CoinPostで今最も読まれています

バイナンス前CEOのCZ氏、23年に資産が約3.5兆円増加=ブルームバーグ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CZ氏の資産

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスの前CEOであるチャンポン・ジャオ(CZ)氏の資産は、2023年の1年間で246億ドル(約3.5兆円)増加した。

現時点の保有資産は372億ドル(約5.3兆円)だが、この金額を概算している「ブルームバーグ」によると、CZ氏が保有するBNBとビットコイン(BTC)は含まれていないという。

ブルームバーグは長者番付のウェブページを公開していることに加え、26日にはCZ氏の資産に関する記事も公開した。その中で、CZ氏の資産は主にバイナンスの株式であると報じている。

CZ氏は11月、バイナンスが米国の法律に違反したことを認めて規制当局と和解した際にCEOを退任。この時に同社には合計43.6億ドルの罰金が課せられたが、同氏は23年にこの5倍超の資産を増やした計算になる。

関連バイナンスのCZ氏、CEO退任を正式発表 後任や今後の計画も説明

一方、ブルームバーグの同じデータによるとCZ氏の資産が最も多かったのは2022年初めだという。この時の保有資産は、およそ970億ドル(現レートで約13.8兆円)だった。

現在、ブルームバーグの長者番付でCZ氏は35位。1位はSNS大手X(旧ツイッター)などを率いるイーロン・マスク氏で、保有資産は2,320億ドル(約33兆円)である。

関連イーロン・マスク氏「仮想通貨について考える時間はあまりない」

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多い大手仮想通貨取引所を運営。他にもベンチャーキャピタル部門の活動や教育コンテンツの提供、慈善活動など幅広い事業を展開している。22年11月には、日本市場への進出を発表した。

▶️仮想通貨用語集

関連バイナンスが日本進出「Binance Japan(仮称)」とは?期待と影響を徹底解説

他の人の資産

仮想通貨業界ではCZ氏のほか、米取引所であるコインベースのブライアン・アームストロングCEOや、Gemini(ジェミナイ)を創設したウィンクルボス兄弟も資産を増やした。

アームストロング氏は23年、57.7億ドル増加させて資産は72.5億ドル(約1兆円)に。長者番付での順位は341位である。

ウィンクルボス兄弟は長者番付に名前は掲載されていないが、キャメロン氏とタイラー氏がそれぞれ14億ドル増やして保有資産は27億ドル(約3,844億円)となった。

2023年の終わりに向けて仮想通貨相場が上向いたことが、CZ氏らの資産を増やす大きな要因になったとみられる。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/09 木曜日
18:49
TOKEN2049で注目を集めたCoinW、セキュリティと透明性へのコミットメント
豪雨の中、8000人以上が参加したTOKEN2049で、CoinWが安全性と透明性をテーマにブランド力を際立たせた。有識者パネル等を通してプロモーション展開に注力し、世界をリードする暗号資産(仮想通貨)取引所としての地位を固める。
18:45
Astar zkEVM「Yoki Origins」NFTミントが150万枚突破、ユーザー基盤は月間100%増
Astar Networkが提供するイーサリアムレイヤー2「Astar zkEVM Powered by Polygon」のローンチに合わせた「Yoki Origins」キャンペーンでNFTミントが150万枚を突破。ユーザー基盤も月間で100%増加し、5月31日のフィナーレに向け盛り上がりを見せている。
15:00
米下院、SECによる仮想通貨保管のガイドライン覆す決議案を可決
米国連邦議会下院は、議会審査法に基づき、証券取引委員会が発行した仮想通貨の保管に関する会計公報121号(SAB121)を覆す決議案を可決した。ホワイトハウスはこの決議案に拒否権を行使すると警告した。
14:00
米ロビンフッド1Q決算報告 仮想通貨収益倍増
大手取引アプリ米ロビンフッドは2024年第1四半期(1~3月)の決算報告を発表。仮想通貨収益が前年同期比で倍増していた。
13:20
DeFimansが中高生向けにWeb3講座を開催 筑波大学附属駒場で
株式会社DeFimansが筑波大学附属駒場中・高等学校で中学1年生から高校2年生を対象にWeb3講座を開催。ブロックチェーンとAIの活用案を考えるワークショップなど次世代育成に注力。
12:00
米トランプ前大統領、NFT購入者と夕食へ 仮想通貨に肯定発言も
米トランプ前大統領は独自NFTの特典として購入者らと夕食をとって過ごす。トランプ氏は仮想通貨に対してさらに肯定的な発言をしたところだ。
11:10
トランプ前大統領が異例発言、仮想通貨業界を味方に
今回の発言を受け業界の一部からトランプ氏を次期大統領として支持する声が増えているが、政治家として支持者を得るためのリップサービスにすぎないとの懸念も見られている。
10:20
金融庁、デジタル証券(ST)の規制緩和へ
日本の金融庁はデジタル証券(ST)を普及させるため規制を緩和することがわかった。早ければ8月にも内閣府令を改正する計画である。
10:00
Polyhedra、ゼロ知識証明の生成スピードで業界標準を刷新
Polyhedra Networkが新たに発表したZK証明プルーバー「Expander」は、業界標準を超えるゼロ知識証明の生成スピードを実現し、セキュリティと効率を大幅に向上する。
07:45
コインチェック、ナスダック上場申請で進展
De-SPACで仮想通貨取引所コインチェックのナスダック上場を目指すTHCPは、SECに申請書類を提出したことを発表。その後にコインチェックは、登録書類を公開することを発表した。
07:20
zkSync基盤のSophon、ノード販売で93億円調達
ノード販売とは、Sophonチェーンのノードを運用するためのNFT(ERC-721規格)ライセンスの販売で、早期段階でプロジェクトの仮想通貨トークンを割引価格で入手させるいわゆるトークンセールの一種だ。
06:45
Core Scientific黒字転換、1Qに270億円相当のビットコインを採掘
米ナスダック上場の仮想通貨ビットコインマイニング企業コア・サイエンティフィック社は、2024年第1四半期に2,825 BTCを自己採掘した。しかし半減期による影響はまだ反映されていない。
05:40
マスターカード、トークン化RWAの決済試験でJPモルガンやシティと提携
現在の課題として、投資適格債のような証券と、商業銀行のお金のような資産は、それぞれ別のシステムで機能している。RSNを利用すれば、単一のプラットフォーム上でトークン化資産の決済手続きを行うことができる。
05/08 水曜日
20:31
日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」、先着順の読者限定割引コードを配布開始
国内最大手暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostが企画・運営するWeb3カンファレンス「WebX2024」。先着順の読者限定割引コードを配布開始しました。
15:06
EVM互換のZKロールアップとして関心を集める「Zircuit(ザーキット)」とは
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム財団からL2研究助成金を獲得し、大手VCのPantera Capitalなどから出資を受ける「Zircuit(ザーキット)」について解説。ステーキングプロトコルは約2ヶ月で30億ドル以上を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア