CoinPostで今最も読まれています

ライトコイン:初の公式決済パートナーシップをAliantと締結

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Aliant Payment Systemとライトコインの提携
アメリカのクレジットカード決済処理を提供する「Aliant Payment Systems」が、ライトコイン財団の登録手続きを完了させた初の公式決済パートナーとなることが発表されました。
ライトコインの勢い
このような良いニュースがあっても、ピーク時の2017年後半のように材料が価格に顕著に反映されることは珍しくなりました。仮想通貨市場全体の下落も進む中、この下落トレンドを転換させるには、より大きな勢いが必要であると言えます。

ライトコイン財団の動き

アメリカのクレジットカード決済処理を提供する「Aliant Payment Systems」が、ライトコイン財団(Litecoin Foundation)の公式パートナーとなったことを明らかにしました。

同社は、ライトコイン財団の登録手続きを完了させた初めての公式決済パートナー及び、ライトコイン決済処理提供者となります。

LitePayプロジェクトの誇大宣伝に続く失敗により、この1〜2ヶ月間はライトコインにとって慌ただしい月でした。

LTCの価格は一時急騰してから、そのまま緩やかに下落した後、今週他のアルトコインと共にまた一時的な上昇を見せました。

この提携は、さほど大きな影響は与えませんでしたが、ライトコイン財団にとっては、喉から手が出るほど欲しかった好材料でした。

Aliantは、決済業界で15年間活動しており、この提携でライトコイン財団は、販売者に十分吟味された上で承認された決済処理の選択肢を提供することができるようになりました。

同社は、Eコマース、小売、モバイル環境で仮想通貨決済を提供する数少ない企業であるため、良い選択肢であると言えるでしょう。

AliantのCEOを務めるEric Brown氏は、この提携について、以下のように述べています。

「私たちは、ライトコイン財団と提携することで、仮想通貨決済に関心を示す革新的な販売者に対して、信頼性と安定性を持ち合わせた解決策を提供できることに興奮している。私たちは、ライトコイン決済が大衆に広がるよう今後も注力していく。」

このニュースが拡散されてしばらく経ちますが、両組織はSNS上で最初のライトコインサミットを告知しています。

私たちAliantは、9月にサンフランシスコにてライトコイン財団が主催する、史上初の『ライトコインサミット』に参加します。

弊社のCEOがライトコイン決済について語る予定です。ぜひ参加しましょう。

今週始めには、国際的なクレジットカード会社「American Express(アメックス)」が出資する仮想通貨取引アプリ「Abra」も、その決済ソリューションの一部として、ライトコインのスマートコントラクトを導入する方針を固め、発表しています。

しかし良いニュースが報じられても、一番盛り上がっていた2017年後半の時ほど、価格に対して顕著に反映されることはありません。

ライトコインにとって2018年は散々な年であり、3月には1ヶ月で-40%もの下落を記録。軒並み下落していた主要アルトコインの中でも、特にパフォーマンスが悪かったと言えるでしょう。

AliantやAbraとの提携が発表された後も、LTCはかつてのような”活力”を取り戻すまでには至らず、毎日-5%ほどの下落が続いています。

ライトコインは現時点で、$120(約12,700円)ほどで取引されており、先月同時期の$215(約22,700円)ほどよりも大きく落ち込んでいます。

さらに市場全体が下落していることからも、このトレンドを転換させるには、より大きな勢いが必要であると言えるでしょう。

Aliant Confirms Status as Litecoin’s First Official Payments Partner

Apr 5, 2018 by MARTIN YOUNG

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
09:30
Runesデビュー1週間、ビットコインネットワークで200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア