はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

リップル社がxCurrent4.0を発表|仮想通貨XRPを利用するxRapidへの利用が可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

xCurrentからxRapidへの利用が可能へ|仮想通貨XRPの需要拡大に期待
現在シンガポールで開催中のFinTech Festival 2018にて、参加者のツイッターに掲載されたリップル社のパンフレットから、xCurrentを利用している銀行や金融機関がシームレスで(滞りなく)XRPトークンを用いたxRapidへのアクセスが可能になると明記されている。仮想通貨XRPの需要拡大につながるのではないかとされている。

xCurrentからxRapidへのシームレスアクセス

現在シンガポールで開催中のFinTech Festival 2018にて、参加者のツイッターに掲載されたリップル社のパンフレットから、xCurrentを利用している銀行や金融機関がシームレスに(滞りなく)XRPトークンを用いたxRapidへのアクセスが可能になると明記されている。

同パンフレットは、『xCurrent 4.0』というバージョンという題目で、その複数の新たな特徴が掲載されており、中では最も注目すべきところが6番の「プロダクト間の相互運用性の向上」であり、

 

デジタル・アセット(デジタル資産)決済のためにxRapidへのシームレスなアクセス

と書かれており、リップル社の別商品で、仮想通貨XRPを利用するソリューションであるxRapidへの接続が示唆され、話題となっている。

XRPの需要拡大

先日、リップル社のインフラ革新のトップであるDilip Rao氏は、既にリップルネット上で約200社近くの銀行や金融機関と契約を結んでいることが明らかにしている他、仮想通貨投資家が気になるXRPトークンを利用する同社プロダクトxRapidは、10月のSWELLで商用化されることが明らかになった。

つまり、今回のカンファレンスで公表された内容に加え、現在、xCurrentを利用する多くのリップル社のクライアント銀行と金融機関は、今後このバージョンアップにより、xRapidへの接続が容易になる。その為、一部ではXRPへの需要拡大につながるのではないかと期待されている。

xRapidとxCurrentの違い

xCurrentはリップル社が提供する金融機関向けの送金ソフトウェアで、金融機関とリップルネットを接続する。利用する金融機関は即座に送金ができる。

一方で、xRapidは送金の流動性を向上し、コストを最小化したい送金業者等を対象としたソリューションで、実際に法定通貨をXRPに換金してから送金し、その後送信宛てのユーザーが利用する法定通貨に換金される。

またxCurrentやxRapid等、リップル社の提供する製品は多いが、実際に仮想通貨XRPをプロダクトの一部として利用するのはxRapidである為、一般的にはxRapidの採用が発表されることがXRPの価格上昇に影響を与えやすいと考えられている。

リップル社のその他の製品との違いについてはこちらから

リップル社プロダクト(RippleNet、xCurrent、xRapid、xVia)の違いと採用企業まとめ
リップル社のプロダクト(RippleNet、xCurrent、xRapid、xVia)と採用企業をまとめました。Rippleのプロダクトのうち、XRPが利用されるのはxRapidです。提携企業がどのプロダクトを採用するかに注意が必要です。
▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

MIT後援の送金プラットフォームSendFriendがリップル社の『xRapid』を導入|最大65%の手数料削減に貢献
米名門大MITが後援するブロックチェーン基軸の国際送金プラットフォームSendFriendは、リップル社の高速決済システム『xRapid』の導入を発表。送金手数料を半分以下まで削減できたとxRapidを賞賛した。
三菱UFJ銀行、リップル社技術を利用する「日本-ブラジル間」国際送金システムの開発へ
三菱UFJ銀行と子会社のBanco MUFG Brasil S.A.は、サンパウロに拠点を置くブラデスコ銀行と共に、リップル社の先端技術を利用して新たな国際間決済技術の開発で協力を進めていくとの覚書締結を発表。高速かつ透明性・追跡性に優れた国際送金システムの実用化・商用化を目指すとしている。
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トランプ演説の失望売りでBTC50万円下落やXRP現物ETFのローンチ予測など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|リップル社CEOの対SEC裁判終結宣言に高い関心
今週は、スタンダードチャータードによる仮想通貨イーサリアムの価格予測の下方修正、リップル社CEOによる対SEC裁判終結宣言、トランプ大統領のカンファレンスでの発言に関するニュースが最も関心を集めた。
03/22 土曜日
13:40
豪政府、仮想通貨のイノベーション促進政策へ 4つの計画を発表
オーストラリア財務省が仮想通貨を含むデジタル資産のイノベーション促進策を発表した。取引所規制やステーブルコイン枠組みなど4つの戦略で世界的リーダーを目指す。
13:05
トランプ大統領のサックス特命官、UAE高官と仮想通貨・AI投資協力を協議
米ホワイトハウスのサックス特命官がUAEタヌーン氏と会談。AI、仮想通貨、技術投資について協議し、「スターゲート」プロジェクトへの70億ドル投資準備が報じられた。両国の技術・経済分野での協力強化へ。
11:25
日本の物価3%高騰、仮想通貨市場に与える影響も
2月の日本インフレ率が3%に達し、日銀追加利上げ観測が強まる中、仮想通貨市場への影響が懸念される。米国の2022年インフレ時のFRB利上げがもたらした仮想通貨ベア相場の教訓から、投資家の警戒感が高まっている。
10:40
「関税と決算発表が仮想通貨市場の鍵」米コインベース週次レポート
米コインベースの最新レポートが仮想通貨市場の現状と見通しを示す。世界貿易政策の不確実性と決算発表の影響、さらに増加する機関投資家の仮想通貨投資意欲を解説している。
09:45
MegaETH、毎秒2万取引を処理可能なパブリックテストネット開始
イーサリアムスケーリングの新アプローチ「MegaETH」がパブリックテストネットを開始。10ミリ秒ブロックタイムと2万TPSを実現し、最終的には10万TPSを目指す。
08:40
バイナンス、22銘柄の上場廃止投票を開始
仮想通貨取引所バイナンスは、コミュニティ共同ガバナンスメカニズムによる上場廃止投票の第1回を開始。ジャスミー、ジーキャッシュ、FTXトークンなど22のデジタル資産が対象となっている。
07:55
コインベース、デリビット買収交渉が最終段階に
Deribitを買収へ 米仮想通貨取引所大手コインベースが、ビットコインとイーサリウムのオプション取引で世界最大のデリビット(Deribit)の買収交渉を進めていると、ブルーム…
07:25
「3600万超のアルトコインがビットコインの地位を強化」アナリスト考察
仮想通貨ビットコインアナリストJesse Myers氏が「アルトシーズンが永久にキャンセルされた」と主張。3600万超のアルトコインの出現がビットコインのドミナンスを強化する3つの理由と「キャッチ22」パラドックスを解説。
06:25
ストラテジー社、ビットコイン追加購入のため調達額を1000億円に引き上げ
仮想通貨ビットコイン追加購入のために、ストラテジー社は優先株発行規模を当初計画から45%増の7億2250万ドルに引き上げた。
06:02
米SECの仮想通貨タスクフォース始動、規制アプローチの転換点に
米SECが初の仮想通貨タスクフォース円卓会議を開催した。ゲンスラー時代の「執行による規制」からの脱却を図り、パース委員主導で新たな規制枠組みを模索していく。
03/21 金曜日
17:11
GMOコイン、ステーキングの報酬率向上とソラナなど手数料半額キャンペーン発表
GMOコインがポルカドット、コスモス、ソラナのステーキング報酬率を大幅に向上。最大で前年比2倍超の報酬率を実現し、2025年4月には手数料半額キャンペーンを実施。暗号資産保有だけで効率的に報酬を得る。
16:18
SBI北尾会長が語る仮想通貨市場の未来と戦略|FIN/SUM2025
SBIホールディングス会長がFIN/SUMで野心的成長目標を発表した。「今世紀最大の革新的技術はブロックチェーン」と断言し、急成長する仮想通貨市場を背景にデジタルスペース戦略を展開する。リップル(XRP)と提携する中、今後の展望を示した。
13:50
ストラテジーのセイラー会長が語る「ビットコインの21の真実」とは
ストラテジー社会長マイケル・セイラーがデジタル資産サミットで語った『ビットコインの21の真実』を詳説した。イデオロギー、デジタル商品、エネルギーネットワークに始まり、「新たな太陽系」としての見解など、セイラー氏のビットコイン観は果てしなく大きい。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧