CoinPostで今最も読まれています

カリフォルニア州の市政府でランサムウェア 75 BTCを要求

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CA州の市政府、BTCのランサムウェア攻撃被害
米CA州のLodi市の行政部責任者は1日、4月に起きたデータシステムなどの障害がBTCを要求するランサムウェア攻撃によるものだったと明かした。同市は犯人の要求に応じず、システムの復旧に成功。

CA州の都市、BTCのランサムウェア攻撃被害

米カリフォルニア州にある位置するLodi市の行政部責任者が、4月に起きたデータシステムと電話回線の障害がビットコインを要求するランサムウェア攻撃によるものであったことを明かした。

犯人は市政府のコンピューターシステム(警察を含む)を復旧を条件として、75BTC(当時約4300万円)の仮想通貨を身代金として要求した。しかし、政府の責任者は犯人の要求に応じず、バックアップをもとにシステムを立て直したと伝えた。

なお、サイバーセキュリティ専門チームの協力のもとで、Lodi政府はパブリック情報が漏洩していなかったことを確認できたという。なお、4月に起きたことを現在報告したのは、弁護士による守秘義務が要因であったと伝えた。

このような政府機関を標的に、ビットコインの支払いを狙ったランサムウェア攻撃は米国では多発していた。

今年の5月には、メリーランド州の最大都市であるボルティモア市。6月にはフロリダ州のリビエラ・ビーチ市も同じような攻撃を受けた。リビエラ・ビーチ市の事件では、システム復旧の目処が立たなかったことから、65BTCの要求に応じた。

ビットコインで支払いが行われたことで、同様の事例が相次ぐことも警戒されている。

取引所間ではユーザーの個人情報・取引履歴等まで共有することを必須化されるなど、世界的なKYC強化の流れなどを受け、フィアット出金をする際の停止措置などで、ランサムウェアにおけるビットコインの要求にも一定の改善が期待できるかもしれない。

関連FATF・V20

参考資料:Lodi市、ビットコイン身代金事件

CoinPostの注目記事

ビットコイン(BTC)85%が採掘済み 120年先を目処に残り約300万枚
ビットコイン(BTC)の発掘済み通貨が、最大発行枚数の85%に達した。現時点で2100万枚中1785万枚が採掘済みとなり、2140年を目処に残り300万枚のマイニングを行う。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧