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VeChain財団、総額27億円相当の仮想通貨VET買戻し計画を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

VeChain財団がVETの買戻しを発表
VeChain財団が、総額で2500万ドル(約27億円)相当のVETの買戻しを発表した。複数のフェーズをもって買戻しが行われるとしており、来月7月には最初のフェーズを実施するとしている。

VeChain財団がVETの買戻しを発表

VeChain財団は、同財団が開発する仮想通貨VETの買戻しを予定していることを発表した。総額は2500万ドル(約27億円)相当で、複数のフェーズをもって市場から買い戻される。

一時的に市場供給量が限定され、通貨価格に影響がでる可能性がある事例となるが、買い戻した通貨をバーンする訳ではないため、本質的な価値の上昇には繋がらないかもしれない。

買い戻し開始時期については、最初のフェーズを来月7月に予定。買戻し額は最低でも500万ドル(約5.4億円)以上になるとしている。

取得したVETについては財団の資金プールに投じられ、同資金を基準としたVeChainのガス(燃料)にあたる通貨「VTHO」を供給。それを開発者や企業が、VeChainThorブロックチェーン上でプロジェクトやビジネスを展開する際の支援などに利用するという。

また今回の買戻しの目的として、VeChainエコシステム内におけるスマートマネー及び価値の蓄積に使用される媒体としての、VETの機能の調査をあげている。

それらの目的において、トークンが財団のプールから供給されることなく、市場からの買戻しによって調達される点は注目に値するだろう。なお買い戻したトークンは次のアドレスに送金されるため、投資家も通貨の動きを確認することができる。

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VeChainは先月には、ウォルマート中国との提携を発表。ユースケースの拡大に期待感が高まっている。

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