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ビットコイン年初来高値迫る、ソラナ(SOL)高騰で時価総額4位に浮上

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マクロ経済と金融市場

21日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日比322ドル(0.87%)高、ナスダック指数は185.9ポイント(1.2%)高で取引を終えた。

20日には、年末を前に利益確定売りが先行して急反落する場面もあったが、依然としてFRB(米連邦準備制度)の早期利下げ観測が相場を後押ししている。背景には、金利低下や米連邦準備理事会(FRB)のハト派転換があり、ビットコイン(BTC)相場など暗号資産(仮想通貨)にも追い風となっている。

暗号資産(仮想通貨)関連株では、米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベースが3.6%高となったほか、マイニング大手のマラソンデジタルが前日比10.8%高、Hut 8が7.11%高と高騰した。

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仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は前日比1.72%高の1BTC=44,131ドルに。

BTC/USD日足

早ければ来年1月上旬にも予想されるビットコイン現物ETF(上場投資信託)の承認期待を背景にスピード調整の様相を呈している。

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ビットコインETF特集

Ali氏はイーサリアム(ETH)について、アセンディングトライアングル上抜けからのリターンムーブを確認していると指摘。ターゲットの1ETH=3,500ドルを見越すのであれば、2,150ドル〜1,900ドルは理想的な買い集めゾーンになる可能性があるとの見方を示した。

イーサリアム(ETH)は、Shapellaハードフォーク後のメジャーアップグレード「Dencun」を控えている。Dencunの最初のテストネットについて、コア開発者は24年1月17日を掲げており、メインネット実装は2月下旬頃が想定される。

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アルトコイン市場

ソラナ(SOL)が前日比17.3%高の98.8ドルまで高騰し年初来高値を更新。これに伴い、時価総額ではXRPに続いてBNBを追い抜き4位に浮上した。ステーブルコインテザー(USDT)を除外すればイーサリアム(ETH)に次ぐ3番手に位置する。

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ソラナ(SOL)は、主要支援者として知られた大手暗号資産取引所FTX及びアラメダ・リサーチが昨年11月に破綻し、一時はブロックチェーンの存続すら危ぶまれた。今年8月には米破産裁判所がFTXの保有資産(仮想通貨)の清算に関する許可を与え売り圧力懸念が持ち上がる場面もあったが、結果的にソラナエコシステムの底堅さを示し、需要が供給を上回った格好だ。

ソラナ圏で相次ぐ高額エアドロップを巡る動きをはじめ、次世代バリデータークライアントのSolana2.0 Firedancerを巡る思惑もあり、DeFiプロトコルへの預け入れ総額を示す「Total Value Locked(TVL)」も過去3週間で2倍になるなど大幅に増加した。

ピーク時のTVLと比較すると遠く及ばないが、伸び代があるとの見方もある。

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