏の構築を目指したプロジェクトに注力する。発表によると、「真に価値があり持続可能」なプロジェクトの創出を目標とした取り組みが行われるという。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。

▶️仮想通貨用語集

第一弾プロジェクトはGameFi

DMMは、構築を計画しているトークン経済圏では、以下の内容がプロジェクトとして実施されると説明している。

  • GamiFiとGamiFiプラットフォームの開発/運営
  • 各種NFT(非代替性トークン)プロジェクト
  • 各種X2Eプロジェクト
  • Web3の起業家/コミュニティ/クリエイターとの共創プロジェクト
  • DMMGroupのアセットを活用したプロジェクト(50以上の事業/3,000万人超の会員)

新会社は、プロジェクトの第一弾としてGameFiの開発に取り組む。プロジェクトの成果物は、23年春ごろにリリースされる計画。また、DMM Bitcoinと連携して「安心安全なWeb3プラットフォームの開発/運営を行って」いくとされる。各プロジェクトの詳細などは、後日ホワイトペーパーなどを通して公開される予定だ。

関連:国内取引所DMM Bitcoin、ジパングコイン(ZPG)の取り扱い開始へ

GameFiとは

GameFiとは、ゲームとDeFi(分散型金融)を掛け合わせた造語。DeFi分野の一つで、ブロックチェーン・NFTの技術を基盤とする。ゲームをプレイすることで収益化が出来る「Play-to-Earn」を特徴とするインセンティブ型のプロジェクト・ゲームなどを指す。

▶️仮想通貨用語集

国内企業のWeb3展開は今後より活発になると見込まれる。政府は7日、NFTやDAOの利用等のWeb3推進に向けた環境整備を本格化する「骨太方針2022」を閣議決定した。6月には、GMOインターネットがWeb3(分散型ウェブ)に投資するための新たなコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を設立する計画が報じられたばかり。

関連:日本政府、Web3の環境整備を本格化 骨太方針を閣議決定

関連:GMO、Web3分野の投資部門を設立へ

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