CoinPostで今最も読まれています

中国の中央銀行が独自仮想通貨を開発か 「2019年後半の重要業務」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

独自の仮想通貨発行が重要業務
中国の中央銀行にあたる「中国人民銀行」が、独自の仮想通貨発行に向け、動きを加速させると発表。2019年後半の重要業務として、仮想通貨の動向や規制について調査を強化していく。

中国の中銀仮想通貨に関して発表

中国の中央銀行「中国人民銀行」が、独自の仮想通貨発行に向けて動きを加速させるとの発表を行なった。現時点では開発を進めているが、実際に発行されるかは明記されていない。

本内容は、2019年後半の重要業務について話し合われたビデオ会議で公表。国内及び海外の仮想通貨動向に関する調査も強化していく意向を示した。規制担当者も仮想通貨について言及し、世界の動きを綿密に調べると述べた。

中国では、2014年からデジタル通貨に関する研究が行われている。中国人民銀行の調査局の代表を務めるWang Xin氏は、フェイスブックが主導する仮想通貨リブラのプロジェクトなどが国際金融へ与える影響を考慮し、独自仮想通貨についてリサーチ段階から開発段階への移行に迫られていると述べていた。今回の会議内容は、2019年後半の中国人民銀行としての重要業務へと実行を見据えたフェーズに移行したことを示す。

先月の26日には中国の4大商業銀行の1行「中国銀行」が、ビットコインの歴史や投資リスクなどについて、教育目的で図解インフォグラフィックを掲載した。中国は政府によって仮想通貨禁止統制が敷かれているため、公にビットコインなどの仮想通貨について言及されることはほとんどなかったが、中国国内における仮想通貨と金融市場の捉え方に変化が起きている可能性にも注目したい。

参考資料:pbc.gov.cn

CoinPostの関連記事

【速報】米小売大手ウォルマート、独自仮想通貨を開発中か
米ウォルマートはブロックチェーンを利用する独自ステーブルコインの特許を申請に出した。米ドルなどの法定通貨に準拠する特徴が仮想通貨リブラに類似すると見られる。
送金大国フィリピンの銀行が独自仮想通貨を発行|ブロックチェーンを活用した銀行取引は同国初
フィリピンの銀行UnionBankが、独自のステーブルコイン(PHX)を発行した。ブロックチェーンを活用した取引を実施する銀行は同国初。出稼ぎ労働者が多いフィリピンで、送金の効率化や透明性向上を狙う。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧