はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

速報:海外の仮想通貨取引所Liquiが「閉鎖」を発表|草コインへの影響は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

海外取引所Liquiがサービス終了へ
仮想通貨取引所Liquiが、サービスの停止、取引所自体の運営を中止することを公式サイトで発表した。「草コイン取引所」として、アルトコイン全盛期を支えた取引所で、多くのアルトコインが上場している。

海外取引所Liquiがサービス終了へ

海外の仮想通貨取引所Liquiが、サービスの停止、取引所自体の運営を中止することを公式サイトで発表した。(※日本の大手取引所「Liquid by Quoine」とは無関係)

出典:Liqui

ホームページに掲載されている文書には「流動性の低下を理由に全ての口座、およびサービス停止」と綴られており、発表がされた本日から30日以内はLiquiに入金している仮想通貨の出金が可能であるものの、30日が経過した後は「サイトの継続した運営を保証できない」と、完全終了する内容が掲載されている。

仮想通貨取引所Liquiは昨年9月と10月に総計20種以上の仮想通貨銘柄の上場廃止を発表していた。

閉鎖による影響は?

今回取引所の閉鎖を発表したLiquiは、仮想通貨のアルトコインやICOブームを支えた取引所で、大手取引所で厳しくなる上場審査の中で、かなり審査があまいと見られていたほど、時価総額の低い(いわゆる草コイン)通貨やICOが終わったばかりの通貨も上場していた。

2017年の仮想通貨市場は、ビットコインが高騰し、それに続き主要アルトコインが大きく値を伸ばしたことで、次に高騰する通貨を探す動きが盛んになっていたが、同取引所は、それらの需要の恩恵を受ける形で、急成長した取引所の一つとなる。

しかし、1年を超える仮想通貨市場の下落を受け、市場の関心が大きく低下、アルトコインの中でも時価総額の低い通貨への関心低減は著しく、草コインで需要があったLiquiも、現在では全世界の取引所出来高ランキングで160位に転落(最盛期は10位いないの時もあった)。仮想通貨バブルの影響を大きく受けているといえるだろう。

出典:CoinMarketCap

ある意味で、日本人に馴染みのある取引所であるLiquiだが、すでに本日の出来高は10万ドルに留まっており、CoinMarketCap上で表示される全仮想通貨市場の出来高に対する比率は0.0006%であることからも、売り圧力などによる相場への影響は限定的であると言えるだろう。

ただ、もともと出来高の低い草コインは、その低い出来高でも影響が出る可能性や、有名な取引所が閉鎖するといった投資家心理の減退につながる可能性は否定できない。

すでに下落基調の煽りを受けている草コインは特に、今回の相場の影響には注意したい。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

【速報】仮想通貨取引所Liqui:10月27日付けで12種類の仮想通貨上場廃止へ|AE、0xも含む
2018年10月27日 12: 00(UTC時間)、日本時間で、2018年10月27日(土)21:00に12個の仮想通貨が上場廃止になると発表があった。
仮想通貨取引所「セキュリティランキング」TOP100発表|コインチェックなど日本の取引所も6社ランクイン
サイバーセキュリティ企業HACKENと同社が運営するメディアCERが、仮想通貨取引所のセキュリティ調査を行い、上位100の取引所を公表した。バイナンスやコインベースなどが上位にランクインしたほか、コインチェックやビットフライヤーを含む国内取引所も名を連ねた。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者11,000名突破。

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/07 金曜日
14:00
トランプ大統領のミームコイン宣伝は連邦法違反か、米非営利団体Public Citizenが調査要請
米消費者権利擁護団体Public Citizenが、トランプ氏によるTRUMPコインの宣伝行為が連邦法に違反する可能性があるとして、司法省と政府倫理局に調査を要請。外国からの贈与に関する懸念にも言及した。
13:20
VanEck予測、ソラナの価格が2025年末に520ドルに達する可能性 M2マネーサプライの視点から
米大手資産運用会社VanEckは、仮想通貨ソラナの価格目標を2025年末に520ドルと予測している。この予測は、ソラナがスマートコントラクトプラットフォーム市場における年末時点での市場シェアを基に評価されている。
11:34
米雇用統計控えビットコイン揉み合う、暴落局面の韓国市場では大規模な資金移動観測か
ビットコインなど仮想通貨市場は米雇用統計の発表を控え様子見ムード。トランプ政権下での米中貿易摩擦懸念から投資家心理は悪化する一方、ETFへの現物償還オプション検討や韓国市場でのXRP(リップル)買い需要など、注目材料も浮上している。
10:50
ドイツ右派政党、ビットコインなど仮想通貨の大幅規制緩和を掲げる 解散総選挙で
ドイツ総選挙を前に、右派政党AfDがビットコインなど仮想通貨の規制緩和を公約に掲げた。CBDCには反対姿勢を示している。
10:15
トランプ一家のワールド・リバティ、戦略的準備金を計画
トランプ一族が支援するDeFiプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」は6日に、47万ドル相当のONDOトークンを追加購入した。Ondoは独自のブロックチェーンをローンチする計画だ。
08:35
米雇用統計発表を控え低調なビットコイン|仮想NISHI
仮想通貨市場は、ビットコイン価格が継続的に10万ドルを下回り、低調な状態となっている。米国雇用統計の発表を控え、リスク資産への資金流入が抑制されている状況にある。
08:20
トランプ大統領のメディア企業、ビットコインETFなどの商標登録を申請
申請された商標には、「Truth.Fi Made in America ETF/SMA」「Truth.Fi U.S. Energy Independence ETF/SMA」「Truth.Fi Bitcoin Plus ETF/SMA」が含まれており、大統領初のビットコインETFの実現可能性に注目が集まった。
07:40
複数のXRP現物ETF、米Cboeが手続き開始 正式な審査へ 
これらの動きは、仮想通貨擁護派であるトランプ政権下のSECが規制を緩和しイーサリアム以外のアルトコイン銘柄のETF市場を拡大するという業界からの期待を反映している。
07:15
仮想通貨の一部取引を非課税にする法案、チェコの大統領が署名
チェコの大統領は、一定の条件を満たした仮想通貨の利益を非課税にする法案に署名。近く法制化したルールを公開するとみられる。
07:02
ビットコイン今後の価格、大幅調整の可能性 アーサー・ヘイズ氏分析
仮想通貨取引所BitMEXの共同創設者であるアーサー・ヘイズ氏は、昨年トランプ氏の再選可能性が高まったことで急上昇したビットコイン価格について、2024年第4四半期の水準である7万ドルから7万5000ドルまで下落する可能性が高いとの見方を示した。
06:25
グレースケールのライトコインETF申請に進展、SECが意見公募の手続きを開始
米国証券取引委員会は6日、グレースケール社のライトコインETF提案に関して一般からのコメントを募集すると発表した。正式な審査手続きに入ることとなった。
06:10
イーサリアムの大型アップグレード「ペクトラ」、実装の日程が明らかに
仮想通貨イーサリアムの次期アップグレードPectra(ペクトラ)に関するより具体的な実装日程が明らかとなった。
02/06 木曜日
18:00
仮想通貨トランプ(TRUMP)のトレードとエアドロップ戦略|ハイパーリキッドの使い方
仮想通貨TRUMPの取引方法とエアドロップ獲得のポイントを解説。ハイパーリキッドでのレバレッジ取引の始め方から、リスク管理まで網羅。次回のエアドロップに関する情報も提供。
17:20
コイントレード、複利ステーキングサービスを開始 自動再投資型で長期運用ニーズに対応
暗号資産販売所CoinTradeが、ステーキング報酬を自動で元本に組み入れる無期限の複利運用サービスを開始。ETH、SOLなど10銘柄に対応し、90日ごとの更新が不要に。
14:50
日本のApp Store、Bybitなど複数の海外取引所アプリの新規インストールを制限か
「Apple社が日本のApp Storeで、Bybit、Bitget、MEXCなど主要海外取引所アプリを非表示に。金融庁による未登録業者への警告との関連性が指摘される中、各社の対応や日本のユーザーへの影響が注目される。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧