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CoinPost 仮想通貨ニュース大賞|2022

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2022年のニュース総決算

今年は、約2年間にわたって世界中で猛威を奮っていた新型コロナウイルスの影響が収束し始めた1年間と言える。各国のコロナへの対策も緩和され、徐々に観光客の来国がコロナ前に戻りつつある。現在開催中のW杯も大いに盛り上がりを見せている。

経済面では、アメリカをはじめとした多くの国が昨年行った金融緩和を引き締め方向へと転換したため、利上げが目立つ局面が多かった。特にアメリカの利上げは、株式市場の下落や円安に大きなインパクトを与えたと言える。

一方、暗号資産(仮想通貨)業界に目を向けるとネガティブなニュースが多かった。USTの崩壊、FTXの破綻など業界をリードしていたプロジェクトの破綻を受け、業界全体が下落する結果となった。しかし、同時に業界外でのWeb3の認知度も拡大した1年でもあった。Web3に参入を表明した企業数は昨年以上となり、よりWeb3が一般化したという見方もできる。

そんな2022年に業界を騒がせた暗号資産(仮想通貨)ニュースを1年間の振り返りとしてリストアップ。また、ビットコイン(BTC)、日経平均、ダウ平均、金の価格(月の終値)も掲載する。

また、その月の景気観の指標として、内閣府の月例経済報告から景気判断の部分を引用した。

1月〜3月──新型コロナの影響縮小とウクライナ情勢の悪化──

感染対策に万全を期し、経済社会活動が正常化に向かう中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直しつつあった。しかし、2月末からのロシアのウクライナ侵攻により、原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、供給面での制約等による経済の下振れリスクに注意する必要があった。

1月

■時事ニュース

  • 新型コロナのまん延防止、34都道府県に
  • 米男子ゴルフ松山、アジア勢最多タイの8勝
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和される中で、このところ持ち直しの動きがみられる。──

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:38,491ドル(−16.71%)

    日経平均:27,001円(−6.22%)

    ダウ平均:35,131ドル(−3.32%)

    NY金先物:1,796ドル(−1.76%)

    2月

    ■時事ニュース

  • 将棋の藤井聡太、最年少「五冠」達成
  • ロシアがウクライナに軍事侵攻
  • 北京五輪開催、日本のメダル過去最多18個
  • ■内閣府の月例経済報告

    ー景気は、持ち直しの動きが続いているものの、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残る中で、一部に弱さがみられる。ー

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:43,178ドル(+12.18%)

    日経平均:26,526円(−1.76%)

    ダウ平均:33,892ドル(−3.53%)

    NY金先物:1,900ドル(+5.81%)

    3月

    ■時事ニュース

  • ウクライナ大統領が国会演説
  • 世界フィギュア、坂本&宇野が初優勝
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、持ち直しの動きが続いているものの、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残る中で、一部に弱さがみられる。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:45,517ドル(+5.42%)

    日経平均:27,821円(+4.88%)

    ダウ平均:34,678ドル(+2.32%)

    NY金先物:1,954ドル(+2.80%)

    4月〜6月──景気の持ち直しへ──

    中国で再びコロナウイルスの感染が拡大した。しかし、国内の感染状況にはそれほど影響を与えず、外国人観光客の受け入れ再開など経済再開を告げる政策が実行された。その結果、前四半期同様に景気の持ち直しが加速する結果となった。一方、依然としてウクライナ情勢のリスクや中国における経済活動抑制の影響などはリスクとして残っていた。

    4月

    ■時事ニュース

  • ロッテ佐々木朗希投手が完全試合を達成
  • 知床観光船の沈没事故
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中で、持ち直しの動きがみられる。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:37,639ドル(−17.31%)

    日経平均:26,847円(−3.50%)

    ダウ平均:32,977ドル(−4.91%)

    NY金先物:1,911ドル(−2.16%)

    5月

    ■時事ニュース

  • バイデン米大統領が来日
  • 米大リーグ、大谷メジャー通算100号
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、持ち直しの動きがみられる。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:31,762ドル(−15.61%)

    日経平均:27,279円(+1.61%)

    ダウ平均:32,990ドル(+0.04%)

    NY金先物:1,848ドル(−3.31%)

    6月

    ■時事ニュース

  • ネット上の誹謗・中傷対策で「侮辱罪」厳罰化、改正刑法が成立
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、持ち直しの動きがみられる。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:19,924ドル(−37.27%)

    日経平均:26,392円(−3.25%)

    ダウ平均:30,775ドル(−6.71%)

    NY金先物:1,807ドル(−2.22%)

    7月〜9月──感染者数、再び増加へ──

    7月あたりから再び感染者数が増加しはじめた。しかし、政府は行動制限を伴わない対策を推進した結果、経済活動に大きな悪影響を与えることはなかった。

    また、ワクチン接種が普及したことで9月には感染者数が再び減少へと向かった。一方、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れ、それに伴う物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響がリスクとして残っている。

    7月

    ■時事ニュース

  • 安倍元首相が銃撃され死亡
  • フィギュアスケート羽生引退、プロ転向へ
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、緩やかに持ち直している。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:23,322ドル(+17.05%)

    日経平均:27,801円(+5.34%)

    ダウ平均:32,845ドル(+6.73%)

    NY金先物:1,781ドル(−1.41%)

    8月

    ■時事ニュース

  • 第2次岸田改造内閣発足
  • 大リーグ大谷、ベーブ・ルース以来の「2桁勝利、2桁本塁打」達成
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、緩やかに持ち直している。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:20,059ドル(−13.99%)

    日経平均:28,091円(+1.04%)

    ダウ平均:31,510ドル(−4.06%)

    NY金先物:1,726ドル(−3.12%)

    9月

    ■時事ニュース

  • エリザベス英女王が死去、国葬へ
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、緩やかに持ち直している。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:19,425ドル(−3.16%)

    日経平均:25,937円(−7.67%)

    ダウ平均:28,725ドル(−8.84%)

    NY金先物:1,672ドル(−3.14%)

    10月〜12月──第8波、拡大の恐れ──

    10月に入り、再び感染者が増加をはじめ、コロナ第8波への懸念が高まった。しかし、引き続き行動制限を伴わない政策が実施されており、現状経済が再び停止する恐れはないとされている。

    10月

    ■時事ニュース

  • 日銀、1ドル=150円突破で24年ぶり為替介入
  • ヤクルト村上、56号本塁打で日本新記録更新
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、緩やかに持ち直している。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:20,498ドル(+5.52%)

    日経平均:27,587円(+6.36%)

    ダウ平均:32,732ドル(+13.95%)

    NY金先物:1,640ドル(−1.87%)

    11月

    ■時事ニュース

  • 米中間選挙、共和党が下院の過半数を奪還
  • ■内閣府の月例経済報告

    ──景気は、緩やかに持ち直している。──

        

    ■仮想通貨市場

    【市場:価格(前月比)】

    ビットコイン:17,170ドル(−16.24%)

    日経平均:27,968円(+1.38%)

    ダウ平均:34,589ドル(+5.67%)

    NY金先物:1,759ドル(+7.27%)

    12月

    ■時事ニュース

  • W杯日本代表、ドイツとスペイン破り16強
  • ■仮想通貨市場

    各市場の終値はTradingViewを参照した。

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    注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
    11/22 金曜日
    11:26
    チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
    米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
    10:10
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    タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
    09:55
    Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
    約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
    08:20
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    07:50
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    仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
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    トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
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    米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
    06:08
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    トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
    05:45
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    仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
    11/21 木曜日
    17:00
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    暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
    16:59
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    大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
    15:27
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    ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
    13:10
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    ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
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    エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
    11:05
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    ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。

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    2024/12/01 09:30 ~ 20:00
    東京 墨田区文花1丁目18−13
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