CoinPostで今最も読まれています

クラーケンCEO「仮想通貨市場の時価総額は2018年中に1兆ドルになる」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

クラーケンCEO、仮想通貨市場が2018年中に1兆ドルに到達すると予想
クラーケンCEOのJesse Powell氏は2月13日、世界政府サミットにて、仮想通貨市場の時価総額は2018年中に1兆ドル(約106兆円)に達すると予想しました。
クラーケンCEO、自社の取扱通貨は安全であると明言
Powell氏は同サミットにて、投資家に自己責任の投資を呼びかける一方で、自社の取扱通貨は綿密に精査された安全な通貨であると明言しています。

2月13日の世界通貨サミットにて、クラーケンCEOは仮想通貨市場の時価総額が2018年中に1兆ドル(約106兆円)に達すると予想しました。

2018年2月16日現在、仮想通貨市場の時価総額は約5000億ドル(53兆円)で、この予想は現在の2倍の規模に相当します。

また、自社の新規上場通貨は綿密に調査された安全な通貨であると明言しました。

クラーケンCEO、自社の新規上場通貨は「ほぼ間違いなく安全」と明言

大手仮想通貨取引所クラーケンのCEOであるJesse Powell氏(以下、Powell氏)は、ビットコインやイーサリアム、ネオなどの仮想通貨への投資を考えている人に対し、自己責任で投資をしなければならないと注告しました。

彼は、2月13日にCNBCに対して以下のように語っています。

最終的に消費者は、各自で用心し、各仮想通貨のファンダメンタル分析を行い、特定の取引所に依存しないことが市場のボラティリティから身を守るために必要であると思います。

さらにPowell氏は、2月13日にドバイで行われた世界政府サミットにて、すべての仮想通貨は、クラーケンのプラットフォームで取引が開始される前に、同社にて「綿密に」評価されるため、新規上場通貨は「ほぼ間違いなく詐欺ではない」と語りました。

一方で彼は、仮想通貨市場が急速に伸びていくのと同様に、様々な状況も急激に変化し得ると言及し、以下のように続けました。

私達は、どの仮想通貨の将来も保証していません。10分の間に10億ドル(約1060億円)を動かしただけでも様々な状況が変わってくるのです。

先日、仮想通貨市場では狼狽売りが起こり、Powell氏自身も投資家達に自己責任での投資を呼びかけていますが、それでもなお仮想通貨市場は今後も伸びていくだろうと考えています。

仮想通貨市場の時価総額は2018年中に1兆ドルに

2月13日にCNBCに対して、仮想通貨市場の時価総額は2018年中に1兆ドル(約106兆円)に達するのではないかと予想しています。

現在多くの学生達が仮想通貨プログラムを卒業してきています。

したがって、今後もこの指数関数的な伸びは続くでしょう。

サンフランシスコに拠点を持つ取引所プラットフォームのCEOによる警告は、欧州の銀行・証券・保険・年金の金融監督当局(ESAs)による警告と比べると易しいものであったと言えます。

2月12日に監督当局は、消費者に対して警告を行い、業界内で投資家達が直面し得るリスクについて以下のように言及しました。

ESAsは、仮想通貨は非常にリスクが高く規制されていない商品であり、投資、貯蓄、老後計画には適さないことを消費者に警告します。

当局は、仮想通貨や取引所が現時点でEU法によって規制されていないことを強調しました。

これは、もしクラーケンのような取引所が急に廃業に陥ったり、以前にもあったようにハッカー攻撃にあった場合、何の保証も受けられないことを意味します。

一方で、Warren Buffett氏(以下、Buffett氏)は、同様にバブルや保証についての問題を指摘し、ビットコイン及び、仮想通貨が悲惨な結末をもたらす可能性があることを警告をしています。

CNBCはBuffett氏の所感に対して、Blockchain Technologies CorporationのCEOを務めるNick Spanos氏の回答を引用しました。

Buffett氏がやっていること全般に関しては優れていますが、私達がやっているのは全く別のビジネスなのです。

Spanos氏は、仮想通貨の動向は非常に早いと言及しています。

仮想通貨は人々の金融からの独立宣言でなのです。

Kraken CEO Advises Investors to Act Responsibly, Predicts a $1 Trillion Crypto Market Cap in 2018

Feb 14, 2018 by RICK D

参考記事はこちらから
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10:50
Web3ゲームの4分の3が失敗に=CoinGeckoレポート
仮想通貨データサイトCoinGeckoは、過去5年間でGameFiの4分の3が失敗に終わっているとのレポートを発表した。
10:10
フィリピンSEC、バイナンスの規制違反を指摘
フィリピンSECは、仮想通貨取引所バイナンスは同国で認可を取得せずに有価証券を販売していると国民に注意を促した。現地メディアはSECがバイナンスへのアクセスを遮断するなどと報じている。
08:15
FTX遺産、8.7億ドルの仮想通貨投資信託売却可能に
米デラウェア裁判所は29日、破綻した仮想通貨取引所FTXの債務者側が提出したグレースケールとBitwiseの仮想通貨投資信託の株式に関する売却提案を許可した。
07:45
米3Q実質GDP+5.2% 来年5月までのFRB利下げ観測高まる
米国株は月末で小幅安。第3四半期の米実質国内総生産改定値は前期比で年率5.2%増に速報値の4.9%から上方修正され、21年10─12月期以来の高い伸びとなった。
07:25
C・ロナウド選手、バイナンスとの契約巡り集団訴訟に直面
サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手は、仮想通貨取引所バイナンスのプロモーションに関わったとして、米国で集団訴訟に直面。原告は、同社の有価証券販売に関与したなどと主張している。
06:45
米SoFi、仮想通貨取引サービスを停止へ Blockchain.comへ移行
米オンライン融資仲介サービス大手SoFiは29日、仮想通貨取引サービスの閉鎖および移行計画を発表した。Blockchain.comへの移行が必要となる。
06:05
ブラックロックとInvesco、ビットコインETFの上場申請でSECと再び面談
米SECは現物型ビットコインETFの上場申請について、今週28日に申請側のブラックロック(2度目)・Invescoと会議を行ったことが判明した。ゲンスラー委員長は別のイベントでETF申請についてコメントをした。
05:30
米で13番目のビットコインETF上場申請に、スイスPando
スイスの資産管理会社Pando Assetは米国で、現物型仮想通貨ビットコイン(BTC)ETFの上場申請を行っていることが判明。
11/29 水曜日
21:01
IOTA財団がUAEアブダビ当局と提携、エコシステム成長を促進
仮想通貨IOTAの研究・開発を行うIOTA財団は、UAEアブダビで、金融センターADGMと協力し、プロジェクトを成長させていくと発表した。
18:00
預けるだけで仮想通貨が増える?|CoinTradeのステーキングを解説
出典元:CoinTrade 2023年11月、ビットコイン(BTC)が年初来高値を更新したことをうけ、仮想通貨(暗号資産)業界は盛り上がりを見せています。 一方で「仮想通貨には…
16:28
米財務省 仮想通貨業界への調査権限拡大を議会に要請
米財務省がハマス制裁の一環として仮想通貨業界への調査権限を拡大へ。過激派組織のデジタル資産利用に対抗するための新たな法案を議会に要請し、アンチマネーロンダリング規制を強化する動きを加速。テロ資金の流れを追跡し、国際的な安全保障を高める目指す。
15:33
Coinbase顧客にBybit関連の「召喚状」通知、CFTCの動きに焦点
仮想通貨取引所Coinbaseが規制当局の召喚状について顧客に通知。Bybitの利用歴のあるCoinbase顧客に関する情報提供をCFTCが求める。Bybitは米国サービスを否定もVPNアクセスの可能性あり。Bybitは仮想通貨取引量トップ3で2,000万ユーザーを達成。
14:54
「中国の信用拡大はビットコインへの資本流入を促す可能性がある」ヘイズ氏
仮想通貨取引所BitMEXの共同創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、中国における信用拡大が世界市場に波及し、結果的にビットコインなどのリスク資産全般への資本流入を促進するとの見解を披露した。
14:00
SNS連携のWeb3ウォレット「TIPWAVE」公開
NextmergeがX(旧Twitter)やDiscordユーザーに便利なWeb3ウォレット「TIPWAVE」を発表。SNSとの連携で暗号資産(仮想通貨)とNFTの利用が簡単に。ソーシャルメディアアカウントに対するNFT配布も可能になる。
12:40
ビットコイン投資商品9週連続の純流入、21年11月の「強気相場」以来最大規模に
暗号資産(仮想通貨)市場では、CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)の先物OIがバイナンスを上回る規模を拡大。CoinSharesのデータではビットコインETPなどの投資商品に21年11月以来最大の資金流入を観測した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア