CoinPostで今最も読まれています

アバランチに新たな採用事例──『俺だけレベルアップな件』のWeb3ゲームがローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3ゲームをローンチ

IP(知的財産)を扱うWeb3ソーシャルプロトコル「Otherworld」は24日、『Solo Leveling(日本語名:俺だけレベルアップな件)』のデジタルコレクティブルプラットフォームをローンチしたことを発表した。

プラットフォームの名称は「Solo Leveling:Unlimited(SL:U)」。現在はクローズドベータ版で、使用するにはアクセスコードが必要になる。SL:Uはアバランチのネットワーク上に構築されている。

関連アバランチ(AVAX)の価格・チャート|今後の将来性や買い方を解説

Solo Levelingは、Chugong氏による原作・原案の韓国の小説・漫画がもとになっている。この原作は、アニメ、ドラマ、ゲームとマルチメディアで展開しており、ウェブ漫画の閲覧数は世界で合計140億超に上るという。日本では22年7月、邦題をつけてアニメプロジェクトとして始動することが発表されていた。

SL:Uはアバランチの技術を使用して開発されていて、OtherworldはカスタマイズしたL1ブロックチェーンを構築している。ガス代なしでNFTの取引が行えるようにするなどして、暗号資産(仮想通貨)に精通していないユーザーでも使えるようにすることを目指しているという。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

Otherworldは今後、このブロックチェーンプラットフォームを、K-POPグループやウェブ漫画のIPのために使うことも計画しているようだ。

OtherworldのCEOは今回、アバランチからの発表に以下のコメントを寄せた。

Web3サービスを普及させるには、3つの問題を改善する必要がある。それは、ウォレットでログインしなくてはならないこと、送金に手数料がかかること、支払いに仮想通貨を使わなくてはいけないことである。

Otherworldは、これらの問題を解決できるようなサービスを提供していきたい。

関連コナミやネクソン、企業がアバランチを採用する理由 AVAXの役割と買い方を解説

SL:Uの内容

Otherworldは19日、今回のローンチの前にSL:Uを紹介していた。その際、「SL:Uは、Otherworldの初めてのWeb3プロジェクトだ」と説明している。

原作に合わせたSL:Uのデジタルコレクティブルプラットフォームは、ユーザーがハンターになって「モンスターカード」や「エッセンスストーン」といったアイテムを入手・使用し、自身のハンターランクを上げていく内容になっている。そして、そのランクにもとづいて、報酬が得られる仕組みを導入した。

Otherworldは「SL:Uは、ユーザーが参加したくなる様々な魅力的な機能を提供する」と述べている。

関連初心者でもわかるAvalanche(アバランチ)とは|注目すべき点や将来性を解説

関連ブロックチェーンゲームでも税金が発生する?課税のタイミングやNFT取引における所得の注意点などを解説|Aerial Partners寄稿

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/24 火曜日
18:22
金融庁が資金決済法改正に向けた議論へ、ゲーム内仮想通貨などの取り扱いを巡り前進=日本経済新聞
金融庁は、資金決済法の改正に向けた金融審議会の作業部会にて、事業会社が暗号資産(仮想通貨)を扱いやすくするための仕組み作りについて議論する。ゲーム内の暗号資産が取り扱いやすくなれば、国内大手ゲーム企業の参入が期待できる。
16:33
中国系マイニングプール、依然としてビットコインハッシュレートの市場シェア55%を占める
中国政府による仮想通貨マイニングの禁止にもかかわらず、中国系マイニングプールがビットコインハッシュレートの55%を占有していることが明らかになった。禁止令の実効性に疑問の声も上がっている。
15:36
セレス株がストップ高、100株以上保有者に対する仮想通貨の「株主優待」新設を好感
グループ会社で暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するセレス株がストップ高で取引を終えた。株主優待制度の新設で100株以上の株主に対し、10000円相当の仮想通貨が付与されることが発表され、配当含め実質利回り9%超になることが買い材料視された。
15:00
仮想通貨投資商品に460億円の週次流入 米FRB利下げ受け回復傾向
コインシェアーズによる最新レポート。FRB利下げが追い風でビットコイン商品は純流入を記録。一方イーサリアム商品から流出が続く。
13:06
ブラックロック、ビットコインETFの一部懸念をめぐりコインベースに契約修正を要求
ブラックロックがビットコイン現物ETF「IBIT」の資産管理透明性向上へ。12時間以内の引き出し処理を要求。市場の憶測に一石を投じる。
12:28
ビットコイン上昇一服、機関投資家の先週の資金フローは3億2100万ドルの純流入に
暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が65000ドルのレジスタンスラインで売り優勢に。前週比ではアルトコインが強気に買われ、ビットコインをアウトパフォームした。
10:31
モジュラー型BC「Celestia」、143億円を調達
モジュラー型ブロックチェーンのCelestiaは、約143億円の資金を調達したことを発表。これからVisaを超えるネットワークの構築を目指すと説明している。
10:20
STEPN GO、アディダスNFTスニーカーをリリースへ
STEPN GOと提携する大手スポーツウェア企業アディダスが、限定のNFTジェネシススニーカー第二弾を抽選販売することを発表した。仮想通貨GMTを1口10000GMTロックアップすることで抽選に参加でき、抽選確率を上げることもできる。
09/23 月曜日
14:30
Cathedra Bitcoin、マイニング事業から軸足移す データセンターとビットコイン購入戦略に転換へ
Cathedra Bitcoinはマイニング事業からデータセンター運営へ転換。米マイクロストラテジーのようなビットコイン購入戦略も導入へ。
14:20
コインベース、cbBTCのソラナネットワーク導入計画を明かす ビットコインのDeFi活用促進へ
コインベースがcbBTCのソラナ導入を計画。仮想通貨ビットコインのDeFi活用拡大を狙う。競合WBTCはアバランチなどに展開したところだ。
14:13
「デジタル資産などの革新的技術を奨励する」ハリス副大統領が仮想通貨に初言及
米民主党大統領候補カマラ・ハリス副大統領が公の場で初めて仮想通貨に言及した。ニューヨーク市の資金調達イベントで、AIやデジタル資産など革新的技術の奨励と消費者保護の両立を強調した。
12:00
共有型のAI経済を目指す、分散型AIブロックチェーンの可能性 Sahara AI CEOインタビュー|WebX2024
グローバルWeb3カンファレンス WebX2024で、パネリストとして登壇した「Sahara AI」のショーン・レン最高経営者がインタビューに応じ、日本ではまだ馴染みの薄いSahara AIについて、背景やビジョンについて語った。
09/22 日曜日
18:00
ソラナ財団幹部に独自取材|WebX2024
ソラナ財団幹部のダニエル・アルバート氏をCoinPostが独自取材。仮想通貨ソラナのエコシステムの現状、ソラナスマホの普及、今後のビジョンなどについて質問した。
12:00
仮想通貨(暗号資産)IEOによる所得の税金はどうなる?確定申告時のチェックポイント|Aerial Partners寄稿
暗号資産(仮想通貨)の損益計算サービス「Gtax」を提供する株式会社Aerial Partners所属の税理士が、IEO(Initial Exchange Offering)に関する煩雑な税金計算や確定申告に関してわかりやすく解説。国内最大手暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostに寄稿しました。
11:30
利下げサイクル突入でビットコインETFへの資金流入に注視したい|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストがビットコイン(BTC)相場を分析。FOMC明けの今週の対円相場は利下げサイクル突入でしっかりとした推移に。1BTC=64,000ドル〜65,000ドルエリアの上抜けに成功すれば、下降チャネル上限の上抜けも視野に入る。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧