はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ADA、テストネットが好調推移 インセンティブ設計が影響か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Shelleyの進捗

カルダノ(ADA)の技術開発機関IOHK最高責任者Charles Hoskinson氏は、Shelleyテストネットワークに関する最新の進捗状況を伝えた。

主な要旨は以下の2点だ。

  • Shelleyのステーキング数が90億ADAを突破
  • 登録ステークプールが500に上る

16日にカルダノが報告した「Shelley」テストネットの稼動時で、登録されたステークプールの数は240。約10日間で約2倍水準まで増加したことが明らかになった。

テストネットの運用だが、実際の仮想通貨を稼げるインセンティブの設計を取り入れたことが運用推移の好調さに繋がっていると見られる。

PoolToolのデータによると、テストネット上でステーキングを行なっているテストネット用ADAは90億ADAに到達。ADAの総発行数の約29%にも相当するという。

Hoskinson氏は「当初はEmurgo、IOHK、カルダノ財団以外には約25〜50の登録プールを予測していたが、500に増加したとは開発の励みになる」とコメントした。

ロードマップによると、今回のテストネットは、独自かつ世界で初めて学術的に安全性が証明されたPoSアルゴリズムである「OUROBOROS(ウロボロス)」の実証実験を行うためのもの。ウロボロスを設計する上で必要なゲーム理論を機能させるため、テスト環境でもインセンティブが組み込まれるテストネットを公開する。

ステークプール・ステークの委任では、カルダノのステークプール運用者が代理でステーキングを行う仕組みを取る。ステークプールからのステーク量が多いほど次のブロック作成者となる確率が高くなり(上限あり)、ブロック作成報酬はステークプールにステークを委任した人にも分配される仕組みだ。

なお上記のアップデートのほか、最新版ウォレットDaedalusの安定性向上とUX機能改善にも着手しているという。

CoinPostの注目記事

仮想通貨ADA、テストネット「Shelley」が正常稼働 240以上のステークプールが準備完了
カルダノ(ADA)のインセンティブ付きテストネット「Shelley」のステークプール運用者の準備が開始した。16日にはすでに240以上のステークプールの準備が完了し、ステークの委任ももうすぐ可能になる予定だ。
カルダノ財団、仮想通貨ADAで決済できるサービス「AdaPay」 をローンチ
カルダノ財団が、仮想通貨カルダノ(ADA)で決済できるサービス「AdaPay」 を開始したことを発表。支払いに利用されたADAは35種類の法定通貨にほぼリアルタイムで両替され、加盟店の口座に入金される。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/16 水曜日
18:00
Sei(セイ)とは|行政・企業で注目集まる理由と将来性をやさしく解説
Seiは高速処理に特化したL1ブロックチェーン。特徴や将来性に加え、行政機関や機関投資家からの関心、エアドロップなど注目の話題をわかりやすく紹介します。
13:50
米司法省とCFTC、ポリマーケットへの調査打ち切り=報道
米司法省とCFTCが仮想通貨USDCで賭けに参加できるポリマーケットに対する調査を打ち切ったと伝えられる。米国ユーザーへのサービス提供疑惑を調査していた。
13:40
民主党幹部、審議中の仮想通貨法案めぐり「金融危機招くリスク」と警告
米民主党のマキシン・ウォーターズ議員が、仮想通貨法案CLARITY法・GENIUS法について「大規模詐欺と経済破綻につながる」と警鐘を鳴らした。またトランプ大統領とその家族の利益相反を強調し、「危険で意図的な欠点」があると批判した。
11:35
ビットコインATH更新後に利益確定売り急増か、クジラ活動でボラティリティ警戒
仮想通貨ビットコインが12万3000ドルの史上最高値を記録後、取引所への流入が急増し利益確定売りが活発化。14年間休眠していたウォレットが2万BTC売却開始、クジラ活動も活発化で市場調整の可能性。
10:10
トランプ大統領、GENIUS法案の採決動議で反対派議員と協議 再投票の見通し
トランプ大統領が16日、GENIUS法など仮想通貨関連法案の採決に必要な議員11名との合意を発表。同日の動議否決を受け、マイク・ジョンソン下院議長と連携して巻き返しを図る。
09:30
米マラソン、ビットコイン利回り戦略を拡大
米マイニング大手マラソンがTwo Primeの30億円調達を主導し、仮想通貨ビットコイン利回りサービスへの委託を2,000BTCまで拡大する。ビットコイン運用で収益多様化を図っている。
09:15
ProShares、XRPとソラナのレバレッジ型ETFを米国でローンチ
ProSharesは、仮想通貨XRPとソラナのレバレッジ型ETFをそれぞれ米国でローンチしたことを発表。これは先物で運用され、現物に投資する商品ではない。
08:45
ダイモンCEO、ステーブルコインに懐疑的も参入表明
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOがステーブルコイン事業への参入を表明。仮想通貨に懐疑的ながらも競争上の必要性を認める。シティグループやバンク・オブ・アメリカも検討中。
07:50
米フィデリティの子会社、メタプラネットの筆頭株主に
東京上場のメタプラネットにフィデリティ・インベストメンツ子会社が筆頭株主として12.9%出資。ビットコイン財務戦略を評価し海外投資家の関心高まる。
07:25
「米国の法整備で仮想通貨は主流化する」Bitwise幹部
Bitwiseの最高投資責任者は、米政府による法整備実現で仮想通貨は新たな時代に突入するとの見方を示した。仮想通貨は主流化し、それが戻ることはないと主張している。
06:55
カンター・フィッツジェラルド、6000億円規模のビットコイン取引で合意間近=報道
ブランドン・ルットニック氏率いるカンター・フィッツジェラルドが、ビットコインOGであるアダム・バック氏との間で40億ドル規模のビットコイン取引で合意間近。BTC投資戦略を加速。
06:05
米下院、仮想通貨法案の採決手続き動議を否決 問題点は?
米下院で仮想通貨関連3法案の手続き投票が196対223で否決。共和党保守派が中央銀行デジタル通貨の禁止条項不備を理由に反対票を投じた。
05:30
米シャープリンク、世界最大のETH保有企業に
シャープリンクが世界最大の企業イーサリアム保有者となり、7月15日時点で約29万4000ETH保有。平均取得価格2695ドルで含み益約9200万ドルを記録。
07/15 火曜日
17:27
スタンダードチャータード、ビットコイン・イーサリアム現物取引を開始
英国系大手銀行スタンダードチャータードが7月15日、機関投資家向けビットコイン・イーサリアム現物取引サービスを開始。世界初のG-SIBsによる暗号資産現物取引として注目。FCA登録済みで安全な取引環境を提供する。
13:50
米議会で「仮想通貨週間」開始、GENIUS法案など3つの主要法案を集中審議
米議会で仮想通貨週間が始まり、GENIUS法案、CLARITY法案、反CBDC監視国家法案の3つの主要法案が審議される。ステーブルコイン規制や仮想通貨の監督体制確立に向けた重要な1週間となると期待されており、業界も支援に力を入れている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧