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マネックス証券、NTTドコモとマネックスグループの3社による資本業務提携を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マネックスとドコモが提携

マネックス証券は4日、NTTドコモ及び親会社であるマネックスグループとの間での資本業務提携締結を発表した。

これに伴い、2024年1月4日(予定)以降、マネックス証券の連結会計上の親会社はNTTドコモに変わることになる。一方、マネックスグループもマネックス証券株式の約51%を間接的に保有し続けるという。

マネックスグループは、国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックの親会社。

NTTドコモは、日本において移動系通信の契約者数における事業者別シェアの36.1%を占め、ドコモショップという約2,160店舗の顧客接点チャネルを持ち、かつ「dポイントクラブ」というマーケティングプラットフォームを通じて約9,600万人の会員基盤を有している。

今回の提携を通じて、d払いアプリを利用した投資初心者向け資産形成サービスなどの提供も視野にある。

資本業務提携理由

資本業務提の主な目的として、証券会社の既存のビジネスモデルを進化させ、新たな資産形成サービスを共同で創出・提供するとしており、ブロックチェーン技術を用いたデジタル証券(ST)市場の展望も視野にある。

デジタル証券市場の次世代資金調達手段である「STO(Security Token Offering)」にも言及し、社会の流れとともに変容するさまざまなニーズに対応すべく、先進的な金融商品の開発・販売を検討することを強調した。

今回の提携により、NTTドコモの事業基盤を最大限活用し、マネックス証券の中・長期的成長を目指す。

NTTドコモはWeb3関連の新会社設立し、6000億円規模の投資を表明。暗号資産(仮想通貨)の発行・交換のほか、デジタルウォレットを一括で提供できる技術基盤の開発にも着手している。

22年10月には、国内発のプロジェクトであるAstar NetworkとWeb3普及の基本合意を締結した。

関連:NTTドコモ、Web3関連の新会社設立へ 6000億円を投資する方針=報道

関連:NTTドコモが小会社化、「マネックス証券」の強みとメリットは?

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